平取町
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びらとりちょう 平取町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(日高振興局) | ||||
郡 | 沙流郡 | ||||
市町村コード | 01602-1 | ||||
法人番号 | 5000020016021 | ||||
面積 |
743.09km2 | ||||
総人口 |
4,461人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 6人/km2 | ||||
隣接自治体 |
沙流郡日高町、新冠郡新冠町 十勝総合振興局:帯広市 胆振総合振興局:勇払郡むかわ町 上川総合振興局:勇払郡占冠村 | ||||
町の木 | カツラ | ||||
町の花 | スズラン | ||||
他のシンボル |
アカゲラ (鳥) ビラッキー (マスコット) | ||||
平取町役場 | |||||
町長 | 遠藤桂一 | ||||
所在地 |
〒055-0192 北海道沙流郡平取町本町28 北緯42度35分06秒 東経142度07分43秒 / 北緯42.58511度 東経142.12867度座標: 北緯42度35分06秒 東経142度07分43秒 / 北緯42.58511度 東経142.12867度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
平取町(びらとりちょう)は、北海道の日高振興局管内にある町。
概要
[編集]地名の由来はアイヌ語のピラウトゥルで「ガケの間」の意。同じ日高振興局管内の日高町・門別町と任意合併協議会を設置し、3町での合併協議をしていた。しかし、2004年(平成16年)9月6日に合併協議から離脱した。
地理
[編集]日高支庁西部山間に位置する。東部の日高山脈に由来する山岳地帯とそれに続く貫気別山周辺までの森林地帯は日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。
- 山: 幌尻岳(2053)、戸蔦別岳(1959)、糠平山(1350)、貫気別山(1318)、リビラ山(1291)、ハッタオマナイ岳(1021)、振内山(740)、三角山
- 河川: 沙流川、額平川、貫気別川
- 湖沼: 二風谷ダム
隣接している自治体
[編集]人口
[編集]平取町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 平取町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 平取町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
平取町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
[編集]- 1899年(明治32年) - 門別村ほか17村(富仁家村、菜実村、波恵村、慶能舞村、賀張村、佐瑠太村、平賀村、厚別村)戸長役場から平取村外8村(荷菜摘村、二風谷村、紫雲古津村、荷菜村、荷負村、長知内村、幌去村、貫気別村)戸長役場として独立する。
- 1916年(大正5年)3月 - 新冠村のアイヌ80戸が平取村へ強制移住[1]。
- 1919年(大正8年) - 右左府村戸長役場(現在の日高町)を分離する。
- 1923年(大正12年) - 二級町村制を施行、村名を平取村とする。
- 1954年(昭和29年) - 町制施行、平取町
- 1961年(昭和36年)4月5日 - 沙流川発電所の建設現場で作業員宿舎が雪崩で倒壊して11人が死亡する災害[2]。
- 1977年(昭和52年) - 平取温泉開業。
- 1997年(平成9年) - 二風谷ダム完成。
- 2003年(平成15年)8月9日 - 台風10号来襲、10戸が冠水の被害を受ける。
- 2004年(平成16年)9月6日 - 日高振興局管内の他町との合併協議から離脱した。
- 2007年(平成19年) - 沙流川流域が重要文化的景観に選定される。
- 2009年(平成21年)10月5日 - テレビ北海道(TVh)が市街地だけではあるが開局。(平取中継局・TVh初のデジタル新局)
- 2013年(平成25年) - 「二風谷イタ」、「二風谷アットゥシ」が伝統的工芸品に指定される。
姉妹都市・提携都市
[編集]経済
[編集]稲作、畑作、林業、畜産など。 びらとり和牛(牛肉)・トマト(ニシパの恋人)が知られる。
金融機関
[編集]- 苫小牧信用金庫 平取支店
農協
[編集]- びらとり農業協同組合(JAびらとり)
- 本所
- 振内支所
- 貫気別支所
郵便局
[編集]- 平取郵便局(集配局、055-01xx・03xx地域)
- 振内郵便局(集配局、055-04xx地域)
- 貫気別郵便局
- 荷負郵便局
- 平取二風谷簡易郵便局
宅配便
[編集]公共機関
[編集]警察
[編集]- 門別警察署
- 平取駐在所
- 荷負駐在所
- 振内駐在所
教育
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]過去に存在したが、現在は廃止されている。
バス
[編集]2021年(令和3年)4月1日のJR日高本線鵡川駅以南廃止に伴い、運行系統調整等が行われた[3]。
タクシー
[編集]- 平取ハイヤー
- 振内交通
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]文化財
[編集]登録有形文化財
[編集]- 北海道大学文学部二風谷研究室(旧マンロー邸)
重要有形民俗文化財
[編集]- 北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション - 萱野茂二風谷アイヌ資料館蔵
重要無形民俗文化財
[編集]- アイヌ古式舞踊 - 平取アイヌ文化保存会
重要文化的景観
[編集]- アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観
町の文化財
[編集]- びらとりすずらん群生地(芽生地区)
名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 平取町立二風谷アイヌ文化博物館
- 萱野茂二風谷アイヌ資料館
- 二風谷ファミリーランド
- 振内鉄道記念館
- びらとり温泉
- びらとりすずらん群生地
- 義経神社
- 義経資料館
- ニセウ・エコランド
- 平取カントリークラブ
祭事・催事
[編集]名産品
[編集]- 健康豚(ハム、ソーセージ)
- 和牛(びらとり和牛)
- トマト(ニシパの恋人)
- トマト加工食品(トマトジュースなど)
- 木彫民芸品(アイヌ民芸品)
著名な出身者
[編集]- 伊福部達(工学者、東京大学名誉教授、北海道大学名誉教授)
- 遠藤桂一(政治家、平取町長)
- 貝澤耕一(平取アイヌ文化保存会事務局長、NPO法人チコロナイ理事長)
- 貝澤正(元北海道ウタリ協会副理事長、元平取町議会議員)
- 貝澤藤蔵(アイヌ民族の社会活動家)
- 萱野茂(アイヌ文化研究者、参議院議員)
- 萱野志朗(アイヌ民族党代表、萱野茂二風谷アイヌ資料館館長)
- 楠孝志(中央競馬元騎手)
- 鳩沢佐美夫(小説家。創作活動を通じて民族の解放を訴えた)
- 平村ペンリウク(アイヌ指導者、平取コタンの首長)
- 福居良(ジャズピアノ奏者、アコーディオン奏者)
- 松前ピリカ(民謡歌手)
ゆかりのある人物
[編集]- 後藤彦三郎(日東格魯謨鉱業常務取締役、同社専務取締役、同社社長) - 平取町仁世宇の日東鉱山開坑。
脚注
[編集]- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、408頁。ISBN 4-309-22361-3。
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、151頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “日高地域広域公共バス時刻表” (PDF). 浦河町. 2021年4月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- びらとり (@biratori_pirka) - X(旧Twitter)
- 平取町 (kouhou.biratori) - Facebook
- 平取町立二風谷アイヌ文化博物館の公式サイト
- 二風谷アイヌ匠の道
- 沙流のアイヌ語(初級)