方丈貴恵
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経歴・人物
[編集]兵庫県生まれ、京都大学卒[1]。京都大学推理小説研究会に所属していた[1]。2018年、『遠い星からやって来た探偵』が第28回鮎川哲也賞最終候補作品になる[2]。2019年、『時空旅行者の砂時計』で第29回鮎川哲也賞を受賞しデビュー[1]。2023年には『名探偵に甘美なる死を』が、2024年には『アミュレット・ホテル』が第23回・第24回本格ミステリ大賞候補作となった[3]
ミステリ・ランキング
[編集]- 週刊文春ミステリーベスト10
- 2019年 - 『時空旅行者の砂時計』15位
- 2022年 - 『名探偵に甘美なる死を』19位
- このミステリーがすごい!
- 2020年 - 『時空旅行者の砂時計』22位
- 2022年 - 『孤島の来訪者』13位
- 2023年 - 『名探偵に甘美なる死を』27位
- 2024年 - 『アミュレット・ホテル』17位
- 本格ミステリ・ベスト10
- 2020年 - 『時空旅行者の砂時計』7位
- 2022年 - 『孤島の来訪者』7位
- 2023年 - 『名探偵に甘美なる死を』4位
- 2024年 - 『アミュレット・ホテル』9位
- ミステリが読みたい!
- 2022年 - 『孤島の来訪者』13位
- 2024年 - 『アミュレット・ホテル』18位
作品リスト
[編集]単行本
[編集]〈竜泉家の一族〉シリーズ
[編集]- 時空旅行者の砂時計(2019年11月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02562-5 / 2023年9月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-49921-1)
- 孤島の来訪者(2020年11月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02818-3 / 2024年1月 創元推理文庫 ISBN 978-4-488-49922-8)
- 名探偵に甘美なる死(2022年1月 東京創元社 ISBN 978-4-488-02856-5)
その他の作品
[編集]- アミュレット・ホテル(2023年7月 光文社 ISBN 978-4-334-91543-8)
- 収録作品:アミュレット・ホテル / クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人 / 一見さんお断り / タイタンの殺人
- 少女には向かない完全犯罪(2024年8月 講談社 ISBN 9784065367100)
アンソロジー(収録)
[編集]「」内が方丈貴恵の作品。
- 本格王2021(2021年6月 講談社文庫 ISBN 978-4-06-523828-8)「アミュレット・ホテル」 - 本格ミステリ作家クラブ 選・編
- 本格王2022(2022年6月 講談社文庫 ISBN 978-4-06-528273-1)「影を喰うもの」 - 本格ミステリ作家クラブ 選・編
- 黒猫を飼い始めた(2023年2月 講談社 ISBN 978-4-06-530632-1)「ゲラが来た」
- 推理の時間です(2024年1月 講談社 ISBN 978-4-06-534210-7)「封谷館の殺人」
単行本未収録作品
[編集]- 小説
- 「影を喰うもの」(講談社『小説現代』2021年9月号)
- 「ゲラが来た」(講談社「Mephisto Readers Club」2022年8月1日)
- 「封谷館の殺人」(講談社『メフィスト』VOL.6 2023 WINTER)
- 「ハイリスク・ハイリターン」(講談社「Mephisto Readers Club」2023年9月25日)
- 「ドゥ・ノット・ディスターブ」(光文社『ジャーロ』No.93 2024 MARCH)
- エッセイなど
- 「方丈貴恵 述」(光文社『新世代ミステリ作家探訪』若林踏 編、2021年6月)収録
- 「私的偉人伝」(集英社『小説すばる』2021年12月号)
- 「私の黒歴史」(KADOKAWA『小説 野性時代』2022年6月号)
脚注
[編集]- ^ a b c “第29回 鮎川哲也賞 決定”. 東京創元社. 2020年9月28日閲覧。
- ^ “第28回 鮎川哲也賞 決定”. 東京創元社. 2020年9月28日閲覧。
- ^ “大賞”. 本格ミステリ作家クラブ. 2024年5月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 方丈貴恵 (@kie_hojo) - X(旧Twitter)