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日米大学野球選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日米大学野球選手権大会
競技 野球
開始年 1972年
主催 全日本大学野球連盟
読売新聞
開催国 日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
開催期間 6月下旬-7月上旬
参加数 2
参加チーム  アメリカ合衆国
 日本
最多優勝  アメリカ合衆国 21回
公式サイト
日米大学野球選手権大会
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日米大学野球選手権大会(にちべいだいがくやきゅうせんしゅけんたいかい、: USA VS Japan Collegiate All-Star Series)は、毎年6月下旬から7月上旬に開催される大学野球対抗戦である。以前は毎年開催されていた。

概要

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第1回は1972年7月8日日本学生野球協会朝日新聞社の主催で開催。神宮球場で行われた第一試合では、来賓として出席した皇太子始球式を行った[1]。日程は7戦制(勝ち越しても7試合完全に行う)で行われ、5勝2敗で日本チームが総合優勝。それ以後は日本とアメリカのホーム・アンド・アウェー方式(開催年度による)を基本として行い、2007年の第36回大会まで、日本が15回、アメリカは21回の総合優勝を飾っている。日本はアメリカ主催の大会で一度も優勝したことが無かったが、第36回大会で初めて優勝した。

日本チームの構成メンバーは6月に開かれる全日本大学野球選手権大会の優秀選手や出場選手を中心に編成される。また全日本選手権大会に未出場チームの選手を対象にしたセレクションも行われ、若干名がその結果で選ばれる。

1990年代から2000年代初めには、開催球場の地元リーグ選出枠が設けられており各地3名程が選出されていた。

アメリカチームの構成メンバーはUSAベースボール(全米アマチュア野球連盟)により選手が編成される。

回次ごとの代表チーム及び戦績

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年度 回次 開催地 優勝 成績 最高殊勲選手 日本代表 米国代表
1972 第1回 日本 日本 5勝2敗 山口高志 詳細 詳細
1973 第2回 米国 米国 5勝2敗 ロイ・スモーリー 詳細 詳細
1974 第3回 日本 米国 4勝3敗 ハイジンガー 詳細 詳細
1975 第4回 米国 米国 5勝2敗 ピート・レッドファーン 詳細 詳細
1976 第5回 日本 米国 5勝2敗 バワーズ 詳細 詳細
1977 第6回 米国 米国 5勝2敗 デレク・タツノ 詳細 詳細
1978 第7回 日本 日本 4勝3敗 松沼雅之 詳細 詳細
1979 第8回 日本 米国 4勝3敗 ボン・ヘイズ 詳細 詳細
1980 第9回 米国 米国 6勝1敗 アッシュマン 詳細 詳細
1981 第10回 日本 日本 4勝3敗 松井智幸 詳細 詳細
1982 第11回 米国 米国 5勝2敗 ミューカ 詳細 詳細
1983 第12回 日本 日本 4勝3敗 竹田光訓 詳細 詳細
1984 第13回 米国 米国 6勝1敗 竹田光訓 詳細 詳細
1985 第14回 日本 日本 4勝3敗 園川一美 詳細 詳細
1986 第15回 米国 米国 4勝1敗 アザール 詳細 詳細
1987 第16回 米国 米国 3勝1敗 該当者なし 詳細 詳細
1988 第17回 日本 日本 3勝2敗 葛西稔 詳細 詳細
1989 第18回 米国 米国 4勝2敗 ボビー・マガヤネス 詳細 詳細
1990 第19回 日本 日本 4勝1敗 小池秀郎 詳細 詳細
1991 第20回 日本 日本 3勝2敗 伊藤博康 詳細 詳細
1992 第21回 米国 米国 4勝1敗 ダレン・ドライフォート 詳細 詳細
1993 第22回 米国 米国 3勝2敗 トッド・ヘルトン 詳細 詳細
1994 第23回 日本 日本 3勝2敗 山内泰幸 詳細 詳細
1995 第24回 米国 米国 3勝2敗 ウォーレン・モリス 詳細 詳細
1996 第25回 米国 米国 5勝0敗 試合毎に表彰 詳細 詳細
1997 第26回 日本 日本 4勝1敗 高須洋介 詳細 詳細
1998 第27回 米国 米国 3勝1敗 詳細 詳細
1999 第28回 日本 日本 5勝0敗 四之宮洋介 詳細 詳細
2000 第29回 米国 米国 3勝2敗 レニー・ディナルド 詳細 詳細
2001 第30回 日本 日本 3勝2敗 久保裕也 詳細 詳細
2002 第31回 米国 米国 3勝2敗 ブラッド・サリバン 詳細 詳細
2003 第32回 米国 米国 5勝0敗 ヒューストン・ストリート 詳細 詳細
2004 第33回 日本 日本 5勝0敗 大松尚逸 詳細 詳細
2005 第34回 日本 日本 3勝1敗 武内晋一 詳細 詳細
2006 第35回 米国 米国 3勝1敗1分 詳細 詳細
2007 第36回 米国 日本 3勝2敗 村松伸哉 詳細 詳細
2009 第37回 日本 日本 3勝2敗 中原恵司 詳細 詳細
2011 第38回 米国 米国 3勝1敗1分 詳細 詳細
2013 第39回
詳細
日本 日本 3勝2敗 関谷亮太 詳細 詳細
2016 第40回
詳細
日本 日本 3勝2敗 柳裕也 詳細 詳細
2017 第41回 米国 米国 3勝2敗 アンドリュー・ボーン 詳細 詳細
2018 第42回 米国 米国 3勝2敗 詳細 詳細
2019 第43回 日本 日本 3勝2敗 森下暢仁 詳細 詳細
2023 第44回 米国 日本 3勝2敗 下村海翔 詳細 詳細

通算成績は日本104勝、米国130勝、2分。

主な出来事

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  • 1972年(第1回)第2戦、東門明(早大)の頭部に送球が当たり脳挫傷のために死亡する事故が発生した[2]

脚注

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  1. ^ 「皇太子さまが始球式 日米大学野球開幕」『朝日新聞』昭和47年(1972年)7月9日朝刊、13版、22面
  2. ^ 「二十日に合同葬」『朝日新聞』昭和47年(1972年)7月15日朝刊、13版、3面

関連項目

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外部リンク

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