柏倉祐司
柏倉 祐司 かしわくら ゆうじ | |
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生年月日 | 1969年4月10日(55歳) |
出生地 | 日本 栃木県 |
出身校 |
岡山大学医学部 順天堂大学大学院 |
前職 |
ジョンズ・ホプキンス大学大学循環器内科博士研究員 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター特任准教授 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特別研究准教授 開業医(内科) |
所属政党 |
(みんなの党→) (民主党→) (民進党→) (希望の党→) 日本維新の会 |
称号 | 博士(医学) |
公式サイト | 柏倉祐司 オフィシャルホームページ |
選挙区 | 比例北関東ブロック(栃木2区) |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2012年12月21日[1] - 2014年11月21日 |
柏倉 祐司(かしわくら ゆうじ、1969年4月10日 - )は、日本の政治家、医師。元衆議院議員(1期)。
経歴
[編集]宇都宮市立峰小学校、宇都宮市立陽東中学校、栃木県立宇都宮高等学校を経て、1996年3月、岡山大学医学部卒業[2]。同年4月、東京逓信病院内科研修医[3]となる。
2004年3月、順天堂大学大学院医学研究科博士課程を修了し、博士(医学)の学位を取得[2][3]。同年9月、ジョンズ・ホプキンス大学循環器内科・博士研究員[2][3]。2009年、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター特任准教授[3]・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特別研究准教授[2]。
2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙にみんなの党公認で栃木2区から出馬。自由民主党元職の西川公也に敗れたが、比例北関東ブロックで復活し初当選。
みんなの党時代は渡辺喜美の側近であったが、みんなの党の解党が決定したことに伴い2014年11月21日に離党[4]。翌11月22日、民主党に入党し第47回衆議院議員総選挙に栃木1区から同党公認で出馬することが決定した[5]。同年12月14日投開票の同選挙では、自民党前職の船田元に敗れ、比例復活もならず落選した[6]。
2016年に民進党に参加したが、2017年9月に離党届を提出。同党栃木県連はこれを受理せず除籍処分とした[7]。2017年の第48回衆議院議員総選挙では、希望の党公認で栃木1区に出馬した[8]が、再び自民党前職の船田に敗れ惜敗率46.8%で比例復活も適わず落選した[9]。
2019年11月30日、日本維新の会の衆議院栃木1区支部長に就任した[10]。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙において栃木1区で3位となり落選。比例北関東ブロックに重複立候補していたが、惜敗率が3位であった一方、維新の獲得した比例の議席は2議席であったため、次点で落選した。
同年12月16日までに、日本維新の会本部は次期(第50回)衆院選の公認内定31名を発表した[11]。柏倉は栃木1区の同党公認が内定した[11]。
2024年10月27日、第50回衆議院議員総選挙において栃木1区で3位となり落選。比例北関東ブロックに重複立候補していたが、惜敗率が2位であった一方、維新の獲得した比例の議席は1議席であったため、次点で落選した。
政策
[編集]- 2013年11月26日、特定秘密保護法案の採決で賛成票を投じた[12]。
- 規制緩和について、「どちらかと言えば規制を維持すべき」としている[13]。
- 2017年の朝日新聞によるアンケートにおいて、選択的夫婦別姓制度導入に賛成、としている[14]。
選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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比当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 43 | 栃木県第2区 | みんなの党 | 3万8086票 | 26.35% | 1 | 3/4 | 2/2 |
落 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 45 | 栃木県第1区 | 民主党 | 6万3332票 | 32.49% | 1 | 2/3 | 11/4 |
落 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 48 | 栃木県第1区 | 希望の党 | 5万1122票 | 24.30% | 1 | 3/4 | 20/4 |
落 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 52 | 栃木県第1区 | 日本維新の会 | 4万3935票 | 19.71% | 1 | 3/4 | 3/2 |
落 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 55 | 栃木県第1区 | 日本維新の会 | 4万5491票 | 23.18% | 1 | 3/4 | 2/1 |
脚注
[編集]- ^ 平成24年(2012年)12月21日中央選挙管理会告示第37号(平成二十四年十二月十六日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ a b c d プロフィール
- ^ a b c d 林原賞
- ^ “嫉妬、独裁、離反…みんな解党「渡辺喜美」栄光と転落”. 産経新聞. (2014年11月27日) 2019年12月4日閲覧。
- ^ “柏倉、藤岡両氏を公認 民主県連が緊急幹事会”. 下野新聞: p. 1. (2014年11月23日)
- ^ “開票結果・速報(小選挙区・栃木) : 衆院選2014(衆議院選挙) : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)”. web.archive.org (2014年12月15日). 2024年11月1日閲覧。
- ^ “民進栃木、元職を除籍:時事ドットコム”. web.archive.org (2017年9月22日). 2024年11月1日閲覧。
- ^ “希望の党・若狭勝氏ら第1次公認/内定候補者一覧”. 日刊スポーツ. 2017年10月3日閲覧。
- ^ “柏倉祐司(比例・北関東・希望)【衆議院選挙2017】:読売新聞 : 読売新聞”. 読売新聞. (2017年10月22日) 2017年10月29日閲覧。
- ^ “維新が衆院4支部長決定 参院も4人再任”. 産経新聞. (2019年11月30日)
- ^ a b “(#政官界ファイル)維新、次期衆院選の公認内定”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2021年12月17日). 2021年12月21日閲覧。
[「政官界ファイル 維新、次期衆院選の公認内定」『朝日新聞東京朝刊』朝日新聞社、2021年12月17日、4ページ 総合面。] - ^ “特定秘密保護法 国会議員の投票行動”. 東京新聞. 2014年12月13日閲覧。
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
- ^ 2017年衆院選、候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)
外部リンク
[編集]- 柏倉祐司 オフィシャルホームページ
- 柏倉祐司 (yuji.kashiwakura) - Facebook
- 柏倉祐司 (@Kashiwakura_Y) - X(旧Twitter)