甘木町
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あまぎまち 甘木町 | |
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廃止日 | 1954年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 甘木町、安川村、秋月町、上秋月村、立石村、福田村、馬田村、蜷城村、三奈木村、金川村 → 甘木市 |
現在の自治体 | 朝倉市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 福岡県 |
郡 | 朝倉郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
12,519人 (『角川日本地名大辞典 40 福岡県』117頁、1954年) |
隣接自治体 | 安川村、立石村、馬田村、三輪村 |
甘木町役場 | |
所在地 | 福岡県朝倉郡甘木町甘木 |
ウィキプロジェクト |
甘木町(あまぎまち)は、福岡県朝倉郡にあった町。現在の朝倉市の一部。
地理
[編集]筑後川の右岸、同川支流・小石原川、佐田川の流域に位置していた[1]。
- 山:古処山、屏山、馬見山[1]
歴史
[編集]沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、夜須郡甘木村、菩提寺村が合併して町制施行し、甘木町が発足[1][2]。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 朝倉郡に所属[1]。
- 1910年(明治43年)- 電灯点灯[1]
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 朝倉郡安川村、秋月町、上秋月村、立石村、福田村、馬田村、蜷城村、三奈木村、金川村と合併し、甘木市を新設して廃止された[1][2]
地名の由来
[編集]甘木山安長寺の山号による甘木村の名から[1]。
産業
[編集]主要産業は農業[1]。第二次世界大戦前までは木蝋の生産が盛んであった[1]。
交通
[編集]鉄道
[編集]- 1908年(明治41年)- 朝倉軌道 甘木 - 二日市間開通[1]
- 1911年(明治44年)- 両筑軌道 甘木 - 田主丸間開通[1]
- 1912年(明治45年)- 朝倉軌道 甘木 - 恵蘇宿間延長[1]
- 1913年(大正2年)- 両筑軌道 甘木 - 秋月間開通[1]
- 1913年(大正10年)- 三井電気軌道 甘木 - 久留米間開通[1]
- 1922年(大正11年)- 朝倉軌道 杷木まで延長[1]
- 1930年(昭和5年)- 甘木 - 田主丸間を廃止。その後、甘木 - 秋月間も廃止[1]。
- 1939年(昭和14年)- 甘木線(現甘木鉄道甘木線)甘木 - 基山間開通[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 40 福岡県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。