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生物相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

生物相(せいぶつそう、英語:biota 、ビオタ)とは特定の環境(地域・時代)に生息する生物を全て纏めた概念である。

生物相という語は、しばしば動植物相、つまり動物相(ファウナ、fauna)と植物相(フローラ、フロラ、flora)の合計 のみを指す意味で用いられることもあるが、定義上は 動物相・植物相・微生物相(ミクロビオタ)のすべてを含めたもの の意味である[1][2][3]。 また、ファウナおよびフローラが「動物誌」・「植物誌」を意味するのと同じく、生物相の用例として「特定環境下の生物名一覧・総目録=生物誌」の意味で用いられることがある[1]

脚注

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  1. ^ a b EICネット "生物相"
  2. ^ 谷田一三. “生物相”. 日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク). 2019年5月26日閲覧。
  3. ^ 更にタクソン名に接尾語「-相」をつけて、特定環境下の当該タクソン生物の集合体を示す細分化も行われる。例:被子植物相・鳥類相など

参考資料

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