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白木原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白木原駅
西口及び高架化された駅舎
しらきばる
Shirakibaru
T09 春日原 (1.3 km)
(0.8 km) 下大利 T11
地図
所在地 福岡県大野城市白木原一丁目
北緯33度31分41.57秒 東経130度28分59.03秒 / 北緯33.5282139度 東経130.4830639度 / 33.5282139; 130.4830639座標: 北緯33度31分41.57秒 東経130度28分59.03秒 / 北緯33.5282139度 東経130.4830639度 / 33.5282139; 130.4830639
駅番号  10 
所属事業者 西日本鉄道
所属路線 天神大牟田線
キロ程 10.8 km(西鉄福岡(天神)起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[西鉄 1]9,304人/日
-2023年-
開業年月日 1946年昭和21年)
1950年(昭和25年)5月6日に常設駅に昇格
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配線図[1]
東口
高架化後のプラットホーム

白木原駅(しらきばるえき)は、福岡県大野城市白木原一丁目に所在する西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線である。駅番号はT10

歴史

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地上駅舎時代の西口
地上駅舎時代の東口
地上駅舎時代のプラットホーム
高架化工事中のプラットホーム
  • 1946年昭和21年):臨時駅として開業[2]
  • 1950年(昭和25年)5月6日:常設駅に昇格[2][3]
  • 1964年(昭和39年)9月:駅舎改築。
  • 2003年平成15年):駅西側の再開発で、ロータリーが完成。大野城市コミュニティバス「まどか号」が乗り入れ。
  • 2007年(平成19年)3月1日:東口、西口に分かれたプレハブの仮駅舎で営業開始。西側にあった駅舎は解体され、上り線ホームと下り線のホームを結ぶ構内踏切が廃止。これにより構内でのホームの往来ができなくなる。
  • 2008年(平成20年)5月18日:ICカードnimoca供用開始。
  • 2017年(平成29年)2月1日駅ナンバリングを導入[4]
  • 2022年令和4年)8月28日:高架化[5]。西鉄側から2019年10月末に工期の変更が必要であるという理由で事業計画の変更を申し入れる前までは、2021年3月末に高架化する予定だった[6]
  • 2024年(令和6年)5月末:工事完了予定[6]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。ホーム有効長は8両分ある。2007年2月までは、筑紫駅以北では唯一構内踏切を有する駅であった。

のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 天神大牟田線 下り 二日市太宰府久留米柳川大牟田方面
2 上り 福岡(天神)方面

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員9,304人[西鉄 1]であり、西鉄の駅としては第15位である[注釈 1]

各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[7]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1996年(平成08年) 5,184 10,263
1997年(平成09年) 5,107 10,099
1998年(平成10年) 4,885 9,644
1999年(平成11年) 4,710 9,298
2000年(平成12年) 4,649 9,159
2001年(平成13年) 4,493 8,888
2002年(平成14年) 4,412 8,671
2003年(平成15年) 4,527 8,850
2004年(平成16年) 4,425 8,611
2005年(平成17年) 4,421 8,800
2006年(平成18年) 4,428 8,877
2007年(平成19年) 4,350 8,710
2008年(平成20年) 4,400 8,833
2009年(平成21年) 4,321 8,658
2010年(平成22年) 4,393 8,814
2011年(平成23年) 4,362 8,743
2012年(平成24年) 4,367 8,772
2013年(平成25年) 4,523 9,094
2014年(平成26年) 4,493 8,986
2015年(平成27年) 4,566 9,127
2016年(平成28年) 4,605 9,199
2017年(平成29年) 4,742 9,456
2018年(平成30年) 4,797 9,581
2019年(令和元年) 4,891 [西鉄 2]9,814
2020年(令和02年) [西鉄 3]8,226
2021年(令和03年) [西鉄 4]8,615
2022年(令和04年) [西鉄 5]8,973
2023年(令和05年) [西鉄 1]9,304

駅周辺

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終戦後、現在の九州大学筑紫キャンパスや春日公園辺りに在日米軍基地が存在し、当駅辺りからJR九州鹿児島本線を跨いだ高架道路の春日大橋辺り(当時は基地に入るゲートがあった)まで続く現在の県道580号の道沿いには基地に暮らす米軍兵向けの洋装店など米軍兵向けの個人店が数多く点在した[3]。当時の白木原商店街には多くの横文字の看板が並び地元住民からは「ベース通り」と呼ばれていた。基地は1972年まで存在し、基地が無くなった後もいくつか個人商店が存在したが、現在では僅かな店を除いて「ベース通り」と呼ばれていた頃から営業している店は閉店している。2003年には、高架工事に伴う当駅の西側の再開発で西側にあった旧駅舎前付近にあった個人商店や民家などが解体されスーパーのサニーや駅前ロータリーなどが整備された。一方、駅の東側にも民家やアパートなどが密集していたが、高架工事に向けて2000年代中期頃から徐々に解体された後、跡地には高架工事用スペースや小規模なロータリーと駐輪場などが整備されている。バブル景気1990年代初頭頃には、現在のサニー辺りに高層マンションの建設予定計画があったが、1990年代後半頃に白紙に戻った。現在も福岡市のベッドタウンとしてマンションや民家などが増える中、ベース通りと呼ばれていた頃や基地があったことを知らない新しい住民も増えている。

過去に存在した建物

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  • 生鮮食品直売店 - 2002年頃、駅のすぐ東側にプレハブの建物で生鮮食品が売られていた。閉店後、建物は放置され後に解体されて現在は高架工事用の工事スペースになっている。
  • 江島屋 白木原店 - 当駅付近の下り線の線路沿いに1990年代後半まで古くから存在したスーパー。現在はコインパーキングになっている。

名所・旧跡

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春日市域にある県営による公園。
太宰府市域にまたがる遺跡。国指定特別史跡。
  • 瓦田地禄神社
大野城市瓦田三丁目、牛頸川東岸にある神社。参照『瓦田地禄神社』。

バス路線

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大野城市コミュニティバスまどか号

  • 3 大城ルート
    • 瑞穂町→まどかぴあ→落合橋→御笠川3丁目→太宰府インター入口→大城3丁目→大城小学校→総合公園入口→水城ヶ丘入口→大城5丁目→大城4丁目→釜蓋→太宰府インター入口→御笠川3丁目→落合橋→まどかぴあ→瑞穂町→西鉄白木原駅→JR大野城駅

隣の駅

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西日本鉄道
天神大牟田線
特急・急行
通過
普通
春日原駅(T09) - 白木原駅(T10) - 下大利駅(T11)

脚注

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注釈

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  1. ^ 順位は西日本鉄道#鉄道事業の項目を参照の事

出典

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  1. ^ 川島令三『【図説】日本の鉄道 四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』講談社、2013年8月19日、17頁。
  2. ^ a b 『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州』 P.38
  3. ^ a b にしてつニュース 駅前名物を探せ! 2010年5月号ではこの日を開業日としている。
  4. ^ 西鉄電車の全駅に駅ナンバリングを導入します!” (PDF). 西日本鉄道 (2017年1月24日). 2017年3月20日閲覧。
  5. ^ 西鉄天神大牟田線連続立体交差事業 高架切替日が2022年8月28日(日)に決定! 高架化区間の19箇所の踏切がなくなります (PDF) - 西日本鉄道、2022年7月5日閲覧。
  6. ^ a b 西鉄天神大牟田線(春日原 - 下大利)連続立体交差事業計画検証委員会について (PDF) - 福岡県那珂県土整備事務所、2022年8月28日閲覧。
  7. ^ 福岡市統計書 (都市圏の概況) 福岡都市圏の私鉄各駅乗降人員
西日本鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2023年度1日平均、単位:人)”. 2024年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月12日閲覧。
  2. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2019年度1日平均、単位:人)”. 2021年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
  3. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2020年度1日平均、単位:人)”. 2021年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
  4. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2021年度1日平均、単位:人)”. 2022年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。
  5. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2022年度1日平均、単位:人)”. 2023年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。


関連項目

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外部リンク

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