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真弓田一夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

真弓田 一夫(まゆみだ かずお、1919年11月20日[1][2] - 2010年9月1日[3][4])は、日本俳優長野県埴科郡東条村(現長野市)出身[5]聖橋高等工学校卒業、日本大学旧工学部中退[6]。真弓田朗読研究会主宰[7]。旧漢字表記、眞由弓田 一夫[8]

人物

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1940年、新協劇団研究生となる[2]。瑞穂劇団演出部を経て[2]、1944年NHK大阪放送劇団に入団し[注釈 1]、戦後NHK東京放送劇団に転じる[1]。小山八重路とともに児童劇団こけし座を設立[9]。1953年にNHK放送劇団を退団しフリーとなる[1]。1955年、児童劇団ともだち座設立[2]。1956年、現代座を設立[2]。第一協団[1]、1967年劇団欅などを経て、1978年劇団NLTに入団[3]。舞台の他、映画・テレビドラマで主に脇役として活躍[3]。晩年は朗読をライフワークとし、1995年には文化庁芸術祭優秀賞を受賞[4]

2010年9月1日、慢性腎不全のため、東京都目黒区の病院で死去[3]。90歳没。

出演

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映画

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  • 嘘(1954年)
  • 風の野郎と二人づれ(1961年)
  • 黒と赤の花びら(1962年)
  • 血は太陽よりも赤い(1968年)
  • 吸血髑髏船(1968年)
  • 正午なり(1978年)
  • 刑事物語(1982年)

テレビドラマ

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アニメ

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人形劇

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ラジオドラマ

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  • 銀座裏午前二時(1951年、NHK) - 天国受付[10]

舞台

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参考文献

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脚注

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注釈

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  1. ^ タレント名鑑では1943年と記載している[1]

出典

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  1. ^ a b c d e 『タレント名鑑』《NO2》芸能春秋社、1963年、87頁。 
  2. ^ a b c d e 『産経日本紳士年鑑』(第1版)産経新聞年鑑局、ま4頁。 
  3. ^ a b c d “真弓田一夫さん死去 脇役としてテレビドラマで活躍”. スポニチ Sponichi Annex. (2010年9月3日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/09/03/kiji/K20100903Z00000510.html 2023年6月9日閲覧。 
  4. ^ a b “俳優の真弓田一夫氏が死去”. 日本経済新聞. (2010年9月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG03020_T00C10A9CC1000/ 2023年6月9日閲覧。 
  5. ^ 『松代町史 続巻』臨川書店、177頁。 
  6. ^ 『毎日年鑑 1970年版 別冊』毎日新聞社、1970年、176頁。 
  7. ^ 信濃毎日新聞社開発局出版部 編『信毎年鑑』《1985年版》信濃毎日新聞社、570頁。 
  8. ^ 『現代日本の人物事典 : 政治家から落語家まで 1951年度編集』自由国民社、281頁。 
  9. ^ 『教育じほう』第146号、東京都立教育研究所 、1960年2月、53頁。 
  10. ^ 『ラジオ文芸』10月号、宝文館、1951年、56頁。 
  11. ^ a b 新劇年代記 1966, pp. 71、88, 昭和二十二年(1947年)
  12. ^ 新劇年代記 1966, p. 133, 昭和二十三年(1948年)
  13. ^ 『芸能』2月号、芸能学会、1989年、40頁。