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蒙宝線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蒙宝線
基本情報
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
所在地 雲南省
起点 蒙自駅
終点 石屏駅
開業 1918年11月
全通 1936年10月10日
運営者 昆明鉄路局
路線諸元
路線距離 143km
軌間 1,000 mm (メーターゲージ)
線路数 単線
電化方式 非電化
最大勾配 30‰
最小曲線半径 100m
閉塞方式 半自動閉塞
路線図
exKBHFa
143 宝秀中国語版
exBST
137 松村中国語版
KBHFxa
132 石屏中国語版
BST
128 呉家荘中国語版
BST
125 大水中国語版
BST
122 仁寿村中国語版
BST
114 壩心中国語版
BST
109 四家中国語版
BST
106 下坡処中国語版
BST
103 新民橋中国語版
BST
99 郷会橋中国語版
STR LSTR+l CONTfq
昆玉河線昆明南方面
STR HST
建水中国語版
HST LSTR
92 建水東中国語版
BST LSTR
86 南営寨中国語版
BST LSTR
79 九標中国語版
BST LSTR
73 五里沖中国語版
BST LSTR
64 緬甸中国語版
BST LSTR
57 大田山中国語版
LSTR+l KRZu LSTRr
LSTR BST
49 麻栗樹中国語版
LSTR BST
40 石崖寨中国語版
LSTR BST
33 関口中国語版
exCONTgq eKRZo eABZg+r
 鶏箇線箇旧方面 
HST HST
28 鶏街中国語版
LSTR BST
20 江水地中国語版
HST STR
蒙自北
LSTRl KRZu LSTR+r
CONTgq ABZg+r LSTR
草官線官家山方面
HST LSTR
14 雨過舗
ABZgl KRZo CONTfq
 草官線草壩方面 
BST LSTR
6 竜頭寨中国語版
KHSTxe HST
0 蒙自中国語版
CONTgq xKRZu LSTRr
昆玉河線河口北方面
CONTgq xABZg+r
 昆河線河口方面 
HST
碧色寨
CONTf
 昆河線昆明北方面 
テンプレートを表示
蒙宝線
各種表記
繁体字 蒙寶鐵路
簡体字 蒙宝铁路
拼音 Mēngbǎo Tiĕlù
英文 Mengzi-Baoxiu Railway
テンプレートを表示

蒙宝線(もうほうせん)は、蒙自駅から石屏駅を結ぶ鉄道である。1965年に箇碧石鉄道(旧箇碧鉄道)から改称された。

箇旧市は従来、中国最大級の錫の産出地として知られていた。1915年、箇旧市の有志が中心となり、産出される錫などを搬出することを主目的として、昆河線の碧色寨駅から蒙自鶏街を経て箇旧駅に至る73Kmに鉄道を建設、開通した(箇碧鉄道)のが由来である。

開通当初、本鉄道は610mm(2フィート)のナローゲージであり、また、中国初の私鉄であった。

歴史

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  • 1915年、碧色寨駅・箇旧駅間を着工(箇碧鉄道)。1918年、碧色寨駅・鶏街駅間が開通。1921年11月9日、鶏街駅・箇旧駅間が開通し全通。
  • 1922年、鶏街駅・建水駅間を着工。1928年11月、開通。
  • 1931年、建水駅・石屏駅間着工。1936年10月10日、開通。箇碧石鉄道へ改称。
  • 1957年、共産党に接収・国有化。
  • 1959年、メーターゲージの草官線が建設され、昆河線と雨過舗駅で接続された。
  • 1960年から1962年にかけて、碧色寨駅・蒙自駅間のレールが撤去される。
  • 1965年、箇碧石鉄道から蒙宝線へ改称され、さらに宝秀駅まで延伸された。
  • 1967年から1969年にかけて、箇旧~鶏街の33.9Km(鶏箇支線)を除き、メーターゲージに改軌する計画が策定される。最小曲線半径100m。1970年1月、メーターゲージ改軌を着工、10月1日に完成し、昆河線との乗り入れが可能になった。(昆一線の廃線に伴い不要となったレールを利用)。
  • 1991年、最後まで610mmナローゲージで残っていた鶏箇支線の運転が停止、2008年に廃止・撤去。

参考文献

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《雲南省誌 巻三十四 鉄道誌》 第一章 鉄路修建 第二節 蒙宝鉄路