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豊四季駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊四季駅
駅舎と駅自由通路北口(2024年6月)
とよしき
Toyoshiki
TD 22 流山おおたかの森 (1.3 km)
(3.2 km) TD 24
地図
所在地 千葉県柏市豊四季159
北緯35度51分59.5秒 東経139度56分22.2秒 / 北緯35.866528度 東経139.939500度 / 35.866528; 139.939500座標: 北緯35度51分59.5秒 東経139度56分22.2秒 / 北緯35.866528度 東経139.939500度 / 35.866528; 139.939500
駅番号 TD23
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
(東武アーバンパークライン)
キロ程 39.7 km(大宮起点)
電報略号 トヨ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]14,965人/日
-2023年-
開業年月日 1911年明治44年)5月9日[1]
テンプレートを表示
駅自由通路南口(2012年12月)

豊四季駅(とよしきえき)は、千葉県柏市豊四季にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号TD 23

歴史

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年表

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駅名の由来

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現代図に『松戸市史』掲載の小金牧を重ねた地図より当駅周辺
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Clip
現代図に『松戸市史』掲載の小金牧を重ねた地図より当駅周辺

当駅周辺一帯は、明治時代に政府の命を受けた三井財閥系の開墾会社主体の開墾に伴い、小金牧佐倉牧の13の地区のうちで4番目に入植が計画されたため、「豊四季」の地名が付けられた。駅名はその地名に由来する。

13の地区は、初富鎌ケ谷市)、二和三咲(以上船橋市)、五香六実(以上松戸市)、七栄 (富里市)、八街(八街市)、九美上(香取市)、十倉(富里市)、十余一(白井市)、十余二(柏市)、十余三(成田市多古町)の順に続く。また、駅名では初富駅二和向台駅三咲駅五香駅(以上新京成電鉄新京成線)、六実駅(東武野田線)、八街駅JR東日本総武本線)がある。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅。北側(柏方面ホーム)に木造駅舎を備える。

駅南側へは大宮寄りまたは柏寄りのそれぞれやや離れた所にある踏切を迂回する必要があったが、2003年(平成15年)2月エスカレーターエレベーター併設南北自由通路新設、並びに南側の駅前ロータリー整備が行われた。南側駅前ロータリーには自転車駐輪場が設置されているが、駅舎は設置されていない。

1番線ホームに多目的トイレを併設した男女別の水洗式トイレがある。ホーム間を連絡する跨線橋にも2010年(平成22年)3月にエレベーターが新設された。同じ頃に駅構内案内板はピクトグラムを用いたデザインへ一新、ホームにあった吊下式駅名標路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置された。

のりば

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番線 路線 方向 行先[8]
1 TD 東武アーバンパークライン 下り 方面
2 上り 大宮方面
  • 柏寄りに小さな引込線と短いホームが存在するが、これらは保守用車を留置するための作業場であり、営業用としては使用されていない。

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員14,965人である[東武 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[9]
年度 1日平均
乗降人員
[10][東武 2]
1日平均
乗車人員
[11]
出典
1993年(平成05年) 19,344 9,767  
1994年(平成06年) 19,755 9,997  
1995年(平成07年) 19,873 9,961  
1996年(平成08年) 19,584 9,799  
1997年(平成09年) 19,088 9,551  
1998年(平成10年) 18,779 9,375  
1999年(平成11年) 18,498 9,236  
2000年(平成12年) 18,551 9,290  
2001年(平成13年) 18,172 9,100  
2002年(平成14年) 17,724 8,884  
2003年(平成15年) 17,907 8,995  
2004年(平成16年) 17,817 8,951  
2005年(平成17年) 17,072 8,579  
2006年(平成18年) 16,173 8,061  
2007年(平成19年) 15,969 7,909  
2008年(平成20年) 15,504 7,698  
2009年(平成21年) 14,956 7,443  
2010年(平成22年) 14,663 7,302  
2011年(平成23年) 14,109 7,103  
2012年(平成24年) 14,145 7,118  
2013年(平成25年) 14,403 7,253  
2014年(平成26年) 14,357 7,222  
2015年(平成27年) 14,659 7,374  
2016年(平成28年) 14,914 7,520  
2017年(平成29年) 15,131 7,618  
2018年(平成30年) 15,566 7,841  
2019年(令和元年) 15,656  
2020年(令和 2年) 12,211  
2021年(令和 3年) 13,119 6,617 [東武 3]
2022年(令和 4年) 14,323 7,222 [東武 4]
2023年(令和05年) 14,965 7,544 [東武 1]

駅周辺

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駅舎がある北側を中心に小規模な商店街が形成されている。駅北側には千葉県道278号柏流山線千葉県道279号豊四季停車場高田原線が走り、徒歩約12分程度の流山市駒木に江戸川大学などの学校施設があるため、学生向けのマンションアパートが多い。

駅所在地は柏市であるが、流山市との市境が入り組んでいるため、流山市域の利用者も一定数存在する。その関係で、駅前には柏市・流山市の共同案内図の他、流山市立図書館返却ポストも設置されている。

北側

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江戸川大学
JAちば東葛本店

南側

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バス路線

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最寄停留所は、南側の駅前ロータリーにある「豊四季駅南口」で、流山ぐりーんバスが乗入れている。

なお、つくばエクスプレス開通前は北側に「豊四季駅前」停留所があり、東武バス柏駅 - 富士見町 - 流山駅線が発着していたが、開通後は「ミッドナイトアロー柏・我孫子」が停車するのみであり、当駅からの乗車は出来ない。

ロケーション撮影

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隣の駅

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東武鉄道
TD 東武アーバンパークライン
急行
通過
区間急行・普通
流山おおたかの森駅 (TD 22) - 豊四季駅 (TD 23) - 柏駅 (TD 24)

脚注

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  1. ^ a b 「軽便鉄道運輸開始」『官報』第8368号、1911年5月17日国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 「地方鉄道運輸営業継承」『官報』第8368号、1923年8月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 7月26日譲渡許可「鉄道譲渡」第3299号、『官報』1923年7月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 東武鉄道 野田線”. 船橋市都市計画部都市計画課 交通政策室. 2011年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
  5. ^ 東武鉄道年史編纂事務局 編『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、208頁。全国書誌番号:64010839 
  6. ^ 3月26日(土)に東武アーバンパークラインでダイヤ改正を実施』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2016年2月9日。オリジナルの2016年2月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160217075914/http://www.tobu.co.jp/file/pdf/ae6309105f454c7f65e2b1837689d85b/160209_1.pdf2023年6月3日閲覧 
  7. ^ 東武アーバンパークライン、急行運転の開始や最終列車の繰り下げ等大幅なダイヤ改正を2020年3月14日に実施』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2019年12月9日。オリジナルの2020年2月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200221083719/https://www.tobu.co.jp/file/pdf/3bdb0d4f3719a977aa3447c6a0d269de/191209.pdf?date=201912101917182023年6月3日閲覧 
  8. ^ 豊四季駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  9. ^ 柏市統計書”. 柏市役所. 2023年6月16日閲覧。
  10. ^ レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月16日閲覧。
  11. ^ 千葉県統計年鑑”. 千葉県. 2023年6月16日閲覧。

利用状況

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東武鉄道の1日平均乗降人員
  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttp://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf#page=10 
  2. ^ 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2023年6月16日閲覧。
  3. ^ 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021804/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2021.pdf#page=10 
  4. ^ 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021731/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2022.pdf#page=10 

外部リンク

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