Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
コンテンツにスキップ

野望の国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

野望の国』(やぼうのくに)は、1989年10月28日から1990年2月24日まで日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ。正式なタイトルは『青春大河ドラマ 野望の国』。放送時間は毎週土曜日20:00 - 20:54 (日本標準時)。

3部構成であり、「野望の国 嵐の章」「花燃える日日 -野望の国・第二部-」「花燃える日日 青春航路 炎の章」に分かれていた。

概要

[編集]

幕末からの激動の若者群像を描く青春大河ドラマ。幕末の人物舟作とその子供巴と巴の息子卓也の生き方を描いた。全3部で、第一部「嵐の章」と第三部「炎の章」は近藤真彦が主人公、第二部「花の章」は沢口靖子がヒロインとして放送された。

第一部では、幕末を扱った作品には珍しく、主人公・舟作の友人であった近藤長次郎の命を粗末に扱った罰として、亀山社中(海援隊)、主人公に殴り込みをかけられる場面があるなど、史実とオリジナルストーリーが絶妙に絡み合った作品であった。

第二部では、西郷史郎が身を投じる大陸運動や、舟作の娘・巴のロマンスを中心に物語が描かれた。

第三部は放送期間縮小の影響が色薄く(当初は全20回の予定であったが、全15回へ縮小して放送された)物語の体をなしていない。

ドラマと同時進行で『オール讀物』にて市川森一による小説も連載されていたが、これも途中(ドラマ版では第5話あたりに相当する箇所)で打ち切りとなっている。

日本テレビの土曜20時枠で連続ドラマが放送されたのは、1972年4月から同年9月まで放送の『黒帯風雲録 柔』以来17年ぶりのことで、当作品が放送されていた約4ヶ月間は土曜21時枠(土曜グランド劇場[1])と2本立てでドラマが放送されていた。なお、当作品を最後に日本テレビで土曜20時枠に連続ドラマは放送されていない。

タイトルと放送期間

[編集]

キャスト

[編集]

野望の国 嵐の章

[編集]

花燃える日日 -野望の国・第二部-

[編集]

花燃える日日 青春航路 炎の章

[編集]

スタッフ

[編集]

サブタイトル

[編集]

野望の国 嵐の章

[編集]
  1. 上海から長崎へ
  2. 長崎から横浜へ
  3. 恋舟
  4. 桂小五郎?
  5. 密航
  6. ロンググッドバイ
  7. 菊花の炎
  8. 新しい時代
  9. 愛と死と

花燃える日日 -野望の国・第二部-

[編集]
  1. マドンナ戦士
  2. 毒殺
  3. 女帝誕生
  4. 火の鳥飛ぶ
  5. 日本の母

花燃える日日 青春航路 炎の章

[編集]
  1. 前編
  2. 後編

脚注

[編集]
  1. ^ 現・土曜ドラマ、2017年4月以降は土曜22時枠に移行
日本テレビ 土曜20時枠
前番組 番組名 次番組
土曜スーパースペシャル
(第1期)
(19:00 - 20:54)
青春大河ドラマ 野望の国
土曜スーパースペシャル
(第2期)
(19:00 - 20:54)