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静新SBSグループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

静新SBSグループ(しずしんエスビーエスグループ)は、静岡新聞社静岡放送(SBS)を中核とする静岡県の地域メディア・コングロマリット

概要

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静岡県を主な営業範囲とする12の企業と各種の関連団体により構成される。静岡新聞社と静岡放送は本社が入居する静岡 新聞放送会館を始め、全ての本支社・総局で設備を共有している[1]

オーナー一族の大石家が静岡県に隣接する山梨県を営業範囲とする山梨日日新聞社のオーナー一族・野口家と野口英一の母が大石光之助の二女と姻戚関係にある。そのため同紙と山梨放送を中核とする山日YBSグループと友好関係にある。

静岡 新聞放送会館

沿革

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  • 1941年昭和16年)12月1日、静岡民友新聞他5紙が戦時体制に伴う「一県一紙」政策で合同し、静岡新聞社が発足する。
  • 1952年(昭和27年)10月1日、静岡放送設立。11月1日よりラジオ放送開始。開局当初の呼称は「ラジオ静岡」。
  • 1958年(昭和33年)11月1日、静岡放送がテレビ放送開始。開局当初の呼称は「ラジオ静岡テレビ」。
  • 1970年(昭和45年)3月、静岡新聞社・静岡放送の新本社ビル・新聞放送会館が落成。
  • 1997年平成9年)3月、静岡新聞制作センター落成。
  • 2001年(平成13年)10月、静岡放送新館が落成。テレビの送出機能がほぼ全面的に新館へ移転し本館はラジオの制作・送出機能が主となるがテレビの制作機能も一部留まる。

オーナー大石一族

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  • 大石光之助(静岡新聞初代社長・静岡放送創業者)
  • 大石益光(光之助の長男、静岡新聞・静岡放送2代目社長)
  • 松井純(静岡新聞・静岡放送3代目社長)
  • 大石剛(松井の長男、静岡放送・静岡新聞4代目社長)

静新SBSグループ企業・関連団体

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静新SBSグループ企業一覧
企業名 設立 業態
静岡新聞社 1941年 地方新聞社
静岡放送(SBS) 1952年 テレビおよびラジオ放送局
静岡新聞総合印刷 2010年 印刷会社
静岡県新聞輸送 1962年 運輸業
SBSマイホームセンター 1987年 住宅展示場
SBSプロモーション 1973年 広告旅行および保険代理店
SBSメディアビジョン 2008年 テレビ・ラジオ番組企画制作
ハワイ報知社 1912年 ハワイ州における唯一の邦字新聞発行
伊豆新聞本社 1948年 伊豆半島における地域紙発行
トムス 1988年 マーケティング
SBSメディアサービス 1990年 タウン紙・フリーペーパー発行
SBS情報システム 1999年 システムインテグレータ
静新SBSグループ関連団体一覧
団体名 設立 業態
静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団 2011年 公益財団法人
駿府博物館 1971年 駿府に関する歴史資料の収集・展示
静岡県中部未来懇話会 1968年 各種フォーラムセミナー開催
静岡新聞社・静岡放送 21世紀倶楽部 1985年 遠州地方におけるセミナー開催
サンフロント21懇話会 1994年 駿東・伊豆地方におけるセミナー開催
SBS静岡健康増進センター 1971年 人間ドック
静岡新聞放送健康保険組合 - 健康保険組合
静岡新聞放送厚生年金基金 - 厚生年金基金

脚注

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  1. ^ 両社の公式サイトも1997年の開設当初は「sbs-np.co.jp」のドメインを共用していた。静岡新聞社は一時、会社概要などを除くニュースサイトを「shizushin.com」に分離していたが、現在は再び両社合同の総合メディア局メディア事業部が運営する「at-s.com」で再統合している(「shizushin.com」も記事データベースや一部の関連企業で使用)。ちなみに@SのFaviconはSBSロゴ。

外部リンク

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