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高瀬毅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高瀬 毅(たかせ つよし、1955年1月18日 - )は、日本ジャーナリストノンフィクション作家ラジオパーソナリティ[1]

来歴

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長崎県長崎市出身。被爆二世[2] [注釈 1][注釈 2]。高校は、カトリック系の南山高校[注釈 3][注釈 4]明治大学政治経済学部を卒業後、ニッポン放送に入社。報道、編成、制作各部で活動したのち、情報センター出版局編集者を経てジャーナリストとなり現在に至る。日本文藝家協会会員。YouTube番組であるデモクラシータイムスにて司会を務める。

1982年、ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞。放送文化基金賞奨励賞。2009年には、『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』で「平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞。

出演

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  • Jam the WORLD(J-WAVE、金曜担当ニュースアンカー、木曜ナビゲーター)
  • ニッポン放送「上柳昌彦のごごばん」コメンテーター
  • NHK・BS「週刊ブックレビュー」書評担当
  • テレビ朝日「やじうまプラス」コメンテーター
  • テレビ朝日「ワイド!スクランブル」レポーター
  • 文化放送「走れ! やじうまン!!」レポーター
  • 文化放送「えのきどいちろう意気揚々」コメンテーター
  • 文化放送「チャレンジ!梶原放送局」木曜コメンテーター
  • 長崎放送ラジオ「塚田恵子のシャキッとモーニング」コメンテーター
  • 長崎放送ラジオ「モーニング・サプリ」コメンテーター
  • 長崎放送ラジオ「あさカラ」コメンテーター
  • 長崎放送テレビ「アップルトゥディ」コメンテーター
  • ウェブ番組「デモクラTV」コメンテーター、キャスター
  • ウェブ番組「デモクラシータイムス」キャスター、コメンテーター
  • ウェブ番組「ポリタスTV」ゲスト

著書

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単著

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  • 『この国で老いる覚悟』(ダイヤモンド社、1994年)
  • 『高齢者協同組合はなにをめざすのか』(人間シリーズ シーアンドシー出版、1996年)
  • 『東京コンフィデンシャル いままで語られなかった、都市の光と影』(枻出版社、2003年)
  • 『「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる 高齢者がいきいき学ぶ、老人介護施設「永寿園」の挑戦』(くもん出版、2004年)
  • 高瀬毅『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』平凡社、2009年7月11日。ISBN 978-4-582-82453-7 
  • 高瀬毅『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』文藝春秋〈文春文庫〉、2013年7月10日。ISBN 978-4167838683 
  • 『本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事』(文藝春秋、2013年)
  • 『ブラボー 隠されたビキニ水爆実験の真実』(平凡社、2014年)

共著

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寄稿

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審査委員

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大学講師実績

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1945年8月9日、アメリカによって長崎市への原子爆弾投下が行われた日、母親は、現在の浜屋百貨店がある場所、そこにあった長崎地方貯金局[3]で働いていた[4]
  2. ^ 当時、父親は佐賀にいて、1週間後長崎市内に入った。入市被爆者だった。母は、爆心地点から3.4Km離れたところにいた[5]
  3. ^ 高校のある浦上地区は、歴史的にキリスト教とゆかりの深いところで、学校から歩いて五分ほどの場所に浦上天主堂が建っていた。実家の宗教は仏教浄土真宗だった[6]
  4. ^ カトリック長崎教区司祭長崎純心大学教授である古巣馨南山高校の同級生(クラスメート)である[7]

出典

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  1. ^ 高瀨毅”. 論座 (2022年8月8日). 2023年4月15日閲覧。
  2. ^ 参画の仕組み創る 学生ら番組制作で気付き[平和どう伝えるか 広島・長崎から]5”. 琉球新報デジタル (2017年8月10日). 2023年4月15日閲覧。
  3. ^ 布袋厚 2020, p. 123 地図上には「長崎貯金支局」と表記。
  4. ^ 高瀬毅 2009, pp. 70–73.
  5. ^ 西東京市動画チャンネル 高瀬毅さん講演会(東京都西東京市 非核・平和学習会) - YouTube 『「わが事」として考える戦争と平和 ~被爆地・長崎に生まれて~』2022-03-29
  6. ^ 高瀬毅 2009, p. 14.
  7. ^ 高瀬毅 2009, p. 164.

参考文献

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  • 布袋厚『復元!被爆直前の長崎 原爆で消えた1945年8月8日の地図』長崎文献社、2020年8月8日。ISBN 978-4-88851-348-7 

外部リンク

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