鳥海国定公園
表示
鳥海国定公園(ちょうかいこくていこうえん)は、秋田県と山形県の境界に位置する鳥海山を中心とした国定公園。指定区域は鳥海山のほか、象潟、庄内砂丘と庄内海岸林が続く海岸部一帯、そして飛島を含む。1963年(昭和38年)7月24日指定。
主な自然、景勝地
[編集]- 鳥海山から北西に位置する景勝地(天然記念物)。かつては松島と肩を並べる多島美の潟湖であったが、1804年の地震により隆起。後の農地整備によって趣が著しく変わった。しかし、現在も100以上の島が老松と共に水田の中に残されており、独特の景観を残す。とりわけ、田植えの頃、田んぼに水を湛えた時期が一番の見頃であり、往年の景観を髣髴させる。
- ウミネコの繁殖地(天然記念物)で知られる孤島。他にも独特の植生、日本海の荒波によって浸食された奇岩、海崖など見所が多い。