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PINE64

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PINE64
開発元 PINE64
製造元 PINE64
種別 シングルボードコンピュータ
標準価格

PINE64: $15

PINE64+: $19
OS Linux(Armbian)
SoC Allwinner A64, 64bit Quad Core
CPU ARM Cortex A53 1.152GHz
メモリ LPDDR3 512MB,1GB,2GB
ストレージ MicroSDXCカード最大256GB
リムーバブルストレージ USB2.0で通信可能 (約500Mbbs)
グラフィック Dual Core Mali 400-MP2
サウンド HDMI,Headphone Jack
入力機器 USBキーボード,USBマウス
外部接続 4K 対応HDMI、2×USB2.0、Gigabit Ethernet、Headphone jack
電源 2.5W (推奨10W) USB Micro B
関連商品 RockPro
ウェブサイト www.pine64.org

 PINE 64は、64ビット対応のシングルボードコンピュータ

概要

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Pine64より発売された、オープンソースシングルボードコンピュータRaspberry Piと同様のコンセプトである程度互換性があるが、同価格帯でのスペックはRaspberry Piよりも優れている。クラウドファンディングで資金を調達した。

ハードウェア

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ARM Cortex-A7プロセッサを備え、機種によってはギガビットLANにも対応する[1]。他にも派生機種やオプションパーツが発売されている。CPUはArm系コアを使用する。PINE A64には、デベロッパーからの様々な周辺機器を使用可能である。これは、無線モジュールなどである。これには様々なエディションが用意されており、公式サイトには2023年まで安定供給すると記述されている。表はPINE A64とA64+シリーズのスペックで、RAMは512MBと1GB,2GBモデルが販売されている。Linuxのコマンドの練習や文字だけの文書作成程度には耐えられるが、重い処理には向かない。

ソフトウェア

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オペレーティングシステムAndroidUbuntu等が動作可能とされる[1]。デフォルトはArmbian。他にもUbuntuやDebian,Androidも動作可能とされているが、公式サイトでの配布が終了しているため現在はArmbianのみ使用可能である。また、Armbian公式ページからダウンロードしたOSデータでないと起動できない。OS書き込みの際、データに移動またはコピーでは不要データが同時に入力されてしまうため、SDカード書き込みソフトで書き込む必要がある。

脚注

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  1. ^ a b スペックから見る PINE64 と Raspberry Pi 3 の方向性の違い” (2016年5月17日). 2019年10月27日閲覧。[出典無効]

関連項目

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外部リンク

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