ああ
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日本語
[編集]副詞
[編集]ああ
- あのように。
派生語
[編集]関連語
[編集]近称(こ-) | 中称(そ-) | 遠称(あ-) | 不定称(ど-) | |
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指示代名詞 | これ [複数: これら] | それ [複数: それら] | あれ [複数: あれら] | どれ |
指示代名詞 | こいつ こちらさま |
そいつ そちらさま |
あいつ あちらさま |
どいつ どちらさま |
連体詞 | この | その | あの | どの |
場所 | ここ こっから |
そこ そっから |
あそこ |
どこ どっから |
方向 | こちら・こっち | そちら・そっち | あちら・あっち | どちら・どっち |
態様 | こう こんな こんくらい こんだけ |
そう そんな そんくらい そんだけ |
ああ あんな あんくらい あんだけ |
どう どんな どんくらい どんだけ |
感動詞
[編集]- 物事に感じて、歓喜または悲観の情を表す声。あ。あな。あら。
- 問いかけに答える声。
- あいづち。話を聞いて了解したことを表す。
- 「部屋の窓はどうでしたか」/「部屋の窓も全部閉っていました」/「ああ、そうですか。(略)」(海野十三『密林荘事件』)
- 気づきや理解、思い出し、発見などのニュアンスを表す。
- 肯定の返事。
- 「まだ、おッかさん戻らないの?」/「ああまだだよ。」/「自転車に乗っていったんでしょう?」/「ああ自転車に乗って行ったよ。提灯つけて行ったよ。」(林芙美子『蛙』)
- 同意を表す。
- 呼びかける声。
- 船の副長があわたゞしく三等客の中を推し分けて來て、今しがた金を盜まれたと言つて訴へた一人の百姓の傍に立つた。/『ああ旦那、金はもう見つかりましただあよ。』と彼は言つた。(石川啄木『我が最近の興味』)
- 乱暴に咎め立てするニュアンス。
- 廻れ右いッ これは尻尾か ああ?/その兵! 阿弥陀に被っとる ああ?(波立一『動員令』)
- 発言内容を考えている際の発語。
- ああア皆さん。このクラスは相変らず元気者ぞろいじゃのう。夏休み中は、さぞやさぞ楽しいことであったろう。先生などは夏休み中、すこし気にかかることがあって(といってはっと気がつき)ああむにゃむにゃ、えっへん。――ああア、そこで新学期の始めに一つ、クラス全体に苦言を呈しておく。(海野十三『新学期行進曲』)