出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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きそば【生蕎麦】
- 古くは蕎麦粉だけを使って打った蕎麦(そば)、現代では蕎麦一般を言う。江戸時代に小麦粉をつなぎとして入れて作った蕎麦が登場したとき、従来の蕎麦粉だけの蕎麦を指す言葉として使われた。後に小麦粉を使った蕎麦も生蕎麦を称したため、江戸時代のうちに生蕎麦は蕎麦の種別を表す言葉ではなくなった。現代では、蕎麦粉だけの蕎麦は、生粉打ち蕎麦(きこうちそば)または十割蕎麦(じゅうわりそば)という。