べき
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日本語
[編集]助動詞
[編集]べき
名詞
[編集]べき
- 義務や至当性を表す形式名詞。
- そういうことは誰かがやるべき。放置するべきではない。
- 義務や至当性を有するものごと。
- この場にいるべきは社長のはずだが。
- すべきをせず、言うべきを言わない。
- 義務。至当性。
- べき論。べき思考。
接続
[編集]- 動詞の終止形(または連体形)に付く。サ変動詞では、文語調の終止形による「~すべき」の形でもよく用いられる(べしと同様)。
- 「*したべき」は不可。「するべきだった/であった」とする。「しているべき」は可。「*していたべき」は不可。
- 形容動詞では「語幹 + である」の形に付く。
- 正確であるべきだ。
- 形容詞では「連用形ク形 + ある」の形に付くことがある。
- 正しくあるべきだ。
- 打ち消しの「(し)ないべき」は生硬。「(する、す)べきでない」のほうが自然。文語調の連体形による「~せざるべき」は可。
- 体言にかかる場合、「べきな〜」「べきの〜」は不自然。「べき〜」を用いるのが一般的。