なんだかんだ調べものをしていたら日にちが過ぎていきました。
佐竹商店街とほぼ並走する清州橋通りの喫茶店「コーヒー長谷川」に入った話を書きます。
東京都台東区台東4-1-10 関建設ビル
元珈琲館だった事、ホットケーキが自家製で美味しい事。喫茶店であまり見ないカレートーストがある。
良い噂は聞いていたし、念願叶って「中屋洋菓子店」の併設喫茶に入れた日にも見かけているのですが、なんとなく普通っぽかったので後回してにしていました(^_^;)。
初めて入ったのは昨年11月3日文化の日。
思えば私が初めて佐竹商店街を訪れたのも文化の日でした。
「佐竹通り南口」から左右に分岐し左が「佐竹商店街」、右が「清州橋通り」。新御徒町駅までほぼ並走しているのですが、「佐竹商店街」のアーケードから抜け出ると「清州橋通り」にあります。
大通りを挟んで向かいのモダンなネイビーのビルが気になる。
くるくる回る看板がビルの前に出ています。
階段を上り中2階。
自家製キーマカレー推しですが、単品での注文は基本NG
もしどうしても!という場合は、通常料金の150円増し(2022年11月)※、現在は200円増
入口にも店内にも注意書きがあるのですが、それでもカレーライス単品を注文する方がいて、しっかり150円増しの680円請求されていました(^_^;)。
カレートースト。一見どこでもありそうで、実際に喫茶店のメニューではほとんど見かけません。あまりにも珍しかったので、田無の「フジカフェ」のメニューで見かけて迷わず注文した位です。
ただ、レアな割にそこまで美味しいかというと…?
それでも滅多にお目に掛かれないので、ホットケーキも気になりつつ、やはりカレートーストを注文。
えっ!? これがカレートースト!?
カレートーストというより「カレー」と「トースト」ではないですか!
トーストにとろりカレーがかかったビジュアルをイメージしていました。皆さんもそうでしょ(^_^;)?
とりあえずカレーから先に食べてみました。
んっ? 美味しい! もの凄く美味しい!
辛味は強め。色々交じり合った複雑な奥深い味。なぜか生のキャベツの千切りが入っています。
次にトーストを食べてみる。
これももの凄く美味しい! バタートーストなんですが、パンの焼き加減が丁度良く、底がカッチリカリッと焼きあがっており、表面はじっくりと染み込んだバター。このバターもそこらの安物とは思えないコクあり。
こんなに美味しいトースト。カレーをかけるのがもったいない。そのまま全部食べたい。
しかし、それではカレートーストを頼んだ意味がありません。
試しにトーストに一口分のカレーを乗せて食べてみたのですが、もっと美味しくなった。
そのままでも充分美味しいカレーにバターのコクが交じり合い、別の美味しさに変わった。カレートーストって美味しいんですね。
カレーが半分位残ってしまい、キャベツの千切りと絡めて美味しくいただきました。
辛さでヒリヒリした口の中をおさめるためにシロップとミルクを入れたアイスコーヒーでクールダウン。こちらも普通に美味しい。
店内はウッディーな茶系の椅子とテーブル。
特別珍しいところがあるわけではないし、もっと言えば普通なのだけど、カウンターと窓際のテーブル席に分かれていて、カウンター側は常連さんが集い世間話をしていました。
一見客の私は離れた窓際のテーブル席。いい意味で放っておいてくれて落ち着きました。
男子中高生のグループが入れ違いに入店。
今度は自家製ホットケーキを食べに行こう。カレートーストがこんなに美味しいのだから、ホットケーキも美味しいに違いないと確信。
ところが今年もう一回再訪問したのですが、結局はあの美味しさが忘れられずカレートーストとアイスコーヒーにしてしまいました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
如月ななき
自分でも最近は滅多に行かないので、閉店したお店があるとかびっくりしました。
私の好きな街のお店情報が満載ですので、これからもちょくちょく遊びに伺わせて頂きます。素敵な写真とともに愛がいっぱいの記事楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします。
2023/10/15 URL 編集
エムケイ
よろしくお願いします。
2023/10/20 URL 編集