ユニクロ無印活用法
前の日記で「コーディネートの中に安物が入っちゃうと、途端に不安になってくる。」なんて書いちゃったもんだから
「なに?”ユニクロみてーな安物なんかオレ様着れねーよ!バーカバーカ!”みてぇなコト?ソレってイヤミ?」
みたいに思われちゃってるかもしれないんで、ちょっと弁明しとく。
実は結構ユニクロとか無印とかって使い方次第ではどうとでもなると思ってるんだよね。
じゃぁ、どんな使い方をすればいいのか。
オレの勝手な考え方を挙げると・・・。
1:アウターは避ける。
アウターと靴は一番目に付く場所。
だから、アウターだけはソレなりのものを着た方が見栄えがいい。
いいモノだったら長く使えるしね。
2:定番品を揃える。
定番アイテムを安く揃えるのには、ユニクロと無印は非常に重宝する。
オックスフォードボタンダウンシャツ、5ポケットデニムパンツ(ジーンズ)なんかは丁度いい。
無地のTシャツを何枚も揃える時にも、あの価格の安さが効いてくる。
3:地味目の色を選ぶ。
色物については、正直ユニムジは厳しい!
ユニクロの「色」はどうも「鮮やかさ」が足りない感じがするし、無印はそもそも色が無い(ソレが特徴)。
なので、なるだけ地味な色の無地アイテムを買うのがいい。
グレーのジップパーカー、地味目な色のニット系アイテム等々なら、ソコまでおかしくならないハズ。
4:「デザイン不在」なモノを選ぶ。
デザインと価格は比例する(完全な比例じゃないけど)。
だから、そういった「デザイン」に左右されないアイテムを買う(この場合の”デザイン”ってのは、例えば「無印はむしろミニマルデザインの範疇だ」みたいな意味の”デザイン”ではなく、所謂「凝った柄やディテール」みたいな感じで受け止めてくれれば)。
特に「柄T」は要注意!!
ヘタに安いから「猫も杓子も」買ってしまい、被ってしまう可能性大。
同じように、ちょっと変わったディテールを持った服も買わない方がいい。
ヘタに「変わっている」せいで一発で「ユニバレ」してしまい、居た堪れない気分になることは明白。
5:似たような商品と見比べて、納得した上で敢えて買う。
実はコレが一番賢い方法なんじゃないかと思う。
オレは数年前「あぁ、ちょっと細身のカーゴパンツが欲しいなぁ」と思い立って色々と見て周ったコトがある。
で、その中で最終的に選んだのはユニクロの「美脚カーゴ」だった。
最後までユナイテッドアローズのと迷ったけど、価格差ほどの違いを殆ど感じなかったので、ソレなら安い方がいいなぁと。
結果、なかなか満足行く買い物が出来た。
ココで買った無印のブルゾンも非常に気に入って重宝している。
納得さえ出来れば、その「安さ」がむしろ効いてくると思う。
6:靴には絶対に手を抜かない。
いや、全身ユニクロ無印でもいいんだよ。
でも、靴だけは絶対に手を抜いちゃダメ、絶対!
何故なら、靴の選び方一つでその人のスタンスが分かっちゃうから。
ソノ意味でココの人の指摘は非常に的を射てる。
ニューバランスのM1300CLは確かに合わせやすいし、薀蓄も豊富で、その上あまりフツーの人とは被らない(M1300CLを履く人は、よっぽど「分かっている」人だと思う。フツーはその前にあの「微妙な野暮ったさ」と「価格」に尻込みする)。
ソレに加えてオレなら、レッドウィングの8875アイリッシュセッターと、クラークスのデザートブーツ、あるいはパラブーツのシャンボードあたりもオススメしたいところ。
この辺の靴ならあまり服を選ばないし、長く作り続けられているから古びることも無い。
Beginあたりを読めばこの辺の薀蓄もたくさん手に入るから、理論武装にも事欠かないしね。
要はユニクロも無印も「選び方」一つってコト。
当たり前の結論なんだけどね。
ただ、ユニクロ無印はその「選び方」に困ることは少ないと思う。
むしろ、国道沿いのジーパン屋とか背広屋とかの方が遥かにムズい感じがするんだけど・・・。