2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧
VMware Playerは、pstreeコマンドなどで確認しても分かるが、仮想マシンのプロセス(vmware-vmx)自体はinitプロセスの下で動作していて、X Window Systemと切り離すことができる。 VMware Playerのウィンドウを閉じるか、メニューから終了をしようとした場合…
久しぶりにQEMU/KVMが動作した。 Linux 2.6.23(カーネルのKVMは無効にしてビルド) KVM 49 の組み合わせで動作している。 ネットワークの不具合について 最近のバージョンについて ネットワークの不具合について起動時に固まることなく動作はしているのだが、…
デフォルト設定をベースとして、なるべく体感速度を上げて、作業も効率よく進められそうな設定を目標にして、色々と試してみた。 なお、設定は好みによるところも大きいので、以下の内容で全てのユーザにとって快適なものとなる保証はできない。また、設定項…
(2007/11/1)公式のebuildが入り、以下の作業によって入れる必要はなくなった。ベータ扱い?でハードマスクになっている。 11/1現在、http://www.nvidia.com/object/unix.html の最新のリンクは何故か100.14.19、http://www.nvidia.co.jp/object/linux_display…
(2014/9/26)本記事は2007年10月時点のGentoo向けの内容となる。2007年10月現在、Adobe Readerの最新版は8.1.1で、ebuildにより提供されている言語は英語のみとなっているが、日本語版は既にリリースされているため、このebuildを修正することで、日本語版を…
幾つか、新しく知ったことやメモしておきたいことがあったので、ここに箇条書きにしておく。 Debianパッケージの設定ツールDebConfのインターフェースの設定は「debconf-show debconf」を実行して「frontend:」の値を確認する。 Debianパッケージがインスト…
Compiz Fusionの初の安定版、バージョン0.6.0がリリースされて、色々なディストリの公式パッケージにも(ディストリによっては0.5.2だが)入っているようで、導入に関しては非常に楽なものとなった。 Gentoo Linuxでのパッケージ名 基本パッケージ 設定バック…
「Ubuntu Gutsy(7.10)でuswsusp + hibernate-scriptによるハイバネーションを行う」で行った作業は結構面倒なので、その何倍もの手間をかけて、この作業を半自動化してみる実験。「Ubuntu Gutsy(7.10)でuswsuspのスワップ「ファイル」からの復帰ができなかっ…
uswsuspによる休止/復帰における進行状況バーの表示自体は、動くところまで持っていけたのだが、現状では、Usplash*1/Splashyのいずれの場合も、問題が残ってしまっている。見た目をあまり気にしないのであれば、テキストによる表示で使用するのが一番楽で無…
バージョン4.4.1が出て半年以上が経過した現在、新しいバージョンが(betaを含め)出る気配はないが、開発版を落としてビルド・インストールすることはできる。 (2007/12/3)バージョン4.4.2がリリースされ、Thunar 0.9.0もリリースされた。タイムスタンプの不…
準備として、「emul-linux-x86-soundlibs」をインストールしておく。 問題なくビルドできたもの alsa-lib(1.0.15 USE="midi -python") aRts(3.5.5 USE="alsa esd jack mp3 vorbis") libsndfile(1.0.17-r1 USE="alsa -flac") 32bit版LADSPAプラグイン インス…
uswsuspでは、復帰時にinitrd(初期RAMディスク/initramfsとも呼ぶ)の中に含まれるresumeコマンドが呼ばれ、その際には、initramfs内の/etc/uswsusp.confが使用されるということが分かり、解決の糸口となった。 以下、スワップファイルの作成からそのファイル…
TuxOnIceによる休止状態からの復帰時にUSBのキーボードとマウスが利かなくなる場合がある。これはTuxOnIceとhibernate-scriptのバージョンによって起きたり起きなかったりする。また、全てのUSBキーボード/マウスにこの記事の内容が当てはまるという保証はで…
Ubuntu Linux(Debianも同様)では、TuxOnIceを使用するよりも、uswsusp方式のほうが楽で、簡単に導入できる。hibernate-scriptがこれに対応していることにより、一部設定が必要な部分もあるが、TuxOnIceによる休止をhibernate-scriptで実行するのと同じ感覚で…
hibernate-scriptの設定ファイル hibernate-scriptが実行時に直接使用するのは/etc/hibernate/hibernate.conf。 デフォルトでは、その内容が TryMethod suspend2.conf TryMethod disk.conf TryMethod ram.confとなっていて、ここに書かれている、方式ごとの…
(2007/10/23)サーバ上にvbox-kernel-module-src-1.5.2.tar.gzが置かれるようになり、Portageツリーにも公式のebuildが入ったため、以下の作業を行う必要はなくなった。カーネルモジュールのパッケージが見付からない?virtualbox-modulesのebuildにおいて、サ…
fbsplashテーマの入手 kde-look.org gnome-look.org TuxOnIceの公式サイトにあるテーマ 配置場所 Gentoo Linuxのパッケージ TuxOnIceのfbsplash版UserUIのテーマの選択 fbsplash用のinitrdにTuxOnIceのfbsplash UserUIを含める fbsplashテーマの入手fbsplash…
(2007/11/4)Gentoo Linuxのパッケージ(hibernate-script-1.97-r1)では修正が入った。Gentoo Bugzillaのhibernate-script-1.97-suspend2.patchが該当の修正となっている。 hibernate-script 1.97でメモリイメージをファイルに書き込もうとすると、 cat: /sys/…
hibernate-scriptを使用した休止の実行 実行方法 sudoコマンドでパスワードを入力せずにスクリプトを実行する設定 カスタムラッパースクリプトの例 NVIDIAモジュールの削除に失敗して止まる 復帰 hibernate-scriptを使用した休止の実行hibernate-scriptは、T…
概要 TuxOnIceは、以前Software Suspend2(あるいはSuspend2)と呼ばれていた、ハイバネーションの実装の1つ。 メモリの内容をディスクに保存して電源を切り、次に起動したときにこれを読み込むことで、作業状態を復元できる。 普通に電源を切ると、次に起動し…
1.97が出た後、なかなかebuildが出ないので、過去のバージョンのebuildを再利用して最新版を入れてみた。hibernate-script-1.96-r1のebuildに書かれているSRC_URI(サーバから取得するURL)に含まれるパッチ(hibernate-script-1.96-patches-2.tar.bz2)には hib…
(2007/10/28)Portageツリーに、 tuxonice-sources-2.6.23 tuxonice-userui-0.7.2 hibernate-script-1.97 のebuildが入り、以下のebuildを使用する必要はなくなった。 Linuxカーネルにおけるハイバネーション*1の実装の1つであるTuxOnIce(旧Software suspend …
emul-linux-x86-qtlibs-10.0-r1の時点ではQT4が含まれていないが、自分でビルドして用意すれば、32bitのQT4を要求するアプリケーションを動作させることができるようになる。これを追加するだけでも意味はある(時間はかなりかかるが...)。 QT3(3.3.8-r4 USE=…
(2007/10/19)バージョン1.0.15ではこの問題は修正されている。 「カーネルソースツリーのALSAドライバを新しいalsa-driverに置き換える」のスクリプトで、Linux 2.6.23(内蔵するALSAのバージョンは1.0.14)にALSAドライバ 1.0.15rc3を組み込んだところ、カー…
Linux 2.6.23に上げたところ、NVIDIAドライバなど、カーネルモジュールを含むパッケージをビルドすると、カーネルソースツリー内にファイルを書き込もうとして*1、下のようなエラーが出るようになった。 (ビルド完了) >>> Source compiled. ----------------…
起動時にグラフィカルな起動画面を表示するための仕組みは幾つかあるのだが、Gentoo Linuxでは、その中で、fbsplashというものが比較的簡単に使える。 fbsplashは、Linuxのカーネルフレームバッファデバイス(グラフィックデバイスを抽象化したデバイス)と、…
まず、 emul-linux-x86-baselibs emul-linux-x86-xlibs が必要。また、パッケージごとに、ヘッダファイルを要求する関係で、64bit版の各種パッケージも必要になる(これは他のemulパッケージにも言える)。 ビルドエラーなしのパッケージ USE="-python"を指定…
準備として、「emul-linux-x86-sdl」をインストールしておく。 問題なくビルドできるもの smpeg(0.4.4-r9)とsdl-ttf(2.0.8) sdl-sound(1.0.1-r2 USE="mikmod mp3 mpeg vorbis -flac") sdl-mixer(1.2.7 USE="mikmod mp3 vorbis") インストールするebuildの例 …
下に書いている順番どおりにビルドする前提での覚え書きなので、ビルドの順番を入れ替えたり、途中のファイルコピー作業を飛ばしたりするとエラーになる可能性がある(GTK+ 1とImlib 1の系統とそれ以下は独立なので、その2つを飛ばしたところから始めることは…
X関係のライブラリは基本的にCHOST/ABI指定で通るが、一部例外もある。64bit版とのバージョンの開きが大きく、「libX*」をビルドするだけでも価値はある。 準備 順番 freetype glut openmotif 32bitでもxcbを使用するようにする x86_64システムへインストー…