類例の少ない構造の気味の悪い話です。※褒めています。ホラーなので。物語が終わったあとに、ふと嫌な気配が漂います。※褒めていますよ。言及されてない言外の空想に、不気味さの主眼がある。本作の構造は〝未確認生物への追想の構造〟そのものです。連想としては、作中の人物がなんだかわけわからない感染症とかになりそうな予感さえ漂います。そこにも嫌な感じあります。※褒め(以下略)本作は抑制の効いた、気味の悪さを醸し出す、良作ホラー短編です。
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