チートも超能力もスナック感覚のハーレムもない。分厚い知識と教養に固められたシンプルな物語。読み返しても面白い。騎士達の行く末を見届けろ。
中世騎士とは何者だったのか、何を考え何を求めて剣を振るったのか。現代からすれば酷く血生臭く野蛮な、しかしどうしようもなく惹かれてしまう黄金がその心にはあるのだ。騎士の義務、名誉、主従とは何か。同じ作者の童貞辺境領主騎士でその一部を描かれていたが、こちらではそれをど真ん中に据えて描いている。なお個人的には騎士たちが、名誉と正義のために命をひょいと投げ捨てる意気と、何とも言えない不器用な含羞を併せ持つのが堪らない。もはやエロいまである。
貞操逆転騎士から思っていましたが中世欧州の騎士概念の見識が深く、またストーリーも重厚で熱く素晴らしい作品です。あちらのコミカライズも楽しみに読んでいますが7 knightsは是非手元に本でほしい作品です。各騎士の辺境伯への思いを語るエピソードはつい共感の涙を流してしまいました。
読み応えがあります。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(246文字)
(言い方は悪いですが)ありきたりで十把一絡げのテンプレスタートから、よくぞここまで重厚で格好良い物語を書かれたものです。こいつは凄い!!タイトルもまた格好良い、ところどころでちゃんとテンプレの要素も押さえてある。ぜひエンディングまで頑張って欲しいです。これは本当に「当たり」を引きました。
ストーリーも文章もレベルが高く、非常に楽しんで読むことができました。続きを楽しみにしてます。無理のないように更新していただければ幸いです。
現在一章が終わったところですがすでに非常に熱いですそれぞれの別の理由で辺境伯令嬢のために戦う覚悟をした七人の全員が魅力的で泥臭くカッコいい最初から亡くなっている辺境伯に惜しい人を亡くしたと思ってしまうまだ1人しか戦う理由は分かってませんが、ほかの人も楽しみです
久しぶりに良い物語に出会えた。いぶし銀な小説。
ストーリーは平凡意外性のない英傑の活躍による断罪物古典落語のようだ登場人物の行動と背景当たり前過ぎて意外性はない意外性なくストーリーが進むたがどうしたことか心が揺らされるどうしようもなく情緒が揺れる山となり谷となり情動の波に飲まれてしまう何を食ったらコレが書けるんだろう
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