概要
クルドの少女によるハードボイルド・マカロニウエスタン系童話
中東某国の内戦のなかで、武装した少女兵が海を見に西へとあるいていくお話
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この物語はフィクションです。実在・現実の人物(重信房子、ドゥア・ハリル・アスワド、ウサマ・ビン=ラディン、ジハーディ・ジョン)・団体(日本赤軍、オウム真理教、イラクとシャームのイスラム国)・出来事とは一切関係なく、登場キャラクターの言動・思想・感情・理念も所詮、架空のものに過ぎず、また未成年の喫煙・飲酒・殺人・暴行・強姦・姦通・死体損壊・自殺や自傷・拷問・私刑・麻薬の乱用・差別・棄教・聖戦(小ジハード)・名誉の殺人・女子割礼・子供兵士・戦争・テロリズムなど、法律・法令・国際法・イスラム法・その他数多の集団の倫理・道徳に違反する行為を、推奨するものではありません。
出典・引用:
"L'homme armé"
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この物語はフィクションです。実在・現実の人物(重信房子、ドゥア・ハリル・アスワド、ウサマ・ビン=ラディン、ジハーディ・ジョン)・団体(日本赤軍、オウム真理教、イラクとシャームのイスラム国)・出来事とは一切関係なく、登場キャラクターの言動・思想・感情・理念も所詮、架空のものに過ぎず、また未成年の喫煙・飲酒・殺人・暴行・強姦・姦通・死体損壊・自殺や自傷・拷問・私刑・麻薬の乱用・差別・棄教・聖戦(小ジハード)・名誉の殺人・女子割礼・子供兵士・戦争・テロリズムなど、法律・法令・国際法・イスラム法・その他数多の集団の倫理・道徳に違反する行為を、推奨するものではありません。
出典・引用:
"L'homme armé"
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!名前の無い者は語ることができるか
今、私が最も新作を待ち望んでいる作家であるといえる。
アノニマ、名無しと名乗る主人公は、それなのに強く、雄弁に語り、機転を利かして進んでいく。そもそも、初対面の挨拶からはたまたインターネットサービスのアカウント作成まで明示的/非明示的に強制される「名乗れ」という命令は、名乗ると不利になる状況を持つ社会的弱者にとってダブルバインド的に映ることがあるが、さて、戯れて自らをアノニマと呼ぶ強さを持つ時点で、主人公は既に弱者ではないと言えるだろうか。
この物語のモチーフは酷く寓話的(本質的)であるにも拘らず、世界を捉えようと、登場人物、さらには物語自体がもがいているように見える。弱者と称せられ勝ち…続きを読む