ブロックチェーン技術で個人情報を管理するとはどういうことか
この記事が気になったので調べてみた。
そもそもブロックチェーンとは、
分散型台帳技術で、要は分散ネットワーク型のデータベースである。
ブロックチェーン(英語: Blockchain)とは、分散型台帳技術[1]、または、分散型ネットワークである[2]。ブロックチェインとも[3][4]。ビットコインの中核技術(Satoshi Nakamotoが開発)を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、Peer to Peerネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。フィンテックに応用されるケースでは独占や資金洗浄の危険が指摘されることもある。
ちなみに開発者とされるSatoshi Nakamotoは正体を明かしていない。
少し前にSBIホールディングスの代表取締役である北尾氏が
サトシ・ナカモト氏と議論を行ったとし少しざわっとしたが
今見たらなんか全然違う内容に訂正されていた。大丈夫か。
【訂正内容】
「これの対策として北尾氏はビットコインの考案者であるサトシ・ナカモト氏と議論を行っている。」→「ウォレットのセキュリティ対策が弱すぎるとし、北尾氏は以下のように話した。」。北尾氏の発言をYouTubeから引用し追記。訂正日10月29日
ブロックチェーンの技術的な解説はとても僕では無理なので
ひとまずこのあたりでざっと概要をつかんでいただいて
ブロックチェーンのメリットは
- 分散管理なので各所で同じデータを共有できる、しかも低コスト(peer to peer)
- 改ざんに強い(proof of work)
- そのユーザが記録したことを証明できる
ビットコインなどの仮想通貨はこの特性を生かして、
国に依存しない(非中央集権的)な通貨を発行し運用してるわけです
で、この技術を使って個人情報を管理するとどういうメリットがあるのか?
以下は最初のニュース記事からの抜粋
月間17万件に及ぶ家賃の決済履歴と物件の情報を、ブロックチェーンの仕組みを使って金融機関と共有する。
金融機関は融資条件を決める際の与信情報として、家賃の決済履歴を支払い余力の算定などに使えるようになる。これまでは借り手の給与明細や銀行口座を確認するなどの手間がかかっていた。
機微で大量の更新情報を低コストで管理でき、
分散ネットワーク内で共有ができるから ということか
個人情報などのデータは通常、一つのサーバーやクラウドで管理するが、情報が書き換えられるなどの危険性がある。一方、ブロックチェーンは複数のパソコンがデータを管理し、相互に監視しながら正しい記録を蓄積していくため、情報が改ざんされにくい。
確かに一か所で管理するより改ざんされにくいのはわかる
こんな記事をみつけた
今の時点では真ん中の活用までだが
将来的には一番右のスマートコントラクトにも展開していけるかも、、
という意思があるかどうかわかりませんが
ひとまず今後もウォッチしたいです。