突っ込みどころはありまくりだけど、アプリがどうにか実用レベルになったので記事を書きます。
初めてスマホアプリを作りました。
Xamarin製です。Xamarinにかんしてはまた別の記事で書きます。ここではアプリ内で使っているカレンダーデータをどう調達したかを書きます。
アプリを作るきっかけ
この記事を見たのがきっかけです。
ごみ分別アプリ(信州大学学生が作成しました。) - 長野市ホームページ
このアプリを使ってみると、通知機能がありませんでした。我が家では私がごみ出し担当なのでその日の朝に何のごみを出せる日なのかを通知してほしいのです。この記事に
長野市では、開発段階から行政情報を提供し
とあり、調べるとカレンダーはPDFで公開されていました。
http://www.city.nagano.nagano.jp/site/kateigomi/121416.html
これはプログラムでは扱いづらい。そこで生活環境課にメールしexcel形式での公開を依頼してみたところ、2ヶ月ほどして来年度平成29年度のデータを公開していただけました。ありがたや〜。
アプリで使っているカレンダーデータはこちら。
アプリでデータを使うに至るまでの所感
ちょうど同じようなタイミングで、祝日データの公開について話題になりました。
最新の国民の休日は内閣府から供給されるCSVを読めばわかることがわかった。これがオープンガバメントだ。 https://t.co/zCgGcMggmg pic.twitter.com/KeZKXwl20p
— にゃんだーすわん (@tadsan) 2017年2月21日
最初このつぶやきを見たときは、ご多分に漏れずITリテラシーの低さを残念に思ったのですが
人間が印刷したりして扱う形式とプログラムが処理する前提で公開する形式は違うほうがいいわけで、その変換は自動化なりで効率化されてないと、担当者やってらんねーと思うんですよね。現場努力でどうにかするみたいなのはなんかおかしい
という指摘をしている方がいて、たしかにと納得しました。実際、市に公開いただいたxls形式のごみカレンダーはまだプログラムでは少し扱いにくいです。列が分かれていたり日付セルに◯があって日付型でなくなってしまっていたり。人間には見やすいのですけどね。
「変換は自動化なりで効率化」ここを誰がやるのか。今は我々コンピュータ屋の仕事なのでしょう。今回は、扱いやすいJSONにするためにparserを書きました。
GitHub - koty/nagano_gomi_calendar
でも将来的には現場の人が片手間にできるようになるといいなと思います。車だってたまにはタクシーを使うけど多くは自分で運転するじゃないですか。小学校でのプログラミング教育必修化に期待しています。