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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人間関係のピークは誰にでもあること

2025年01月29日 | 老後の生き方

人と会うことが激減、行動範囲も縮小し時間だけが過ぎいく

それでもぼーっとしながらも自由な時間、こんな時を求めて

いたのかもしれない、至福の時間というわけでもないが気分

は落ち着く心地よいひと時である。

 

若い時は、この人は嫌だなと思っても利害関係もあり、関係

を断ち切ることができないけれど、今はこの人はいいやと思

えば連絡をとらなければいいだけのことだ。

 

人間関係のピークは誰にでもあることで、環境が変わった、

話題が合わなくなった、どちらかが面倒だと思った、トラブ

ルが生じた等で自然に消滅することがある、どこかで偶然会

ったりしないかぎりそれっきり、齢をとったらそれでいい、

無理に執着することはない、もう人生の時間が限られてるか

ら心の声に忠実に生きるのがいいと思ってる。


貧富の差は拡大している

2025年01月28日 | 老後のお金

最近大手の銀行で金融資産数十億円規模の超富裕層の顧客を対象

としてサービスを強化するという記事が新聞に掲載された、超富

裕層というのは金融資産(預貯金、株式、債券、投資信託、一時

払い生命保険・年金保険等)が5億円以上ある層のことだと言わ

れてる。

 

 

一体これだけの大金持ちがこの日本にどれだけいるのだろうか?

調べてみると国内で9万世帯もあり7兆5千億円の金融資産を保

有している、全体で5千4百万世帯もあるから、ほんの一握りの

超富裕層かもしれないが驚きの数字である。

 

 

一方で日本の相対貧困率(税金や社会保険料などを除いた可処分

所得が年間122万円に満たない世帯の割合)が16%、854

万世帯もいる現実、月10万円で暮らす人が国内で2千万人およ

そ6人に1人もいると言われてる。さらに生活保護受給者が16

2万世帯、そのうち半数が高齢世帯である。今のままだと金持ち

はますます金持ち、貧乏な人はますます貧乏と貧富の差が拡大し

ていく世の中であることは間違いない。


何をしてもいい自由・何もしなくてもい自由

2025年01月27日 | 老後の生き方

いつもプラスの感情でいるのは無理で生きているのが空しいと

感じることがある、そんなとき思い出すのは過去の嫌な出来事、

あの時の失敗、あの時のトラブル、そうすると当時の不愉快な

思いが走馬灯のように蘇ってくることがある。

 

そんな過去と比べると今は嫌なことは何もしなくていい、そし

て今は自分の弱さを素直に認められる、無理する必要もない、

昔は嫌いな相手と上手くやろうとして自分の態度を変えること

もあった、今は会わないですむけれど若い時はそうはいかなか

った、リタイヤするまで私はそんな場所にいた。

 

生きる喜びというのは日々の充実で、ある意味自己満足かもし

れない、それは人それぞれ違うものだ、私にとっての日々の充

実は何をしてもいい自由、何もしなくてもいい自由がある現在

であることは間違いない。


意地悪な義母に空しさを感じる50代主婦

2025年01月26日 | シニア女性の悩み

夫の両親と同居する50代主婦、義父は家事も手伝う優しい人

ですが義母は私が憎くてしかたないようで台所やトイレをわざ

と汚し何かと意地悪をします、私の体調が悪くても容赦なく近

所には私の悪口、義父は気の強い義母には何もいえず夫は仕事

を理由に逃げてばかり、近所に住む夫の弟と妹も義母の入退院

の世話は全部私に押し付け知らん顔、優しい言葉ひとつない義

母につくすだけの自分がむなしくなります。

 

これは「きょうも誰かが悩んでる」に10年前に掲載されてた

人生相談の内容である、これについて嫁姑問題はよく「貴女の

方が長生きするのだから少し我慢すれば」というけれど、これ

は問題の根本的解決にはならない、人は年齢順に死ぬとは限ら

ないし誰かが死ぬのを待つ人生はむなしいものです。

 

それよりも家事以外の趣味か生きがいを見つけて下さい、新し

い世界を見つけることでものの見方、生き方も変わると思いま

すというのが回答者の内容だった、しかし味方が一人もいない

のは辛い、せめて夫の理解、協力が必要かと思う、むなしくな

るのは当然である。


老々介護が6割を超えた

2025年01月25日 | 老後の生き方

2023年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると同居で

高齢者を介護する世帯のうち、65歳以上の老老介護は63

.5%と過去最高だった、高齢の配偶者や親を自宅で世話する

ケースが増えており75歳以上同士の割合も35.7%であっ

た。

 

95歳の認知症の母と一日中、二人きりの日が続くと曜日の

感覚すらなくなるという70歳女性、妻の排泄介助の大変さ

をあげ、このままでは共倒れになると思って自宅での介護に

終止符を打って施設に入所させたという70歳男性、アルツ

ハイマー型認知症の診断を7年前に受けた88歳男性は自分

のマンションを「ここは誰の家なんだ」と毎晩84歳の妻に

繰り返し問いかけるという。

 

施設への入居は経済的に厳しい、一緒に暮らしたい、理由は

様々だが長期になると共倒れになるリスクも高まることは確

かである、私の場合はひとり暮らしの母が認知症になった時

点で遠隔地だったこともあり施設入居を決めた、2年間お世

話になり亡くなったけど今思うとプロに任せてよかったと思

っている。


孫に無関心な義父母を批判する嫁

2025年01月24日 | 老後の生き方

読売新聞の「人生案内」に30代主婦が相談された記事に注目

した、義父母が幼い子供二人に無関心で寂しいというもので会

うのは年に一度か二度、電話もよほどのことがない限りかかっ

てこない、自分自身祖父母に愛情をかけてもらい楽しい思い出

がたくさんあった、孫に無関心という話は聞いたことがない、

どう受け止めたらいいでしょうか?という相談内容である。

 

確かに孫に会いたいのにお嫁さんが会わせてくれないと嘆く祖

父母の声を聞くなかで相談者の義父母は珍しいかもしれない、

回答者の言葉にもあるように祖父母は孫が可愛い、孫の成長が

楽しみ、しかしプレゼントして孫の喜ぶ顔を見るのが至福の時

とは限らないという気持ちも、わかる気がする。

 

 

愛情表現は人それぞれ、たったひとつの理想の祖父母像にこだ

わらないことです、だから孫に無関心だと批判する気持ちは消

しましょう、いずれ義父母が孫たちに心を開いてくれる時が訪

れるのを待ちましょうという言葉で締めくくってる内容であっ

た、少数派であるかもしれないが価値観は人それぞれ違うこと

も確かである、私達の年代でもこんな祖父母が案外いるのでは

ないかと思ったのが読後の感想である。


わたしはわたし、あなたはあなた

2025年01月23日 | 老後の生き方

「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生き

る、わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのでは

ないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているの

ではない、わたしはわたし、あなたはあなた」

 

この詩はドイツの精神科医フレデリック・S・パールズが創設

したゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩で何かの犠牲にな

ることなく自分を大切にすること、他人を尊重すること、健全

な人間関係はその上に成り立つということを語っている。

 

さらにつけ加えるとすれば、自分自身になるべく嘘をつかない、

無理をしない、本音を歪めて我慢することはない、たとえ相手

と意見が違っても違いを認め、相手の人格を尊重する、人の生

き方はそれぞれ違うもの、違いを認めて理解しあう、現実には

なかなか難しいことだが、そこに風とうしのいい人間関係が築

けるのではないかと私は思う。


60代女性「フツフツと湧いてくる亡夫への憎悪」

2025年01月22日 | 老後の生き方

人生案内60代女性「フツフツとわいてくる亡夫への憎悪」は

同年代の夫が亡くなって数ヵ月、結婚生活は困難の連続だった、

女はつくる、借金、会社は辞める、言葉の暴力、晩年はがんに

なり2年近く自宅で介護、最期を看取りひとり暮らしの時間を

もつようになったがフツフツと夫への憎悪が沸き上がってきて

そんな自分が嫌でたまらないという相談内容だった。

 

恨みつらみは、いったん気持ちを落ち着かせても、心身が弱っ

たりすると再発する持病みたいなもの、年月が浄化してくれる

面はありますが逆に膨れ上がることもある、だから体を動かし

外に出て、サークルに参加したり習い事を始めたり気分転換さ

れたらという回答者のアドバイスだった。

 

この相談内容を読んで14年前に亡くなった父のことを思いだ

した、葬儀を終え残務整理で10日間ほど実家に寝泊まりした

とき、今まで見たことのない母の一面をみた、父の浮気の恨み

つらみを朝から晩まで私に言ってきた、もう聞きたくないと思

いながらも母が怒りを吐き出す相手は息子しかいなかった、母

のその思いは亡くなるまで変わらなかったような気がする。


自分の生きたいように生きるのが一番

2025年01月21日 | 老後の生き方

齢を重ねるにつれ健康情報は気になる、例えば高血圧の薬は飲

まなくていい、一方では一生飲まなければならない、どちらか

というと、ほとんどの医者は後者である。

 

私も2年間ほど降圧剤を飲まないですごした、その間ふくらは

ぎもみとかウオーキングなどで飲まなくても下がった時期があっ

たが、結局また飲み始めた、いまだにどっちが正しいのかわから

ない。

 

しかし迷ったときは自分のモノサシで自分がこうしようと決めた

信念を貫くのが一番、そのつけは自分に返ってくるわけだし誰か

のせいにしなくていい、要は自己責任、だから健康情報だけでな

く生き方も人の意見に一喜一憂するより自分の生きたいように生

きるのが一番だと思っている。


高齢者のうつ病と認知症

2025年01月20日 | 老後の生き方

高齢者の認知症患者は今年700万人になるだろうとと言われ

てる、実に高齢者5人に1人である、信じたくないが、間違い

なく年々増加している、一方高齢者のうつ病患者は300万人、

記憶力の低下がアルツハイマー病なのか高齢者のうつ病なのか

間違いやすい。

 

記憶力の低下、気分の落ち込み、不眠、食欲低下、動悸、息切

れが起こるのがうつ状態だけれど齢を重ねると誰もが罹患する

恐れがある、さらにその症状が2週間以上続くのがいわゆる、

うつ病である。

 

高齢者の鬱は夕方から調子がわるくなる、脳梗塞にかかると非

常にうつ病がおきやすい、さらに高齢者の鬱を放置していると

認知症になりやすい、私の亡き父も認知症だったが、今思うと

初期の段階でうつ病だったような気がする、それだけ高齢者の

場合うつ病と認知症かの判断が難しいということである。