国立の出願締め切りが迫ってきましたが、もう少しすると共通テスト利用の合格発表や、私大の合格発表などもはじまりますね。
そして合格とともに大きなお金の動きもはじまります。
準備はOKですか?
うれしい合格の後には、支払いが待ってます。
保護者のみなさん、いま一度各大学の支払い期日や手続き期日を確認しておきましょう。
特に、複数校を受験されている方は、入学金をどこの大学に振り込むのか?どこの合格発表を待ってから手続きするのか?など、流れが複雑になっていることもあると思いますので、要注意です。
また、大学から指定されている支払い方法も確認しておきましょう。
銀行の窓口振込の場合は、締切当日に手続きをすると受付時間によっては翌日扱いになってしまうなんてこともあるそうなので、事前に銀行に何時までに手続きしたらいいか確認しておいた方がいいかも。
抑え校に入学金を払うのは、なんとも言えない気分ではありますが、去年の私はお布施と思って納めました。
去年の2/28に銀行の窓口でK大に20万円を振り込みました。
私大の入学金の締め切り期日が国立の発表前だからしょうがない。
東大の試験を受けた直後にK大の合格を確認した息子がもう国立後期を受ける気をなくしてしまったからしょうがない。(東大落ちたらK大に行くというので)
東大の二次試験の数学で計算ミスを2問もやっていることに気がついてしまったからしょうがない。
「この20万円無駄になれ~無駄になれ~」と念じながら、銀行の現金預入機に現金を吸い込ませました。
そして捨て金が1校分で済んだだけでも良かったと思うようにしてました。
共テ利用とか、繰り上げ合格とか、そういう話が絡んでくるともっと複雑になっていたでしょうから。
抑え校の入学金の支払いが済んだら、祈るような気持ちで東大の合格発表を待ち、今度は喜んで入学金の28万2千円の振り込みをしました。(こっちは息子にやらせました)
4年間の学費をトータルで考えるともちろん国立の方が安いのですが、こうやって比べてみると入学金って国立の方が高いんですよね。
ついでに言うと授業料は、私立が入学手続き時、国立は入学後なんですよね。
うちの場合は、K大だったら3月中に入学金以外の前期分の授業料その他費用の振込みが必要でした。
ちなみに東大の授業料は去年の5月と11月に授業料がそれぞれ26万7900円ずつ登録口座から引落しされました。
(来年度以降、東大は授業料値上げされますが、値上げ対象者は今春の入学者からなので、我が家が支払う授業料は来年度以降もかわりません)
国立といっても、初年度は合計81万7800円もかかったのでした。
入学手続きの後は、新生活の準備ですね。
自宅を出る子は、生活拠点の準備。
それから大学で使うパソコンやタブレット、教科書などの購入。
入学式で着るスーツや小物の購入。
任意だけど生協の加入金、各種保険、学生自治会の加入金。
うちは買わなかったけど、東大は入学記念アルバムや入学記念写真撮影の案内なんかも入学書類一式の中に入っていました。(これが結構、お高い、、)
受験でお金がどんどん出ていくことに麻痺している上に、合格ですっかり気分がハイになっている状態でこの案内をみせられるのはなかなかの誘惑でした。
あとこれだけお金が出ていくともう小さい金額に思えていましたが、東大は4月の頭にオリ合宿と言われるクラスのバス旅行があったので、その代金も2万円弱払いました。任意ですが、ほとんどの子は参加するみたいです。
もうどんどんお金が出ていくので、ちょっとよくわからなくなってきます。
家族や身内、友人との外食やらお祝いの食事の機会も増えます。
受験が終わった打ち上げ、高校の卒業祝い、合格祝い、入学祝い。
労いの家族旅行とか。
これから毎日私服だからと、洋服もそれなりに購入。
合格のお祝いも色々頂いたのでそのお返しの手配も。
息子の入学準備しつつ、私が卒業式や入学式に着ていく洋服も買ったりして、、、。
大学受かったし、まぁいいかという気持ちになって財布の紐もゆるくなる。
去年の3月、4月の家計簿みると、こんなに使っていたのかとびっくりします。
クレジットカードの請求額も普段とはちょっと違っていてビビりまくってました。
今年の受験生の保護者の方は、すでにお金のことを色々と心づもりされていると思いますが、受験学年ではない保護者の方、大学入学に際して入学金や授業料以外の出費もあれこれありますよ。
交際費や交通費も意外と馬鹿ないならない金額に積み上がってました。
合格とともに支払いがやってきます。
新生活というのはお金がかかりますね。