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介護リーダー徹底解説①介護リーダーとは? | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

高校中退、ひきこもりを経験し介護士(老健)になりました。私の経験が誰かの役に立てば思いブログをしております。

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

介護リーダーとは、

施設における介護部門の長であり、

人材マネジメント、リスク管理などを通じて

ケアの質を向上させるだけでなく、

施設のケアの方向性を決める

重要ポジションです。

 

その役割は利用者様に

「より良いケアを提供すること」で、

介護リーダーの資質が

施設の命運を左右する

といっても過言ではありません。

 

そんな責任重大な役職ですが、

実はリーダーとしての

業務を上手くこなすコツがあります。

 
介護職員のイラスト

 

 

このシリーズは、私が介護リーダーとして

働く中でたどり着いた、

課題や問題を解決する方法、

心構え、必須能力などをまとめた、

言わば『介護リーダーの攻略法』を

ご紹介するシリーズです。

 

介護士の方、役職者を目指される方、

現役リーダーの方の

参考になれば良いなと思います。

 

 

はじめに

「どういった人間が記事を書いているか?」

「何を経験した人の記事なのか?」

 

この部分が不透明だと、

このシリーズの説得力が出ないので、

自己紹介を簡単にさせていただきます。

 

 

私は介護未経験、資格は実務者研修修了

(ホームヘルパー1級)という状態で、

20代後半で介護老人保健施設に

就職しました。

 

更に言うならば、

学歴は中卒、バイト経験しかなく、

ひきこもり期間が1年以上ありました。

 

しかし、入職して1年半で

フロア主任(フロアリーダー)に

任命されました。

経験も人格も伴っていない状態です。

 

ちなみに私が働く法人におけるフロア主任とは、

介護リーダーの1つ下の役職で、

文字通り一つの階(フロア)の

介護業務全般を仕切る、

支店長みたいな存在です。

 

能力が伴っていないながらも、

上司や部下の助けを借りつつ実践で学び、

何とか主任の業務をこなしていきます。

 

気づけば2つの施設で合計3間主任を務め、

その後、介護リーダーに任命され

2年以上が経ちますが、

施設が変わっても、役職が変わっても、

根本的な考え方は同じだと気付きました。

 

それに、今まで関わった介護リーダー、

フロアリーダー20名以上の

言動や働き方を分析して見つけたポイントを

加えたものこそが

この『介護リーダーの攻略法』です。

 

ほぉという表情のドット絵
 

まず初めに、介護リーダーに必要なのは、

課題に対しての正解を知っていることよりも、

自分で考えて課題を解決しようとする力です。

 

介護で預かるのは人の命と人生、

介護の業務とは日々の生活のお手伝い。

そして介護士が関わるのは

高齢者つまり人間です。

 

問題や課題は千差万別で、

ひとつとして同じケースはありません。

 

そのため「正解を知っている」と言っても

所詮は一部分を知っているだけ。

 

本当に必要なのは未経験、

未知のケースに対応するための

思考力なのです。

 

 

ここで、介護現場における

理想のリーダー像について

掘り下げていきます。

 

今から3つの質問を二択でするので、

自分の心の中で、

どちらか一方を選択してください。

 

①介護リーダーの立場はどっち?

A. 一般職員の上に立つ存在

 B. 一般職員と同列、並んでいる

 

②介護リーダーの役割はどっち?

A. 監督やコーチのような指示出し

B. 指示出しも介助もする選手権監督

 

 ③介護リーダーの業務範囲はどっち?

A. すべての重要業務は自分でこなす

B. 重要業務も一般職員と分担する

 

どちらか答えは決まったでしょうか?

 

正解は全部Bです。割と

わかりやすい問題だったかもしれませんね。

 

輝くBのイラスト

 

① について、

リーダーは役職的にも給料的にも、

一般職よりも上になるので

ついつい勘違いしがちですが、

あくまでも現場の代表。

 

責任が大きくなっているだけで

他の職員と立ち位置は同じ。

 

そのくらいのスタンスでないと、

現場の職員にそっぽを向かれてしまいます。

偉そうにしていてはダメということですね。 

 

② について、

①で言った通り介護リーダーは現場代表です。

 

現場に立たずに

事務仕事や命令ばかりしていると、

現場の意見、現状と

どんどん乖離していき、

現場に寄り添えないリーダーが出来上がります。

現場の意見を代弁できない人間は

リーダー失格です。

 

どんなに忙しくても1日数回は現場を回る、

緊急で欠員が生じた際は、自分がフォローに

入れるだけの知識と経験を維持する。

これくらいは最低限しておきたいところです。

 

③について、介護現場で起こることに

責任を負うからと言って、

重要な業務のすべてを行う必要はありません。

 

部下に業務を分担することも

人材育成ですし、

全部自分でしようとすると

自分がつぶれてしまいます。

 

「全部あの人がやってくれる」ではなく

「自分たちのことは自分たちでする」という

自立心溢れたチームを目指しましょう。

 
力強さのイメージ

 

 以上のことからもわかるように、

理想の介護リーダーとは、

現場に寄り添いながらも

現場の将来のことを見据えたリーダー。

「目線の高さは同じだけど視野は広い」

そんなリーダーのことです。

 

現場の将来のことを考えるためには、

大前提として『自分の介護観』を

しっかり持っている必要がありますが、

それについては

このシリーズの後の方でお話します。

 

次回はリーダーに必要なもの、

リーダーの必須能力についてです。

 

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サムネイル
 

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