
1993年の486マシンでもLinuxは動く 76
ストーリー by hylom
カスタムビルドすればもっと軽くなりそう 部門より
カスタムビルドすればもっと軽くなりそう 部門より
taraiok曰く、
Linuxカーネルがサポートしている最も古いx86 CPUは「Intel 486」だ。しかし、本当に往年の486で現在のLinuxを動かせるのか。それを実際に試した人がその結果を公開している。
実験では1993年にリリースされた「IBM PS/1 Consultant 2133 19C」にGentoo Linuxをインストールしたという。このPCのメモリ容量は72MB。さまざまな困難を乗り越え、インストールに成功。その動作時の様子は約30分の動画に記録されている。システムが立ち上がるまでに約11分、シャットダウンするのにも5分かかるものの、486CPUで動くのは事実だったことが証明されている(YKM'S CORNER ON THE WEB、Slashdot)。
メモリはないと厳しそう (スコア:2)
slashdotの記事では64MB(SIMM-72って規格だよね)になってたけど
当時64MB積むってかなり大変な気がする。
16MBぐらいでも動くものなのかしら。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:1)
64Mbyte ってすごい大容量に聞こえるんですが・・
初めて Windows3.1 を PC-98(286マシン + Cyrix486) で動かした時って
10Mbyte でした。 2Mbyte の EMSメモリが1~2万円くらいはして。
(まぁ、当時の Windowsって ただの Windowマネージャみたいなものですが)
そう思うとLinuxですら今は 64Mbyteも必要なのかと。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:2)
64MBではカーネルのビルドができなくなってましたよ。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:2)
けいおん! (スコア:0)
当時だと K-ON + muleなら 4MBとかじゃなかったっけ。
X使っても8MB - 16MBもあれば十分みたいな。
#いかん、一瞬4"GB"って書きそうになったw
Re:けいおん! (スコア:2)
emacsが、Lispのリストを省メモリに表現するための小手先の技として、「32bit前提なポインタ変数の上位8bitを別の目的に流用しているため、残りの24bit=16MBまでのメモリしか扱うことができない」ようなプログラムだった時代ですね。
Re:けいおん! (スコア:3)
>32bit前提なポインタ変数の上位8bitを別の目的に流用している
これは68000上のLisp実装の話でEmacsには限らなかった記憶があるんだが
♯アドレスレジスタは32ビットで演算、バスには24ビット分出力(LSBは直接は出てこない)
♯上位8ビット分はついて回るんでタグとして利用
♯省メモリより高速化目的だったかと
Re:けいおん! (スコア:1)
それよりも前からメインフレームの時代からある実装方法で,
IBMが31ビットアドレッシングを発表したときに大変だったはず.
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:1)
いや30pinSIMMかな。8bit幅なので4個一緒。ペンティアムからバス幅64bitになって72pinSIMMになった。メモリチャンネルあたり2つ以上のモジュール積めたから、スロットは8あると思う。
16MB SIMMなんてよく手に入れたものだ。
メモリバスも遅かったから引き回してまとめてスロットがあった。
カーネルを小規模システム向けにコンパイルする必要があるから、Gentooなのかな。
なお、当時のLinuxは0.9
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:1)
ああ、この機種は72pinSIMMですね。BIOS画面見る限り64MBでスロット2つですね。
それで32MBSIMM手に入りやすかったのだと思います。
ローカルキャッシュらしきランドがある。高級機だぁ
AMD5x86に換装しているぽい。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:1)
1993年当時のSIMMって16MBはかなりレアというか、最上位クラスだったのではないかと思います。
(単に自分で買えなくて視界外だけだったかもしれないけど)
95年ころでも、8MBのSIMMを1枚4万円くらいでドスパラで買ったと記憶しています。
と書いていて思ったのですが、メモリは1993年に一緒に買い揃えたものとは限らないですね。
「見つけたPCに、探し出してきた16MBのSIMM×6を追加してみた」
ってあたりが妥当な線ではないかと。
で、SIMMはPentium時代にバカスカ安くなっていったので、そのころのものではないかなぁと妄想。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:1)
ミスリード
32MB×2って書いてましたね。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:2)
l用に新しいカナ作ったら良いかも
とはいえめんどうなので
ら゜り゜る゜れ゜ろ゜
で良いか
ミスリードじゃなくてミスリ゜ードですよ とか
Re: (スコア:0)
当時64MB積むってかなり大変な気がする。
386sxの頃で1MBのDIMMが1万円くらいしてた
486だともうちょいマシだったのかな
64MB載るマザーに16MB DIMM 4枚挿しとか
マジでいろいろな意味で大変そう
Re: (スコア:0)
Pentium クラスでも、MAX 16MB のボードなんて普通だったからな。
486 で 64MB積めるっていうと、PCサーバー用とかの特殊なマシンな気がする。
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:1)
IBM PS/1 Machine 2133 Model 114 - Computing History [computinghistory.org.uk]
こちらの記事をみると、IBM PS/1 2133 は最大 RAM 64MB も積めたらしい。BIOS 画面みると 486DX だし、純正メモリが馬鹿高そうだが 1993年としては割とよいスペックだったんじゃないかと。
# ちなみに OS/Warp4.0 なら 16MB でも楽勝
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
16MBでも楽勝というか、OS/2でPMを動かすには16MBないときついという噂が流れて
それがOS/2スタートダッシュの大きな足かせになった様な記憶がある。
OS/2スタートダッシュっていつの話? (スコア:1)
ああ MS OS/2 1.x の頃の話ね。16MBないときついという噂は知らんが、当時非常に高価
だったメモリを DOS と比べて潤沢に要求したのからじゃなかったか。
OS/2Warp3.0 ではかなり軽量化されて、最低 8MB あれば Workplace Shell が使えた。
つーか OS/2Warp4.0 がリリースされた当時は Windows95 に惨敗した直後で、企業向け
にシフトした頃なので、あなたが書いているスタートダッシュとは関係ないね。
当時のガースナー会長がどうやって OS/2 を終わらせようかと考えていた時代だから。
# MS 時代の OS/2 には興味ないのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
93年発売のFM-TOWNSII MXは486SXで最大100MB(オンボード4+32x3)積めましたし
翌年以降発売の486系の後継機も最大72MB(オンバード4+32x2)が多かったのでそんな特殊で無い気がします
私自身も96年頃にジャンク扱いの72pinのNp,70nsの32MBのSIMMを2枚10万近くで購入してFM-TOWNSに刺し
雑誌の付録のLinux(Slackware)を突っ込んで勉強した記憶があります
最終的にはFM-TOWNS II Fresh EにAm5x86と72MBとFMR用のLANカードをアダプタ噛まして刺してWindows95までいきました
FM-TOWNSが特殊と言われると返す言葉がありませんが
Re:メモリはないと厳しそう (スコア:2)
初代TOWNSは,メモリは最大6MBまで。CPUは80386DXですが,浮動小数点演算コプロセッサは別売りで10万円ぐらいしていました。
これでSlackwareを使ってましたが,メモリとコプロセッサがネックになって,X Windowが遅いのなんの。Xの画面になるまでに,少なくとも30分ぐらいは待っていたように思います。
やってられないので,KON上のMuleでLaTeXの原稿を書き,レポート・卒論・ゼミのLaTeX講座テキストを書いていました。
特色は,HDDを買わずに,MOディスク(128MB)にSlackwareをインストールして,MOから起動して上記の作業をしていたことぐらいかな。
Re: (スコア:0)
それほんとにメモリの問題?MOなんて使ってたからじゃないの?386・4MBのDOS/V機でもHDDがあればけっこう普通にXは立ち上がっていたよ。
Re: (スコア:0)
当時のMOはHDDとタメ張れるぐらいに早いよ。書き込みは遅いけど。
だからOSの起動ディスクとしての使い方は出来た。もっともAT互換機のAdaptec AHA-1542使った場合。
Re: (スコア:0)
MOが出た頃はハードディスクもPIOだったことも有り、MOが早いと言うかハードディスクが遅かったと言うか・・・
しかも初代(というかほぼ全機種の)TOWNSのSCSIしばらく経ってから広まり始めたSCSI2ではなくSCSI1なので更に遅くメモリにウェイトが挟んであったので、同スペックの互換機と比較しても遅い可能性は高かったのでは?と思います
Re: (スコア:0)
386sxの頃で1MBのDIMMが1万円くらいしてた
386sxの頃にDIMMがあったとは驚き
Re: (スコア:0)
Gentoo Linuxじゃなければ16MBで動くようなのもありそう
1993年の486マシンでも… (スコア:2, おもしろおかしい)
そんな新しいマシンで動かしても面白くありません
-- NetBSD
Re:1993年の486マシンでも… (スコア:1)
NetBSD/i386 も i386 はサポート外かよ、大口叩けんよな。
http://wiki.netbsd.org/ports/i386/ [netbsd.org]
> Any i486 or better CPU should work - genuine Intel or a compatible such as Cyrix, AMD, or NexGen.
ウゴウゴ (スコア:1)
そりゃ初期のLinuxなんて486マシンのコマンドラインで遊んでたんだから動いて当然ですよ!
と思っていたらGUI付きか……今となっては3.1や95よりもリッチなOSなんだなぁ。
Re: (スコア:0)
いや、当時でもX-windowのGUIで使ってたよ
486-66で、SlackWareとかRedhatをインストールした記憶あるし
(周辺機器を選ばないとドライバで悩むのは今もか・・・)
Re:ウゴウゴ (スコア:2)
X-windowという書き方は推奨されていません。
Xのmanpageによれば、X.Orgが要求するのは以下のどれかです。
・X
・X Window System
・X Version 11
・X Window System, Version 11
・X11
# と、何回言えば理解してもらえるのだろうか。
Re:ウゴウゴ (スコア:1)
大丈夫。そこは当時から変わっていません
Re:ウゴウゴ (スコア:1)
>いや、当時でもX-windowのGUIで使ってたよ
時代はそうなのか。オジサンは悲しいです
Re: (スコア:0)
懐かしい。同じようなスペックでFreeBSD 2.2.x(7?8?)とか
SlackwareとかLaser5 Linuxとか動かした記憶があります。
本体は富士通のFMVだった覚えが…。
Re: (スコア:0)
私はbsd信者だったのでNetBSDやFreeBSDの最初のバージョンとかで使ってたけれど、i486でもX11が快適に使えましたよ。
上モノがXlibやXawでウィンドウマネージャがtwmなどのほとんど裸のX11R6でしたから軽かったのです。
OSF/Motifのツールキットが重量級のグラフィックコンポーネントと考えられていた時代です。
GNOMEやらQtで組んだプログラムだったら、まあ使い物にならなかったでしょう。
Re:ウゴウゴ (スコア:1)
たしか1993年ごろだったかな、Linuxはまだ1.0が出る前の頃の話。
486DX2 66MHz と、SPARCstation2(SPARC 40MHz)が、だいたい同じぐらいの速さでしたね。
大学で使ってたSunOSとほぼ同じ環境が自宅でも使える、ってことで
386bsd+patchkit上でX11R5(まだR4だったかも)を動かしてましたが、
twmでktermとNemacsを使うぐらいなら、サクサクでした。
メモリは4MBでは厳しく8MBは欲しかったかな。Linuxの方は4MBでも実用レベルで動いたので、ノートパソコンでの利用とかメモリ増設が厳しい場合にはLinuxが選択肢に挙がってた感じ。
Re: (スコア:0)
ほう・・・。1996年にi386 25MHzのPCをX端末として使わされていた私に喧嘩を売るとはいい度胸だな、貴様。
ちなみにOSはSlackware 96でした。
一方 OpenBSDでは (スコア:1)
OpenBSD ベースのライブシステム「河豚板」開発者の川俣さんは、486マシンで OpenBSD を動かしているようです。
こちらはメモリ24MB!!
http://fuguita.org/index.php?%CB%DF%BA%CF [fuguita.org]
川俣さん(@yoshi_kaw)のツイートを見ると、OpenBSD 6.2のカーネルコンパイルに42時間かかったようです。
Re:一方 OpenBSDでは (スコア:1)
シリアルコンソールからログインして使ってる動画 [youtube.com]もあります。
Re:うわぁ・・・テキストが一瞬で表示されない・・・ (スコア:1)
「シリアルコンソール」ですよー
動画の 4:20 ごろに com0:300baud って出てるとおりで 300ボー(毎秒300bit、1文字分送るのに startbit-8bitデータ-endbit で10bitなので毎秒30文字)で本体と通信しています。
データ7bitなら、気持ちほんのり速い。
毎秒30バイトしか書けないCPUを使ってるわけじゃないよー(笑
* たぶん分かっててリプライしてるんだろうなあとは思うけど
そんなにおかしいかなぁ (スコア:1)
で、Xまで立ち上がるのに十何分もかからないですよ? 少し古めのディストリで2分くらいだったはず。何かおかしくないのかなぁ。
#ISA のボードは代えがないもの以外はだいたい捨てたので、動画と似たようなことはできないと思う。
関連リンク+1 (スコア:0)
Linux カーネル 3.8 では i386 がサポート外に
https://linux.srad.jp/story/12/12/18/0012215/ [linux.srad.jp]
# もう6年、いや5年とひと月ちかく、か...
IDEバスの速度 (スコア:0)
486は486でも ISAしか積んでなさそう機械を持ってこなくても…
このあたりのマシン(チップセット)って、IDEがISAの速度だったりするんだろうか。
PCI積んでる頃の486マシン持って来れば、ブート/シャットダウンはちょっとは早くなんじゃないかな
Re: (スコア:0)
Ulta DMA以前のIDEならISAバスで性能に不足はねんじゃね
Re: (スコア:0)
1994年ぐらいに486DX2 を使ってましたが、VLバスにさすIDEキャッシュボードとかがあって、
それに4MByte ぐらいメモリ積んだような記憶があります。
Adaptec のSCSIカード1542 は5万円ぐらいでTEXEL のSCSI CD-ROMドライブは4万円ぐらい
だったかな。IRQとか変更したような。
UNIX User誌の付録のCD-ROM からSLS Linux だったか、インストールしました。
カーネルは0.99 とかでした。
XFree86 を動かすのに、設定ファイルに書く数字を自分で計算したような記憶があります。
なにをやってたんだろう。
Re: (スコア:0)
1994年にキャッシュカードに4MBって・・・当時はもう第二世代Pentiumが出ていたのに。お大尽の領域じゃないですか。
(1994年に第一世代PowerMacを買って友人のPentiumと比べたりしていたので、わりとはっきり覚えています。ちなみにPowerMacのメモリは8MBでした。)
Re: (スコア:0)
>設定ファイルに書く数字を自分で計算した
ディスプレイの水平同期タイミングとかだったはず
プログラム側が自動で計算するようになったときには「ずいぶんと進歩したものだ」と感心した覚えがある
Re: (スコア:0)
IDEってISA前提で簡略化した規格で、もともとのスピードはかわらんところからの
すたーとだったような
組込み系とかFreeBSDとかは? (スコア:0)
今回のはGentooってメジャー系のディストリでやったことに意味がある?
組込み系LinuxだともっとショボいCPUやメモリ制約の中で動いてる気がする。
busybox中心のシステムで言えば、一般PC向けでもDSLとかTinyCoreとかSlitazとか
GUIもサポートしてる低スペック向けディストリ結構あるし、
今回のターゲット機で動かせないかな。
あと、FreeBSDは(4.x以降触ってないのでよく知らんけど)
"FreeBSD 11.1-RELEASE Hardware Notes"見る限り、
i486機ならサポート対象の様だし、いまだにPC9801/21シリーズの記載もある。
Re:組込み系とかFreeBSDとかは? (スコア:1)
メジャーディストリビューションで、カーネルのConfigいじってセルフコンパイル出来ることに意味があるんじゃ無いGentooは。
実際には、インストール用カーネルでは動かないと思うので、カスタムカーネルをクロスコンパイルしたと思うけど。
むかしむかし (スコア:0)
PC-9801で動くPC-UXなるUNIXを使ったことがある
開発環境として使ったのだがかなりレアな体験だった
CUIしかないのにすんごく遅かった記憶がある
CPUは8086互換でメモリ量は残念ながら記憶にない