拭き取り化粧水は朝に使うといい？洗顔代わりの使い方や、メリット＆デメリット、おすすめのアイテム18選も

拭き取り化粧水はお肌によくないイメージがある人もいるのでは。拭き取り化粧水とは肌の表面に残っている不要な角質や汚れを落としつつ、保湿するために使うスキンケアアイテムです。

ただ保湿力が高いアイテムではないので、保湿力を重視したいときは「効果がない？」と思われがちですが、お肌の汚れをさっぱりとさせて、後から使う美容液や、乳液などのアイテムの肌なじみを良く※₁してくれます♡

拭き取り化粧水にはメイクを落とす強めの洗浄成分は配合されていませんが、お肌の汚れをすっきりとさせてくれるので忙しい朝の洗顔にもぴったりですよ♡

そもそも拭き取り化粧水は、ヨーロッパなどの水道水が『硬水』の地域で作られました。硬水で顔を洗うとお肌がパサつきやすく、洗顔の成分と化学反応を起こしてしまったり、豊富なミネラルが肌荒れを招いてしまうことがあります。そのため硬水が一般的な地域では、拭き取り化粧水を使って顔の汚れを拭き取るのが習慣になっているケースも。

でも日本はほとんどの地域の水道水が『軟水』のため、洗顔やクレンジングも水道水を使って行っても硬水のような問題は起こりにくいのです。

日本で販売されている拭き取り化粧水も優秀なアイテムも多く、お肌のコンディションを整えるのにもぴったり！自分の肌質や、使い勝手の良いタイプを毎日のスキンケアに取り入れてみましょう。さっぱりした使用感のものが多いので、保湿ケアには保湿化粧水と併用すると、お肌にうるおいをたっぷりと与えられます。

拭き取り化粧水を使うのであれば朝がおすすめ！

• 朝の洗顔代わりで時短
• メイクノリが良くなる

朝はメイクをしたりヘアセットをしたりと何かと忙しいですよね。少しでも時間に余裕を作るために拭き取り化粧水はぴったりです。また、拭き取ることで古いな角質をオフして、メイクのノリも良くなるので、朝のメイク前には特におすすめですよ。

拭き取り化粧水は朝と夜の1日に2回使ってもOKです。ただ気になるのは肌への摩擦。化粧水をたっぷり使い、肌への摩擦があまり起きないように、皮膚をなでるように拭き取りましょう。

拭き取り化粧水を朝のスキンケアで使うメリットや、デメリットをお伝えします♡こんな風にメリットも多いので、ぜひチェックしていきましょう。

• 時短できる
• 毛穴汚れをオフできる
• メイクノリが良くなる
• スキンケアアイテムの角質層への肌なじみも◎
• 場所を選ばないのでお泊まりにもおすすめ

洗顔の代わりに拭き取り化粧水を使うことで、洗顔と化粧水を一度に済ませられるので時短できます！洗顔を泡立てたり、洗い流したりする必要もなく、化粧水をなじませる手間がなくなります。乾燥が気になる場合は保湿すればOKなので、水を使った洗顔よりも手早くスキンケアができます。

拭き取り化粧水は、毛穴に詰まりやすいお肌の汚れを落としやすくしてくれます。毛穴に詰まりやすい余分な皮脂や、古い角質が落ちやすくなるので、スキンケア後のメイクのノリが良くなったり、美容液や乳液などの肌なじみも良く※₁してくれますよ。

寝起きのお肌は意外と汚れているもの。クレンジングや、洗顔で洗い落とし切れなかった汚れや、夜の間に浮いてきた古い角質、余分な皮脂が皮膚の表面に付着したままの状態です。寝起きのお肌のままメイクをするとベースメイクがヨレやすく粉っぽくなったり、白浮きしたりする原因に。時間がなくて洗顔ができないときでも、メイクの前に拭き取り化粧水で肌を清潔に整えると、化粧下地やファンデーションが塗りやすくなって、メイクのもちも長くキープできますよ♡

拭き取り化粧水でお肌を整えてから、美容液や、乳液などのスキンケアアイテムを使うことで角質層へ成分がなじみやすくなります。特に肌表面の古い角質や、余分な皮脂をさっぱりとさせてくれるので、お肌にうるおいが届きやすくなるのです。

拭き取り化粧水は洗い流す必要がないので、水を使う洗面台は必要ありません。水道設備が整っていないキャンプや、非常用の洗顔代わりにもぴったり。友人や、家族との旅行シーンでも、洗面台の順番待ちをしなくて済むのも便利ですね。

拭き取り化粧水はコットンや、シートでお肌をなでるように汚れを拭き取るため、どうしても肌摩擦が起こりやすくなります。そのためお肌が刺激に敏感になっていたり、肌摩擦に敏感なときは肌荒れが起こってしまう場合も。肌荒れが気になるときは、有効成分を配合した肌荒れを予防してくれるタイプを使ってみましょう。

肌荒れや、ニキビが目立つ肌の場合は、拭き取り化粧水を使うと悪化してしまうケースもあるので要注意です。お肌のコンディションが整うまでは洗い流す洗顔でお肌を清潔に保ち、朝に拭き取り化粧水を使うのは一旦避けた方が良いでしょう。

また毎朝の拭き取り化粧水を使っていると、肌刺激を感じてしまう場合もあります。その場合はお休みの日など、時間に余裕があるときは洗顔でお肌を整え、忙しくて朝のスキンケアを時短したいときだけに拭き取り化粧水を洗顔代わりに使う方法に切り替えてみると◎！

朝のスキンケアで拭き取り化粧水を使うときは、以下のような手順がおすすめです。

1. 拭き取り化粧水で汚れを拭き取る
2. 乳液やクリームで水分の蒸発を防ぐ
3. メイクをする

特にお肌の乾燥が気になるときは、拭き取り化粧水を使った後に保湿タイプの化粧水や、フェイスパック、美容液をプラスして、お肌にうるおいを与えてあげると◎！

洗顔代わりに使えて便利な拭き取り化粧水ですが、使うときには肌に負担をかけないように注意しましょう。肌への摩擦を少なくするためには、使う量とお肌の汚れの拭き取り方の2点を意識しながら使うのがポイントです。

拭き取り化粧水で顔を拭くときは、化粧水を含ませたコットンがひたひたになるくらいしっかりと化粧水を含ませましょう。十分な量で拭き取りをすることで、肌への摩擦を軽減できます。

肌への強い摩擦は避けたいもの。特にコットンや、シートでお肌をゴシゴシと擦るようにすると、肌刺激が強くなり、肌荒れの原因になってしまう場合があります。拭き取り化粧水を含ませたコットンや、シートの表面がヨレないくらいの弱い力で、肌の上をすべらせるように拭き取るのがポイントです。

朝のスキンケアで洗顔代わりに拭き取り化粧水を使うときは、どんなタイプを選べばいいのでしょうか。自分のお肌と相性の良い拭き取り化粧水を選ぶポイントをご紹介していきます。

朝は何かと忙しく、スキンケアも手間がかかると面倒になってしまいますよね。拭き取り化粧水には、コットンに含ませて使う液状のリキッドタイプと、拭き取り化粧水を染み込ませたシート状タイプの2種類があります。少しでも手間を減らしたいときはシートタイプ、コスパや、保湿力などを求めたいときはリキッドタイプなど、自分が使いやすいと思えるものを選んでみましょう。

拭き取り化粧水もメーカーによって、配合されている成分はさまざまです。ニキビが気になるときは肌荒れや、ニキビ予防に有効な成分が配合されている薬用タイプの拭き取り化粧水がおすすめです。

また空気が乾燥しやすい冬場や、乾燥肌さんの場合は、保湿成分が複数配合されているものを選んでみましょう。肌悩みによっても相性の良い配合成分も異なるので、成分表示やパッケージをよくチェックしてみてください。

肌質によっても相性の良い化粧水や、テクスチャーが異なります。特に皮脂分泌が多めでお肌の水分・油分の両方が多めの脂性肌さんは、さっぱりとした使い心地のベタつきにくいものがおすすめです。

一方お肌が乾燥しやすく、洗顔後もツッパリやすい肌質の人は、保湿力の高いしっとりタイプを選んでみましょう。

まずは朝のスキンケアにおすすめしたい、リキッドタイプの拭き取り化粧水をご紹介しましょう。

リキッドタイプの拭き取り化粧水を使う場合は、コットンを使用するのが一般的です。拭き取り化粧水におすすめのコットンは、こちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。みんなのスキンケアの味方♡毛羽立ちにくく肌触りの良いコットン7選

アルコールフリーのネイチャーコンクの『薬用クリアローション とてもしっとり』は、拭き取り化粧水でありながら保湿成分や美白※₂に有効な成分も配合されていて、これ1本で角質ケアも保湿も叶えてくれる優れもの。朝のスキンケアにぴったりのアイテムです。プチプラなのも嬉しいポイント。寝ている間につきやすいお肌の汚れや、余分な皮脂もすっきりさせて、なめらかなお肌に整えてくれますよ。

オードムーゲ(EAUDE MUGE)の『オードムーゲ 薬用ローション（ふきとり化粧水）』は、有効成分『イソプロピルメチルフェノール』と、『グリチルリチン酸ニカリウム』がニキビを予防しお肌を清潔に整えてくれる拭き取り化粧水。サラッとした水のようなテクスチャーなので、ベタつきが気になる人や、メンズ肌のお手入れにもおすすめです。160mLと、大容量の500mLの2サイズ展開。

美人ぬか(BIJINNUKA) の『純米角質柔軟水』は、無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性の無添加処方。ポンプタイプで、片手で1回の量を出しやすいのも◎！ドラッグストアで購入しやすいプチプラ価格なので、初めて拭き取り化粧水を使う人や、学生さんにもぴったりです。

無印良品(MUJI)の『拭き取り化粧水』は、岩手県の釜石の天然水を使ったスキンケアシリーズの拭き取り化粧水。５種類の植物エキスと、アンズ果汁がお肌にうるおいを与えて、キメの整ったクリアな肌に導いてくれますよ。サラッとしたみずみずしい使い心地で、無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーの無添加処方。

LIPSユーザーからも人気の高いナチュリエ(naturie)の『ナチュリエ ハトムギ化粧水(ナチュリエ スキンコンディショナー h )』は、サラッとした水のようなテクスチャーの化粧水。保湿タイプの化粧水ですが、お肌のコンディションを整えてなめらかな状態に導いてくれます。プチプラ価格で500mLの大容量なので、コットンと併用し拭き取り化粧水代わりに使用するだけでなく、お風呂上がりに全身の保湿ケアに使うこともできちゃいますよ。

AYURAの『クリアリファイナー センシティブ』は無香料・無着色・弱酸性、さらにアルコール・鉱物油・防腐剤(パラベン)フリーの無添加処方の拭き取り化粧水。古い角質を落ちやすくし、うるおいを与えてやわらかくなめらかなお肌へと導きます。角質ケアをしたいけれど、肌刺激が気になる人や、敏感肌さんにも◎！

クリニークの『クラリファイング ローション 1』は、LIPSの口コミでも「使い切った！」というレビューが目立つ人気のデパコス拭き取り化粧水。サラッとしたベタつきにくいテクスチャーで、古い角質や皮膚の汚れをさっぱりとさせ、後から使うスキンケアをなじみやすく※₁してくれます。

80年以上の研究開発でナリスが作り出したのが、拭き取り化粧水の『コンク』。クレンジングや、洗顔で洗い流し切れなかったお肌の汚れもすっきりとさせて、つるりとなめらかな状態へ導きます。ヨクイニンエキス、月見草エキス、白花豆エキスの3つの保湿成分がお肌にうるおいを与えて、ハリのある美肌に♡

「グレープシードオイル」が配合されていて、お肌を拭き取った後の乾燥を感じにくく、乾燥が気になるときにもおすすめなのが、IPSAの『クリアアップローション 2』。イプサの拭き取り化粧水は1と、2にタイプが分かれていますが、2は乾燥しやすいカサカサしたお肌のケアにもぴったり！オイルと2層になっているので、使用する前によく振るのがポイント。汚れを拭き取るだけでなく、保湿ケアも叶えてくれる優秀なデパコスアイテムです。

幅広いユーザーに愛されて続けているSK-Ⅱの拭き取り化粧水『フェイシャルトリートメントクリアローション』。さっぱりとした使い心地が特徴で、拭き取り後に使う美容液や、乳液の肌なじみ※₁を良くするブースタースキンケアとしても◎！独自の保湿成分「ピテラ™️」を配合されていて、角質ケアだけでなく肌を整えてクリアでなめらかな美肌に導いてくれます。

ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)の『ピュリファイング ミセラーウォーター』は、水にも油にもなじみやすい『ミセル処方』でお肌の余分な皮脂や、汗、古い角質もさっぱりとさせてくれる拭き取り化粧水。さらにホワイトウォーターリリーエキス、ノニ葉エキスが配合されていて、お肌にうるおいとハリのある状態へ整えてくれますよ。洗顔後の乾燥が目立ちやすい乾燥肌さんや、お肌のゴワつきが気になるときにも◎。

シートタイプの拭き取り化粧水は、液状のリキッドタイプのようにコットンを用意する必要がないので、もっと手軽に朝のスキンケアを時短したいときにぴったり。またシートが化粧水に含まれているので、1回の使用量が少なすぎて肌摩擦が気になる人にも向いています。今度は、朝のスキンケアにおすすめのシートタイプ拭き取り化粧水をご紹介します。

とり出してすぐに使えて、保湿も叶えてくれるズボラボの『朝用ふき取り化粧水シート』。持ち運びにも便利なパッケージな上、シート自体も厚手なので、持ちやすくお肌にしっかりと密着させることができます。10枚入りと、35枚入りの2バージョン販売されているので、持ち運び用と自宅用で使い分けやすいのも◎。

肌荒れが気になるときや、ニキビ予防にも使いたいときにおすすめなのが、オードムーゲの『ふきとり美容シート』。有効成分が配合されていて、さらにコットン100%で作られた厚手のシートが、お肌をすこやかに整えてくれますよ。10枚入りとコンパクトなサイズなので、旅行にもおすすめ。オードムーゲのローションタイプと、併用しても◎。

大きめの丸いパッドが特徴のウツクシアの『ピーリングパッド』は、お肌の汚れの拭き取りケアにも、美容パックにも使えます。使い心地はさっぱりしていて、保湿成分も配合されているので、お肌にうるおいを与えてキメも整えてくれますよ。また2021年度のモンドセレクション金賞を受賞。

MEDIHEAL(メディヒール)の『ティーツリーカーミングエッセンスパッド』は、裏表の肌触りが違うシートで肌のコンディションを整えてお肌の汚れや、古い角質のケアも叶えてくれる優れモノ！シートの凸凹面を密着させて、お肌の汚れや古い角質を落ちやすくし、さらに『ティーツリー葉水』、『ティーツリー葉エキス』、『ティーツリー葉油』の3種類の整肌成分がお肌のコンディションを整えて、ツルすべな美肌へと導きます。50枚入りの大容量なのでコスパも◎

やわらかいパッドシートにたっぷりの美容液の成分が含まれている、One-day's youの『ヘルプミーダクトパッド』。皮膚の汚れをすっきりとさせながら、お肌にうるおいを与えるだけではなく、コンディションを整えてなめらかに導きます。パッドの裏と表を使い分けて、拭き取りとパックの両方使いができるので便利。60枚入でコスパが気になる人にもおすすめです。

ラクイック(Raquick)の『ふくだけ洗顔水シート』は無添加処方で、浸透型ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、アミノ酸の3つの保湿成分を配合したシート状の拭き取り化粧水。拭き取り化粧水を使った後で、お肌がカサカサするのが苦手な人にも◎！。50枚入りと大容量なので、毎朝使いやすいのも魅力的です。

リキッドタイプでご紹介したネイチャーコンク(Nature Conc)の拭き取り化粧水も人気がありますが、コットンを使うのが面倒なときにおすすめなのが、シートタイプの『ネイチャーコンク 薬用 ふきとり化粧水シート』。化粧水をたっぷり含んだ3層構造のシートなので、お肌の汚れや古い角質を落ちやすくし、すっきりとなめらかな状態に整えてくれます。シートタイプにも有効成分を配合、『プラセンタエキス』がメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを予防して、『グリチルリチン酸ジカリウム』が肌荒れを予防してくれますよ。お顔だけでなく、体にも使えるのでお風呂後の全身ケアにも◎！

朝は何かと忙しく、スキンケアにゆっくりと時間をかけていられない日も多いはず。今回ご紹介した拭き取り化粧水を朝のスキンケアにとりいれて、ツルすべのなめらかな素肌を長くキープしていきましょう。使い方や、自分に合った拭き取り化粧水の選び方もぜひ参考にしてみてくださいね。（※₁角質層まで）（※₂メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ）

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