パックの使用期限は？開封前・開封後で解説♡｜人気の国産・韓国パックの使用期限も調査しました！

フェイスパックのなかには、使用期限が明記されていない商品が多くあると思います。そんなフェイスパックの使用期限について解説！加えて、開封後の使用期限や使用上の注意点に関してもご紹介します。

実は日本の薬事法という法律で、製造または輸入後、適切な保存状態で3年以上品質が保てる化粧品には、使用期限の記載の義務はないと決められています。

つまり、3年クオリティが変わらない化粧品は使用期限を記載する必要がなく、記載のない化粧品の使用期限は3年と考えて大丈夫です。

使用期限は3年ですが、厳密には「製造日から3年以内」が正解。ですが、製造日がわからない場合は購入日から3年以内でもOKです！ただし、より鮮度を保つためにも3年以内に使い切ることをおすすめします。

また、国内で販売されている韓国パックにおいても使用期限が書かれていないパターンが多く、3年以内の使用がベスト。そして、セール販売されているパックは、製造日からかなり経過しているものもあるので、はやめに使い切るのが無難です。

すでに開封したパックは、空気や手に触れた時点で雑菌が繁殖している可能性があります。そのため、1ヶ月以内に使い切るのがおすすめです。

1ヶ月で使い切れるように、自分のフェイスパックの使用頻度に合う商品を購入しましょう！

使用期限は、あくまで本来の効果が期待できる期限を指すので、期限切れのパックを顔に使えないことはありません。しかし、化粧品は日が経つごとに劣化していくため、効果やテクスチャーが変化していきます。

人間の体の中でも敏感な顔に期限切れのパックを使うと、肌荒れのリスクが高いです。

• チャック式のパックははやめに使い切る
• 手で直接触れすぎないようにする

パックは、空気や手に触れる度に雑菌が繁殖する可能性が高まります。チャック式のパックの場合、ボックスタイプに比べてシートに触れる回数が多く、雑菌の繁殖の可能性が高いです。加えて、乾燥するスピードがはやいのも気になるところ。

とくにチャック式のパックは、他のパックより気持ちはやめに使い切るように心がけましょう。

国産のパックは使用期限の記載がない場合が多いですが、韓国やその他の海外パックは使用期限が記載されていることが多いです。さまざまな記載方法があるので、それぞれどういう意味なのかご紹介します！

EXPは使用期限という意味です。たとえば、「EXP20210913」と記載があった場合、使用期限は「2021年9月13日」。画像には黒字で小さく書かれており、とても読みづらいです。

この商品に限らず、使用期限や製造日は分かりにくい箇所に小さく記載されていることが多く、探すのに一苦労するかもしれません。

MFGは製造日という意味です。画像のアイテムは、シートボックスの裏側に使用期限と一緒に記載されています。万が一使用期限がわからなくても、製造日さえわかれば使用期限が予想できますよ。

「（数字）M」と表記があった場合、（数字）ヶ月使用可能という意味。画像のアイテムの場合、「開封後18ヶ月以内に使い切ってください」ということです。海外コスメは、基本的に「EXP」か「〇M」が記載されるパターンが多いです。

韓国コスメの場合、韓国語で使用期限や製造日が記載されていることが多いです。具体的には以下の通り。

• 까지：～まで
• 제조：製造
• 즉시：即時

上の画像に関しては、「EXP202010까지＝2020年10月まで」という意味です。どちらかといえば、제조（製造）より까지（～まで）で書かれているパターンが多いです。

さらに、添加物フリーや個包装のパックには、稀に「즉시」と表記されているパターンもあります。「즉시」は「即時」という意味で、開封後はやめにご使用くださいという注意書きです。とくに、塗るタイプのパックやオーガニックのシートマスクに多い傾向があります。

メディヒールやネイチャーリパブリックなどの人気のパックを10個選び、それぞれの使用期限を紹介します。気になるパックがあれば、購入前にチェックしておきましょう！

デイリーパックの定番として大人気のLuLuLunは、スタンダードなうるおいタイプから少しリッチなスペシャルタイプまでさまざまな種類のフェイスパックがあります。「ルルルンピュア ピンク バランス」のようなボックスタイプは、32～36枚入りなので、1ヶ月以上の長期使いにおすすめです！

LuLuLunは使用期限の表記がありません。公式からは、未開封で3年以内の使用を推奨しています。

購入して月日が経ってしまった場合、いつから3年なのかわからなくなるかと思います。ですがルルルンは、カスタマーサポートにロッド番号を伝えると製造日を教えてくれるそうです。

ロッド番号は、この画像では下側に記載されている「6908101」と小さく刻印されているもの。とてもわかりにくいので、ぜひ拡大して確認してみてください！

メディヒールは、全世界で14億枚以上の販売実績を持つ人気のフェイスパックです。薄すぎない厚すぎないシートに美容液がひたひたに含まれており、これ1枚でうるおいのある肌が期待できます。

LIPSのベストコスメ大賞にも選ばれるのも納得ですね◎

メディヒールは、使用期限の記載があります。上の画像内のQRコード下、白く刻印されているものが使用期限です。ただし、背景色と同化してわかりにくいので、購入の際は使用前に目を凝らして見ておきましょう！

そして、使用期限の刻印があるかないかは、メディヒールの本物・偽物を見極めるポイントのひとつにもなるので、覚えておいて損はありません。

ゆらぎやすい肌におすすめのCICA（シカ）。トレンドにもなった成分を、たっぷりと堪能できるのがVTのデイリースージングマスクです。

パックのなかでもとくに薄いシートで密着がよく、しっかりと水分チャージが可能！ベタつき感もないので、朝の使用や脂性肌さんにもおすすめです◎

ボックスには、2Mと記載のあるフタが開いたかのようなマークが印字されています。これは2mounthの略称であり、2ヵ月使用可能です。

MITOMOは、多くのシートパックを展開する国産のブランドです。浮世絵柄のパッケージや酒や米麹など日本の食べ物が入ったシートマスクなど、個性豊かなパックをラインナップ。

そんなMITOMOは、300枚入りの福袋シリーズを定期的に販売しています。使用期限が気になるところですが、国産ブランドなので使用期限の表記の義務はありません。MITOMOのQoo10公式ページに製造日について以下の内容が掲載されています。

この画像のパックの裏には、「171203」と印字されています。そのため製造日は、2017年12月で、3番目に製造。製造日を目安におおよその使用期限がわかります。

SK-IIといえば、かの有名な「ピテラエッセンス」でおなじみの有名化粧品ブランドです。フェイシャルトリートメントマスクは、ピテラTMが含まれており、肌にツヤを与えたりキメを整えたりする効果が期待できます。

「ここぞという時に使う高級パック」というイメージが強いですが、大事に扱いすぎて使用期限が切れてしまってはもったいない...。使用期限の明記はありませんが、公式からはこのように回答がでています。

「使用期限の記載がないものについては、未開封の場合において製造後3年間の品質を保証しております。」*

*参考SK-||

製造日は、SK-Ⅱのパッケージに記載された10桁の番号でわかります。

この画像では、パックの上側にある「6245211801」というものが製造日です。最初の4桁が製造日で、最初の6が「2016年」、245が「245日目」という意味。そのため、画像のパックは2016年の245日目である9月5日に作られたことがわかります。

ネイチャーリパブリックは、韓国の自然派スキンケアブランド。多くの種類があるなかでも、グリーンダーマCICAシリーズがとくに人気です。韓国でよく使われるツボクサエキスを贅沢に使ったCICAタイプは、肌をすこやかに保つ効果が期待できます。

さらに、ピンセット付きで触れずに1枚ずつ取り出すことができ、衛生的にもGOOD◎

気になる使用期限は、韓国コスメということもあり表記されています。LIPS内で画像は探せなかったのですが、ネイチャーリパブリックの商品には、「～까지（まで）」と書かれているようです。

エチュードのパックは、非常に薄いシートでサラサラしたテクスチャーが特徴です。袋から出した瞬間ポタポタ落ちるほどひたひたの美容液が含まれており、しっかりとしたうるおいケアが楽しめます。

エチュードは韓国ブランドなので使用期限の表記があります。画像は日本語表記のものですが、下側のライトグリーンの部分にEXP20210515と刻印されていますね。

使用期限の右上には、黒字で「즉시（即時）USE IMMEDIATELY AFTER OPENING」と書かれています。「開けたらすぐ使ってね！」という意味です。

スキンフードは「食べてカラダにいいFOODをお肌にも」をコンセプトに、お米やフルーツ・野菜など自然派エキスを使った韓国ブランドです。べジガーデンマスクシートは、フレッシュな野菜エキスを入れて肌を保湿します。

使用期限は、スキンフードの公式サイトで以下の回答があります。

MJ-Careのエッセンスマスクは、約40種類の中から自分のお肌に合ったパックが選べるのが魅力。1枚52円のお手頃価格なところだけでなく、厚手なシートで美容液が入っているのもうれしいポイントです。

韓国コスメのMJ-Careには、裏面の下側に20220226까지（まで）と記載されています！

イギリス発祥の「ラッシュ」は、日本でも数多くの店舗数を構えるコスメブランドです。主力商品のバスボムと同じくらい人気なのがクレイマスク。

スクラブ入りのタイプから、果物や花入りのタイプまで多くの種類を展開しています。洗い流すタイプのパックなので、角質や毛穴の詰まりが気になる方に◎

ラッシュの商品は、基本的に製造日と使用期限が記載されています。このクレイマスクの場合は、製造後約1ヶ月の使用期限です。予想通り期限は短めなので、ストック買いだけは避けるようにしましょう！

まずは、ニオイを嗅いで異臭がしないかを確認するのが重要。

その後問題がなさそうであれば、ボディ用のパックとして代用しましょう！元々パックには肌にうれしい美容成分がたっぷり含まれているので、ボディの保湿にもうってつけです。

かかとにひび割れやかさつきがある方は、フットパックとして代用するのもおすすめです。スクラブやピーリングでケアをした後、パックをかかとを包むようにつけてラップで巻きます。

角質ケアをした後、いかにたくさん保湿ができるかによって仕上がりが変わりますよ！かかと以外にも、黒ずみが気になるひざやひじに使うのも◎

パックの美容液成分を湯舟に入れれば、美容液成分たっぷりの贅沢な風呂が完成します。作り方も簡単で、使用期限切れのパックを湯舟に絞るだけ！その後ボディソープで洗い流してしまうので、お風呂上がりの保湿は欠かさずに行いましょう。

パックを開封したとき異臭がしたり変色したりした場合、成分が極度に劣化している可能性が高いので、肌に使うのは控えましょう。

その代わり、汚れが溜まりやすい壁や窓の珊や細かい部分の拭き掃除として代用できます。また、水垢がついた鏡も洗剤なしでもきれいにふき取れるのでおすすめです！

パックの使用期限切れを起こさないためには、パックをストックしすぎないことです。多くても、未開封で半年以内に使い切れるほどの量を目安にストックするのがおすすめ。

自分のパックの使用頻度と合った量のみを保管するようにしましょう。

パックの使用期限切れが起きる原因のひとつは、パックの存在自体を忘れてしまうことです。とくに、多くのパックを持っている方はすべてのパックを把握しきれないかと思います。

そのため、パッケージに購入日と開封日を記入しておくのが◎！パックに限らず、化粧品のサンプルが大量にある人にもおすすめしたい対策です。

パックを適切に保管するポイントは「直射日光が当たらない」「温度変化が少ない」の2点に気を付けること。日差しが当たりやすい窓際に保管すると、包装されたパックでも温まって劣化がはやまります。パックだけでなく、化粧品に直射日光は大敵です。

パックは15～25度の薄暗い場所への保管が推奨されています。エアコンの風が当たりやすい場所やストーブに近い場所への保管はおすすめできません。

「化粧品は冷蔵庫に保管するといい！」という話をよく聞きますが、頻繁に開閉する冷蔵庫は温度変化が激しいのでパックの保管にはおすすめできません。

ほとんどのメーカーで常温保管を推奨しているので、部屋の棚などに保管しましょう！

パックの使用期限は特別な製法ではない限り、「製造日から3年・未開封で3年・開封後は1ヶ月」が基本です。後悔しないためにも、使用期限を確認して使い切りましょう！

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