洗濯洗剤と柔軟剤のおすすめの組み合わせ｜いい匂い・部屋干しなど用途別にご紹介！

毎日の洗濯に欠かせない洗濯洗剤と柔軟剤。とてもたくさんの種類があるため、どのように選んだら良いか迷ってしまう方も多いはず。洗濯洗剤と柔軟剤は、一見似たようなアイテムに見えますが、実はそれぞれ役割が異なります。

効果や香りを最大限に発揮するためにも、洗剤と柔軟剤の正しい役割を知り、上手に組み合わせることが重要。では、それぞれどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

まずは、洗濯洗剤の役割からご紹介します。洗濯洗剤は、主に以下の3つの役割があります。

• 汚れの化学的分解
• 抗菌作用
• 消臭

洗濯洗剤には、汚れを分解する役割があります。洗浄成分である界面活性剤によって、油汚れを乳化させて落とします。また、酵素の働きによって、タンパク質汚れを分解して落とします。汗や皮脂などの汚れに効果的です。

洗濯洗剤には、菌の増殖を抑える役割があります。衣類に付着した雑菌を落とさないとイヤな臭いが発生するため、抗菌作用は重要な役割を果たします。

また、洗濯機の洗濯槽に繁殖している雑菌も同時に防ぐことが重要です。せっかく洗濯しても、洗濯槽に雑菌が繁殖していると衣類の菌を落としきれず、臭いの原因になります。

洗濯洗剤は、消臭効果も重要な役割です。洗濯したばかりの衣類やタオルなどの臭いが気になるのは、臭いのもととなる分子を中和できておらず、酵素の働きが弱いことを表しています。

また、洗濯物がたまってから洗う場合、置きっぱなしにしている間に雑菌が繁殖してしまうから。さらに、お風呂の残り湯で洗濯していたり、洗濯が終わってすぐに干さなかったりすると、雑菌が残り臭いの原因になる場合があります。

次に、柔軟剤の役割について見ていきましょう。柔軟剤の主な役割は、以下の3つです。

• 繊維への科学的アプローチ
• 静電気防止
• 香り付与

柔軟剤は、主に衣類などの繊維を柔らかくする作用があります。ふんわりとした洗濯物が気持ちいいのは、柔軟剤のおかげ。繊維の間に柔軟成分を浸透させることで、繊維1本1本がコーティングされ、肌ざわりの良い仕上がりになります。

しかし、柔軟剤に含まれる成分は、洗濯洗剤と混ざると十分な効果を発揮してくれません。柔軟剤を使う際は、柔軟剤専用の投入口に入れることが大切です。

柔軟剤は、肌ざわりを良くする以外にも、静電気を防止する役割があります。繊維をコーティングすることで絡みにくくなり、洗濯物が乾いたあとも静電気を防止してくれます。

静電気を防止することで、花粉やホコリなどが衣類に付着しにくくなるため、快適に衣類を着られるのも嬉しいポイントです。

柔軟剤を好んで使う方に多いニーズが、洗濯物のいい香り。汗をかいても衣類が臭いにくくなったり、ほのかな香りを身にまとうことができたりと、香りが付くことのメリットは多いです。

これは、香り成分をカプセルに包んだ「マイクロカプセル技術」によるもの。体温や摩擦、紫外線の熱などによってカプセルの膜が破れ、香りを放出するしくみです。

ここからは、洗濯洗剤や柔軟剤の正しい使い方について解説していきます。

洗濯洗剤や柔軟剤は、商品ごとに推奨されている適切な使用量を守って使うことが大事。

足りないと十分な効果を発揮できなくなり、多すぎるとすすぎきれずに衣類に残ってしまったりします。衣類に洗剤や柔軟剤が残っていると、肌が敏感な方は肌荒れの原因になる場合もあるため注意しましょう。

商品のパッケージに記載されている目安量を守り、洗濯物の重量や洗濯機の水量などによって使用量を調節するのが基本です。汚れがひどいときは洗剤の量を増やすのではなく、つけ置きしてから手洗いするのがおすすめ。

洗濯洗剤と柔軟剤は、投入するタイミングも重要です。洗濯を開始してすぐに柔軟剤を入れても、衣類にいい香りが付着せず、ふんわりと柔らかい肌ざわりにも仕上がりません。

洗濯洗剤は、基本的に洗濯開始直後に入れます。柔軟剤は、すすぎの最終段階で入れるのがベストタイミング。それぞれのタイミングをずらすことでそれぞれが最適に作用し、柔軟成分が効果的に衣類に浸透します。

全自動洗濯機の場合は、それぞれ投入口が分かれているので、正しく投入しましょう。

洗濯機で洗濯をする場合、適切な量の洗濯物を入れることが重要です。洗濯物が少ない場合はとくに問題ありませんが、梅雨時など洗濯物が大量にたまっているときは、1回あたりの洗濯物の量に注意しましょう。

一般的に7割ルールというものがあり、洗濯機に対して7割の洗濯物がMAXです。7割を守ることで洗剤と柔軟剤が均一に水中に分散され、水流と洗剤の相互作用によって効果的に汚れを落とすことができます。

また、洗濯物の繊維の奥までしっかり洗うことも可能になるため、洗濯物を入れすぎないようにしてください。

洗濯洗剤を過剰に使用すると、以下のようなリスクがあるため注意しましょう。

• 衣類が硬くなる
• 肌荒れの原因になる
• 洗浄効率が下がる

繊維に洗剤が残ることで、繊維が硬くなってしまう可能性があります。また、先ほどもお伝えしたように、肌荒れの原因になることも。さらに、洗浄効果が下がってしまう場合もあるため、適切な量の洗剤を使用することが大切です。

洗剤や柔軟剤にはたくさんの種類があるため、どれを組み合わせてよいのかわからないという人も多いはず。まずは、組み合わせ方のコツから解説していきます！

組み合わせに困ったら、同じメーカーの洗剤と柔軟剤を組み合わせるのが簡単。同じメーカーのものは一緒に使うことを考慮して作られていることが多いため、香りだけでなく機能面でも相性がよいものが多いんです。

単体ではよい香りなのに、洗濯をしたあとの香りが好きではない…。そんなときは、洗剤と柔軟剤の香りの相性がよくないのかもしれません。フローラル系・せっけん系・柑橘系など、洗剤と柔軟剤を同じ系統の香りで組み合わせてあげると、香り同士がまとまってよい香りになりますよ。

洗濯物のいい香りを持続させるには、正しい方法で洗濯する必要があります。一般的に最適といわれている脱水時間である3～5分を守り、適量の洗剤や柔軟剤を使用することで、効果的に香りが放出します。

脱水時間が長すぎると過度な摩擦が生じ、香りが出にくくなります。また、洗剤や柔軟剤の量が少なすぎると香り成分が十分に繊維に吸着できず、香りを放出しにくくなります。

また、干す場所の温度や湿度によって乾燥時間が長くなると、雑菌が繁殖しやすくなりイヤな臭いの原因になります。とくに、部屋干しをする際は、扇風機やエアコンなどの風を当てたり、洗濯物を干す間隔を広くしたりすることが大切です。

どうしても香りが足りないと感じる場合は、香りスプレーを吹きかけるのもおすすめです。

好きな香り・効果だからといって、洗剤・柔軟剤ともに強い香りを選んでしまうと、香り同士がケンカしてしまいます。お気に入りの柔軟剤の香りがあるなら、洗剤は無香料か微香のものを選ぶと柔軟剤の香りを引き立てることができます。

洗濯洗剤と柔軟剤を組み合わせる際は、環境と肌に配慮したものを選ぶことも大切です。たとえば、環境ラベルのついた商品は、地球環境への負荷を低減できるものなので、価格や品質が適切であることを示しています。

また、環境に配慮した成分を使用している商品なら、肌への負担も低減できる可能性があります。たとえば、アレルギーを引き起こすリスクのある物質を排除していたり、添加物を最小限に抑えていたりするため、敏感肌の方や赤ちゃんにも使いやすい洗剤である可能性が高いです。

洗剤や柔軟剤を選ぶ際は、成分表示や認証マークに注目し、エシカルな製品選びを意識しましょう。

洗剤と柔軟剤の組み合わせはたくさんありますが、まずはいい匂いにこだわりたい人におすすめの組み合わせからチェックしていきましょう！

どちらもP＆G製品なので、相性のよい組み合わせです。ボールドとレノアハピネスは比較的しっかりと香るタイプなので、まるで香水をまとっているかのような仕上がりに。すっきりとした爽やかフレッシュフラワーサボンの香りと、ホテルライクなホワイトティーの香りの組み合わせは、甘すぎずエレガントな香りを作ります。

洗剤としての性能はもちろん、「香りが好き！」という口コミが多いのが、すっきりとしたボールドジェル フレッシュピュアクリーンの香り。洗浄力も高く消臭効果があるので、生乾き臭が気になるときにもおすすめです。しっかりと香るタイプなので、香水感覚で使いたい人に向いています。

まるでホテルのような高級感のある香りを楽しめるのが、ホテルセレクト 夢ふわタッチ。ホワイトティーの香りは、甘すぎないので大人の普段使いにもぴったりです。レノアハピネスのなかでも柔軟成分を多めに配合しているので、洗い上がりもふんわりと。

こちらも同じメーカー・花王同士の組み合わせ。ニュービーズの上品で甘い香りに、落ち着いたIROKAのネイキッドリリーの香りを組み合わせることで、華やかな中にも高級感を感じさせる芳醇な香りが完成します。

すすぎ1回でもきれいな白さをキープできる、ふんわり柔軟剤入りの洗濯洗剤。タイムアロマリッチ製法で、もっとも華やかな七分咲きの瞬間をとらえました。上品で甘いローズ＆マグノリアの香りです。

素肌のように温もり感のあるピュアムスクと、香水としても人気のアンバーをミックスした、透明感のある香りの柔軟剤。しっかりと香りますが、柔らかな芳香感のネイキッドリリーの香りなので、洗濯後はお部屋がお花畑のような雰囲気に。

ラグジュアリーな香りに定評のあるランドリンは、香りを満喫するためにライン使いしている人が多いよう。香りが際立ち、持続力もUPするとの口コミも見られました。ランドリンのなかでもいちばん人気のあるクラシックフローラルには、同じ香りの洗剤もそろっています。ランドリンの香りがお好きなら、ぜひライン使いしてみて。

少ない量でも高い洗浄力のある、コンパクトな濃縮洗剤。無添加処方＆100％植物由来の洗浄成分使用と、お肌のことを考えて作られているのも嬉しいポイント。甘く爽やかなクラシックフローラルの香りをまとえば、自然と優雅な気持ちが高まります。

数あるランドリンの柔軟剤のなかでもいちばん人気があるのが、クラシックフローラルの香り。ふんわりと香ってくれるので、キツイ香りが苦手という人にもおすすめです。柔軟剤としての性能も高く、肌触りがよくなめらかな仕上がりに。

部屋干しで発生する嫌な臭い…。その原因は洗濯物に残ってしまった汚れと雑菌です。部屋干ししてもすっきりといい匂いをキープするために、除菌・殺菌効果のある洗剤・柔軟剤を選びましょう。部屋干しにおすすめの洗剤と柔軟剤の組み合わせをご紹介します。

部屋干しには、専用に作られた部屋干し用の洗剤がおすすめ。アリエールの部屋干し用と、防臭・抗菌効果のあるラボンを組み合わせで、生乾きの臭いをしっかりとオフしていきましょう。アリエールのフレッシュな香りとラボンのユニセックスなアンバーウッディ系の香りは、甘すぎないので男性にも人気です。

煮沸レベルといわれるほどの消臭力＆抗菌力を持つ、部屋干しのために作られた洗剤です。洗濯するだけで洗濯槽の防カビもできます。ほのかなサンシャインフレッシュの香りです。

抗菌・防臭効果のあるラボンの柔軟剤は、部屋干しにぴったり！植物由来の柔軟成分を使用しているので、赤ちゃんの洋服にも使いやすい。ウッディさを感じる、深みのある香りは、ラグジュアリーなリラックスした気持ちにさせてくれますよ。

抗菌力に自信のあるアタックゼロと、独自の消臭成分を配合したソフランの組み合わせもおすすめ。アタックゼロは微香の清々しいリーフィブリーズの香りなので、さまざまな柔軟剤と組み合わせやすい洗剤なんです。ふんわりとしたベビーパウダーのような香りのソフランと合わせれば清潔感が高まり、家族みんなで使いたいときにもぴったりですよ。

生乾き臭や落ちにくい汚れ、そして洗剤残りを一気に解決してくれる、アタックゼロ。片手で洗剤の量を測れるワンハンドプッシュタイプなので、面倒な手間を省くことができます。男女問わず使えるすっきりと爽やかな香りです。

生乾き臭はもちろん、汗の臭いや体臭も防ぎたい人にぴったりなのが、ソフランのプレミアム消臭。極小の消臭成分が繊維の奥まで入り込んで、臭いをコーティングしてくれます。甘すぎないナチュラルな香りは、どんな人にも似合います。

洗濯物をため込んでしまう人や洗濯物の量がとにかく多いという家庭におすすめなのが、トップ トップ スーパー ナノックスとソフラン プレミアム消臭の組み合わせ。ソフランのなかでも、こちらの洗濯物が多いおうち専用は、特別に濃い消臭成分配合。無臭化洗浄できるナノックスと組み合わせはベストといえるでしょう。

蓄積した皮脂汚れやニオイ菌、洗濯槽の臭いなど、洗濯物の臭いの原因にアプローチできるニオイ専用洗剤。臭いを防ぐだけでなく、長時間臭いから衣服を守ってくれるプレミアム抗菌処方です。洗浄力が高いので、落ちにくい汗や食べこぼしなどもすっきりオフ。

ソフランの柔軟剤のなかでも、もっとも濃い消臭成分を配合している、洗濯物が多いおうち専用の柔軟剤。たっぷり配合された消臭成分が、大量の洗濯物のすみずみまで入り込み、繊維の奥に留まります。消臭効果を最大限に発揮できるよう作られた、爽やかで清潔感のあるアクアジャスミンの香りです。

刺激や強い香りが気になる赤ちゃんや敏感肌さんは、洗剤や柔軟剤にストレスを感じてしまうことが多いもの。ここからは、そんな赤ちゃんや敏感肌さんでも使いやすい洗剤・柔軟剤の組み合わせをご紹介します。

エコストアの洗剤・ユーカリの香りとSHIROの柔軟剤・サボンの香りは、男女問わず使えるすっきりとした爽やかな香りに。ナチュラルでおしゃれな香りをまといたいという人におすすめです。真っ白なパッケージはインテリアの邪魔をしないので、おしゃれさをキープできるというのも人気のポイントです。

植物由来の界面活性剤使用した、人間にも環境にも嬉しい洗濯洗剤。植物とミネラル由来の成分を配合し、しっかりとした洗浄力が魅力です。すっきりとしたユーカリの香りは、男女問わず人気。天然のエッセンシャルオイルを使用し、ふんわりとやさしく香ります。

植物由来の柔軟成分が、ふんわりとした手触りに仕上げます。SHIROのなかでも人気のあるサボンの香りは、石けんの香りのなかにフルーツのような爽やかさを感じる香り。香りが長続きしてくれるので、香水の代わりとして使っている人も多いようです。

赤ちゃんのお肌のことを考えて作られた「さらさ」シリーズ。洗剤・柔軟剤と同じシリーズで組み合わせることで、赤ちゃんがいる家庭だけでなく、大人の敏感肌さんにもぴったりに。

お肌のことを考えて厳選した植物由来成分配合の、液体タイプの洗濯洗剤。蛍光剤 ・漂白剤・着色料を使わず、できるだけ無添加で作られています。ミルク汚れや皮脂汚れなどもしっかり落とす洗浄力も魅力。ほのかな柑橘系の香りです。

植物由来成分配合＆着色料無添加の柔軟剤。ふわふわに仕上がるだけでなく、防臭効果もあるのは嬉しいですよね。ピュアソープの香りは、さらさ洗剤の爽やかな香りとも相性がよく、Wで使うことで心地よさもUP。

洗剤と柔軟剤の持つ効果や香りを十分に発揮するためにも、組み合わせ方は実は意外と重要なポイント。いい匂い・消臭など重視したいポイントによって組み合わせて、自分にぴったりの組み合わせを見つけてみませんか？

洗剤や柔軟剤のランキングや使い方などについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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