枝毛のヘアケアってどうすればいい？原因からお手入れ方法・美髪ケアにおすすめのトリートメント・ヘアオイルを紹介

毛先が枝のように分かれてしまう『枝毛』。枝毛が気になると、髪が全体的にパサついていたり、カラーの退色が目立ったりと髪全体のお悩みを抱えやすくなります。なぜ枝毛が目立つようになるのでしょうか。

髪の毛は、こんなふうに3つの層に重なっています。

• メデュラ…毛髪の中心にあるやわらかい部分
• コルテックス...メデュラの外側を覆っている繊維状の細胞の層
• キューティクル...硬いタンパク質から作られている髪表面のうろこ状の層

髪表面のキューティクルが剥がれやすくなると、内側のコルテックスに含まれているうるおいや、タンパク質不足の状態になることも。そのため髪が弱くなり、枝毛や、切れ毛が目立ちやすくなる原因に。うるおいを与えるだけでなく、髪表面のキューティクルを整えるヘアケアがポイントです。

枝毛が目立つとちょっとした刺激で髪が切れやすくなり、毛先がプツッと途切れたような切れ毛も目立ちやすくなります。特にブラッシングしたときに、絡まった毛を無理やり引っ張ってしまうと、切れ毛が起こる原因になることも。

髪の毛をとかすときは、毛先から少しずつとききほぐしながら、軽い力で引っ張らないようにブラッシングをしてみましょう。

「急に枝毛や、切れ毛が増えた」と感じたことはありませんか？髪の毛が傷んだ状態でヘアカラーや、パーマを頻繁に繰り返していると髪にかかる負担が大きくなり、枝毛や切れ毛が急に増えてしまう場合も。

さらに自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れ・寝不足による血行不良でも目立ちやすくなる可能性もあります。髪の状態や、普段の生活習慣をよくチェックしてみるのもポイントです。

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一般的に枝毛や、切れ毛を目立たなくさせるには、目立つ部分をカットします。毛髪は皮膚と違い、枝毛の状態から新しく生まれ変わることはなく、元に戻ることもありません。

枝毛や、切れ毛が目立つ前に、ヘアケアで髪にうるおいや、髪表面のキューティクルを守りながら、すこやかな状態を長くキープすることが大切です。

できてしまった枝毛はカットして、整えるのがポイント。ただセルフカットで、枝毛や切れ毛が目立つ部分を切るのは避けましょう。

特に枝毛や、切り毛になった毛髪は、目立つ部分以外にも ダメージを受けている可能性があります。美容師さんに相談しながら、髪の状態に合ったカットをお願いしてみるのがおすすめです。

トリートメントや、ヘアオイル・ヘアミルクは、髪にうるおいや栄養を与えたり、外からの刺激から髪表面のキューティクルを守ってくれたりと、自宅でも簡単にお手入れができるヘアケアアイテム。使い方をマスターして、枝毛や切れ毛になりにくい美髪を長く保っていきましょう。

洗い流すトリートメントは、髪の水分を軽くふきとってからなじませると、トリートメントが薄まらずに密着させやすくなります。つける量は髪の長さや、メーカーによって推奨量が異なるので、パッケージをよくチェックしてみてください。

さらにこんなふうにつける順番を意識すると、よりなめらかな髪に仕上がりますよ。

1. トリートメントを髪の中間から毛先に向けてなじませる
2. なじませた部分を軽くにぎるように、ギュッギュッともみこむ
3. さらに蒸しタオルで髪を包みこむ
4. 10～15分パックした後、ぬるま湯でよく洗い流す

蒸しタオルで包みこんでパックすると、よりトリートメントが髪になじみやすくなります。ヘアダメージが気になるときのスペシャルケアとしてもおすすめですよ

洗い流さないヘアオイルや、ヘアミルクは、ドライヤーで髪を乾かす前になじませるのがポイント。髪が濡れた状態でなじませることで、熱による乾燥から髪のうるおいを守ってくれますよ。

でも頭皮や頭頂部にたっぷりとなじませると、髪全体がペタッとした印象になりやすいので要注意。髪をかきあげて内側になじませたら、中間から毛先へ、最後に残った量を前髪・頭頂部になじませるのがおすすめです。

髪を早く乾かしたいときは、タオルでゴシゴシと髪をこするように拭いたり、頭皮をこすって水分を多く拭きとったりする人も多いのでは。ゴシゴシとこすると髪が絡まりやすくなり、髪に負担がかかって傷んでしまう場合があります。

タオルドライをするときは、髪をタオルで挟みこんで、ポンポンと軽く叩くように水分をとるのがおすすめですよ。乾きにくい耳の後ろや、頭頂部・後頭部は頭皮を軽くもみこむようにして拭くのがポイント。ていねいに水分を拭きとると、ドライヤーの熱で髪全体が乾きやすくなりますよ。

「手早く乾かしたいけど、髪がなかなか乾かない」と、長時間熱風を髪に当てていませんか。ドライヤーは髪をかき上げて乾きにくい根元から、髪の中間部分・毛先を乾かすのがポイントです。特に同じ部分に長く当てていると、乾かす部分がムラになりやすいです。ドライヤーを小刻みに動かしたり、左右で場所を変えたりと、髪全体が乾きやすくなるように意識してみましょう。

また髪は熱が冷めていく段階で、ヘアスタイルが固まりやすいので、最初は髪をかきあげ分け目を気にせずに乾かすのがおすすめ。全体が乾いたら、冷風を当てながら理想のスタイルへ整えればOKです。

髪のうるおいや、弾力を長く保つためには、自宅でのヘアケアが重要。今度は枝毛や、切れ毛のヘアケアにおすすめしたい、市販の洗い流すトリートメントをご紹介します。

ジェミールフラン(jemile fran)の『メルティバター』は、スクワランが配合されていて、やわらかく指通りなめらかな髪へ整えてくれるトリートメント。クリームタイプなので、気になる部分に密着させやすく、スルッとなじませやすいのも魅力。甘い香りが好きな人にも◎。

LUX(ラックス)の『スーパーリッチシャイン ダメージリペア とろとろ補修トリートメント』は、カスタードクリームのようななめらかで伸ばしやすいトリートメント。『リッチゴールドセラム』『シアバター』『アルガンオイル』が配合されていて、髪の内側までうるおいを与えて、キューティクルを守ってくれます。自然なツヤが美しい髪へ整えてくれますよ♡

ダイアン(Diane)の『モイストダイアン パーフェクトビューティ エクストラダメージリペア ヘアマスク』は、『アミノケラチン』と『オーガニックアルガンオイル』を配合したトリートメント。髪表面のキューティクルを守りながら、うるおいのあるなめらかな美髪へ導いてくれますよ。

スペシャルケアにはもちろん、コンディショナー代わりに毎日使うのも◎。ノンシリコン、サルフェートフリー。

サロンクオリティのトリートメントで、集中的にお手入れしたいときにおすすめなのが、LebeL(ルベル)の『イオ ディープマスク』。こってりと濃厚なテクスチャーのトリートメントで、毛先や髪の中間にしっかりと密着し、まとまりの良いツヤ髪へ導いてくれます！

乾燥による髪の広がりや、うねりが気になる人にも◎。フルーティローズグリーンの香り。

パンテーン(PANTENE)の『エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント』は、保湿成分の『プロビタミン』を配合し、髪の傷みが気になる部分にたっぷりとうるおいを与えてくれるトリートメント。コクのある重めのクリームなので、濡れた髪にもよくなじませやすいのがポイント。

ドラッグストアや、スーパーで購入可能な手軽さも魅力です。リラックスさせてくれるふんわり甘い花々とフルーティな香り。

フィーノ(fino)の『プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク』は、LIPSのベストコスメでも殿堂入りをした人気の高いトリートメント。髪にうるおいとツヤを与えてくれる保湿成分だけでなく、キレイな髪色を長くキープしてくれる『グルタミン酸』も配合されているのがポイント。

700mLのお得な詰め替えレフィルもあるので、リピートしたい人にもおすすめです。

いち髪(ICHIKAMI)の『プレミアム ラッピングマスク』は、髪を包みこむヘアエステのような『浸透処方』でうるおいのあるつややかな髪へ導くトリートメント。濡れたときに絡まりやすく、ダメージをうけやすい髪も守ってくれます。

ねっとりとした濃密なテクスチャーなので、毛先にも密着させやすいですよ。サルフェートフリー。

こちらのランキング記事も詳しく人気のトリートメントをご紹介しているので、一緒にチェックしてみてくださいね。

ヘアトリートメントおすすめ人気ランキング100選【2023年最新】

ヘアケアには洗い流すトリートメントの他に、洗い流さないタイプのトリートメントもあります。ヘアオイルや、ヘアミルクを併用して、トリートメントで与えたうるおいを守りながら、ツヤのある髪を長くキープさせていきましょう！

MACHERIE(マシェリ)の『ヘアオイル EX』は、『濃密パールハニージュレEX』が髪1本1本にうるおいを与えてまとまりやすいなめらかな髪へ導いてくれるヘアオイル。ベタつきにくいので、オイルのヌルつきが苦手な人にもおすすめです。

静電気による髪への摩擦や、ドライヤーの熱から髪表面のキューティクルを守り、ツヤ髪に整えてくれるのも魅力。

オルビス(ORBIS)の『エッセンスインヘアミルク』は、無香料・無着色・アルコールフリーの無添加処方のヘアミルク。香水の香りを目立たせたい人や、強い香りが苦手な人にもおすすめです。

11種類のアミノ酸や、『CMC類似成分』『高保水ミルク』が髪にうるおいを与えながら、ドライヤーの熱から髪表面のキューティクルを守り、なめらかでツヤのある髪へと導いてくれますよ。

パンテーン(PANTENE)の『エクストラダメージケア インテンシブ ヴィタミルク』は、ドラッグストアで購入可能なプチプラのヘアミルク。濡れた髪になじませやすいこっくりとしたテクスチャーで、髪にうるおいとツヤを与えてくれます。

ベタつきにくく、サラッとした質感に仕上がりやすいので、メンズのヘアケアにも◎。先ほどご紹介した、同シリーズの洗い流すトリートメントと併用するのもおすすめです。

精油の爽やかな香りでリラックスした気分にさせてくれるのが、ラ・カスタ(La CASTA)の『アロマエステ ヘアエマルジョン』。オーガニック由来のバオバブ種子油、ホホバ種子油、イヌラ、サンフラワーセラミドが配合されていて、ツヤのある美しく輝く髪へ整えてくれるヘアオイルです。

ベタつきにくく、サラッと仕上げたいときにもぴったり。ヘアカラーで髪のダメージが気になる人にも◎。

ディアボーテの『プレミアムトリートメントオイル(モイスト)』は、濃密なテクスチャーのヘアオイル。髪の内側と表面にうるおいを与えて、まとまりやすくサラッと扱いやすいツヤのある髪へ導いてくれます。

UVカット機能で、紫外線対策も◎。ほのかに香るエレガントフローラルの香りで、リフレッシュした気分に！

ラサーナ(La Sana)の『海藻 ヘア エッセンス しっとり』は、保湿成分のみを配合した濃厚なつけ心地のヘアオイル。ミネラルやビタミンを豊富に含む海藻のエキスが、髪表面のキューティクルを守りながら、うるおいを与えてツヤのあるなめらかな美髪へ整えてくれます。

詰め替えパウチや、内容量が異なるサイズ展開が豊富なので、試したい人からお得にリピートしたいときまで選びやすいのも魅力。防腐剤不使用、無着色の無添加処方。

もっとヘアオイルや、ヘアミルクを詳しく知りたいという人は、こちらのランキング記事も一緒にチェックしてみて♡

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枝毛や、切れ毛が目立つと髪全体がパサついて見えたり、ツヤのない髪に見えてしまうことも。今回ご紹介した枝毛や、切れ毛の原因をチェックしながら、自宅でのお手入れ方法を見直してみてはいかがでしょうか。トリートメントやヘアオイルを使ったヘアケアで、うるおいのあるすこやかな髪を長くキープしていきましょう！