ナイトキャップのおすすめ20選｜逆効果って本当？正しい使い方を押さえて美髪ケア！

そもそもナイトキャップとは、就寝中にかぶる帽子のことです。中世の女性がかぶっているイメージを持っている人も多いのではないでしょうか？　ナイトキャップが使用された理由は諸説ありますが、寒さ対策やシラミなどの虫対策が理由だといわれています。

現代では、寝返りなどによる摩擦や乾燥による髪の毛へのダメージ、寝癖の予防などに良いといわれていることから、モデルやアイドルなどの芸能人、美容系Youtuberなどのインフルエンサーの真似をして使い始める人も増えました。

同じく、就寝中にヘアケアができると期待されているアイテムとして、シルクの枕カバーも注目されていますが、枕カバーだけだと寝ている間に枕から頭が外れてしまったり、髪の毛を覆うことができず、乾燥が防ぎにくいという側面もあります。髪のケアを目的とする場合は、枕カバーよりもナイトキャップを先に試してみるのがおすすめです。

以下の記事では、他にも髪の毛を傷ませないためのお手入れ方法や髪の毛のまとめ方もご紹介しています！　ヘアケアについて詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

寝る時に髪が傷まないためのお手入れ方法＆摩擦・寝ぐせを防ぐまとめ方・結び方を徹底紹介

「ナイトキャップを使ったら髪がダメージを受けた」「ナイトキャップを使ったら蒸れそう」など、ナイトキャップについて調べるとマイナスなイメージの言葉を見かける場合もありますよね。

先にご紹介したものを含め、ナイトキャップには以下のメリットがあると考えられています。

1. 就寝中の髪の乾燥によるダメージを予防する
2. 寝返りなどが原因で起こる髪の毛の摩擦を予防する
3. 寝癖や就寝中の髪の毛の絡まりを防ぐ
4. ロングヘアーの人は、髪の毛が就寝中に体に絡まず安眠しやすくなる
5. 頭の防寒ができるため、寒さが原因の寝不足を予防する
6. ほこりなどの汚れから髪の毛や頭皮を守る

たしかに間違った方法で使用すると、逆効果になることもあります。しかし、正しい方法で使えば、ナイトキャップには上記のようなメリットがたくさんあります！　正しい使い方と使う際の注意点を確認しましょう。

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ナイトキャップは、正しい方法で使用すれば「寝癖の予防」や「摩擦によるダメージの予防」「乾燥が原因で起きるダメージの軽減」などが期待できます。正しい使い方のポイントは5つ。順番に分かりやすくご紹介しましょう。

ナイトキャップを使用するのは、寝るタイミングだけです。しかし、寝る前といえば、お風呂上がりで髪の毛が湿ったままなんて人も多いですよね。

面倒に感じるかもしれませんが、ドライヤーなどを使って髪の毛を完全に乾かしてからナイトキャップを使用してください。頭皮や髪の毛が濡れた状態でナイトキャップを使用すると、頭皮トラブルや髪のダメージの原因となり、逆効果です。

お風呂上がりの頭皮や髪の毛は、肌と同じく乾燥しがち...。　ナイトキャップを使用することで乾燥予防は期待できますが、あくまでもかぶっている間のみしか乾燥の予防はできません。

髪の毛を乾かしたあとは、ヘアオイルやヘアミルクなどのヘアケア剤を使用して、髪の毛や頭皮の乾燥を防ぎましょう。

ナイトキャップをかぶる前に、ブラシで髪の絡まりなどを解き、毛の流れを整えましょう。ナイトキャップは、髪の毛の絡まりや寝癖を予防する効果が期待できるアイテムではありますが、使用前の時点で髪の毛が絡まっていると効果は期待できません。

また、髪の毛が絡まってぐちゃぐちゃの状態でナイトキャップに押し込んでしまうと、その形で髪の毛が固定され寝癖がついてしまう場合も...。しっかりとブラッシングを行い、髪の毛の流れが整った状態でナイトキャップをかぶりましょう。

ナイトキャップを使ってもあまり効果を感じられない人は、髪の毛がきちんとナイトキャップに収まっているかどうかを確認しましょう。特にロングヘアの人は、ナイトキャップから髪の毛がはみ出ていることも多いので、鏡などを使って見えにくい後ろ側も確認してみてください。

また、髪の毛の長さやナイトキャップの種類によって、かぶり方は異なります。基本的なかぶり方は、記事の後半でご紹介していますが、商品ごとのかぶり方を確認することで、よりフィット感のあるかぶり方ができます。

暑い時期や湿気の多い時期など、ナイトキャップをかぶっていると蒸れているように感じることもあります。その場合は、我慢せずに脱ぎましょう。

髪の毛が濡れている状態と同じく、頭皮が蒸れている状態でナイトキャップをかぶると、雑菌が繁殖し、頭皮トラブルや抜け毛につながる可能性もあります。

就寝中に使用するナイトキャップは、一度使い始めると毎日使う人も多いですよね。しかし、使いっぱなしはNG！　こまめに洗濯して清潔に保てるようにしましょう。可能であれば、3〜4日に一度は洗濯することをおすすめします。

ナイトキャップと同じく枕カバーも、3〜4日に一度は洗濯をする必要があります。ナイトキャップの洗濯を忘れてしまう人は、「枕カバーと同じ日に洗う」と覚えてみてはいかがでしょうか？

ナイトキャップと一口にいっても、さまざまな種類が販売されています。素材の種類や形状、お手入れの方法もそれぞれです。今回は「素材」「形状」「お手入れ方法」の3つのポイントを分かりやすくご紹介します。

ナイトキャップの素材には、「コットン」や「シルク」などの種類がありますが、髪のケアを目的に使用する場合は、シルクの商品がおすすめです。保湿性が高くなめらかで肌触りの良い素材であるシルクは、静電気が起きづらいという特徴があります。

摩擦によるキューティクルへのダメージや、毛の中の水分の減少を防ぐことができるのでおすすめ。吸湿性と放湿性も兼ね備えているため、就寝中の気になる寝汗や水分を吸収して外に逃し、頭皮トラブルの原因にもなる蒸れを防止する効果が期待できます。

商品のなかには、シルクと他の素材と混ぜて作られているものもありますが、おすすめはシルク100%。しかし、商品によってはシルクに見せかけた商品が販売されていることもあります。心配な場合は、公式サイトにシルクの証明書が記載されているものを選ぶのが◎　

また、シルクには「3A〜6A」と質ごとに等級分けがされているため、より品質にこだわりたい人は、数字が大きいものを選ぶのがおすすめです。

ナイトキャップは、「頭の大きさ・髪の長さ」を基準に選ぶのがおすすめです。まずは、形状から選びましょう。ナイトキャップは「キャップタイプ」と「袋・筒タイプ」の2種類の形状が主に販売されており、どちらの形状も、髪の長さに関係なく使用はできます。

しかし、ショートヘアの人には、すぽっとかぶる「キャップタイプ」、ロングヘアの人は「袋・筒タイプ」をおすすめします。袋・筒タイプは、髪の毛を押し込む必要がないため、より癖が付きにくく頭のモコモコ感が減り、快適な就寝時間を過ごせます。

次に、頭の大きさに合わせてサイズを選びましょう。ナイトキャップが頭の大きさに比べて大きすぎたり小さすぎたりすると、就寝中に脱げてしまったり、ゴムの跡がつくなどのトラブルが起きることも...。

なかなかサイズが合うものがない人やサイズ感がぴったりの商品を選ぶのが難しい人は、紐でサイズを調整できる商品やバンダナタイプを選ぶと◎

ナイトキャップは、商品や素材によってお手入れ方法が異なりますが、基本的にシルク素材の商品は、シルクそのものが非常にデリケートな素材であるため、手洗いを推奨する場合が多いです。

もちろん、シルクでも商品によっては洗濯機を使用できる場合もあります。その場合は、「洗濯ネットに入れて「オシャレ着モード」などのやさしい洗い方をするように」などの指示があるケースも多いので、購入前にお手入れの方法を必ず確認しましょう。

「選び方のポイントを聞いてもどれが良いか分からない！」なんて人もいますよね。今回は、おすすめのシルク100%のナイトキャップを10個厳選してご紹介！　それぞれのおすすめポイントやどんな人におすすめなのかをご紹介するので、ぜひお気に入りの商品を見つけてみてください。

「LilySilk 19匁天然シルク100% ノンマークナイトキャップ」は、LIPSでも大人気の商品。お値段はサイトによって多少異なりますが、公式サイトで4,800円。決して安くはありませんが、使用している人も多く、サイズ調整もできるので、初心者さんにおすすめの商品です。

サイズの調整ができるので、ショートヘアの人からロングヘアまで幅広く使えるのも嬉しいポイント。カラーはやわらかい印象を与える「バラピンク」、誰でも使いやすい「ブラック」、茶色とグレーが混ざったような落ち着いたカラー「トープ」の3種類。

「美容師さんが考えた髪のためのタオル」がSNSでも話題になったハホニコハッピーライフ（HAHONICO HAPPYLIFE）のナイトキャップ「シルクMoonナイトキャップ 」。

公式サイトの価格で2,750円とお手頃価格。天然シルクを100%使用しているのはもちろん、筒形で60cmもの長さがあるのは嬉しいポイント！　乾燥が気になる時期は、口元から覆って口と首元の乾燥予防アイテムとしても使用できます◎

筒形でロングヘアの人におすすめですが、首元の乾燥が気になる人にもおすすめです！

6Aランクのシルクで作られた「UTUKKYシルクナイトキャップ」は、サイズもカラーも豊富で、ショートヘアからスーパーロングヘアの人まで誰にでもおすすめの商品。お値段は、サイズによって異なりますが、1,980円〜4,580円とサイズによっては非常にお手頃な価格で購入できます。

購入するときは自分の髪の長さを元に購入すると、よりフィット感があります◎　カラーは使いやすい「ライトピンク」から、濃い赤の「クラレット」など14種類のカラーが販売されているので、その日の気分に合わせてカラーを選ぶのも◎

「コジット（COGIT） シルクシャイニーナイトキャップ for ロング」は、ロングヘア専用のキャップタイプ。お値段が3,278円で、ロングヘアさんも嬉しいお手頃価格です。頭の大きさによりますが、「ゴムがきつすぎないのに朝になっても脱げていない」という口コミもあるので、朝脱げてしまうことに悩んでいる人にもおすすめ！

カラーは落ち着いたピンクブラウンで大人でも使いやすく、ナイトキャップの真ん中にあるリボンでこっそりかわいさも感じることができます♡

「コジット シルクシャイニーポニーキャップ」は、ロングヘアでゴムタイプやリボン、ターバンなど、タイプに関係なくナイトキャップが苦手な人におすすめの商品。通常のナイトキャップとは違い、毛先のみを後ろでカバーするため、頭部に違和感を感じくい設計になっています。

お値段も1,980円と手を出しやすい価格。また、髪の毛をカバーしているシルクの布と髪の毛をまとめるシュシュは簡単に取り外しができるため、シュシュのみを使用することができるのも嬉しいポイントです。

ホットビューラーや二重のりで有名な「TWOOL」などを販売している粧美堂。そんな粧美堂は、実はシルク100%のナイトキャップ「おやすみヘアキャップ」も販売しています！　お値段は3,278円と高すぎない価格。

すっぽりとかぶるだけのキャップタイプのナイトキャップですが、最大の特徴は「洗濯機の使用可◎」ということです！　洗濯ネットの使用や弱流水のみなどの制限はありますが、ズボラさんにも使いやすいです。手洗いが苦手な人に特におすすめの商品です！

「COCOSILK ナイトキャップ（ゴム紐タイプ）」は、サイズが「M・L」の2種類、カラーが15種類と種類が非常に豊富なのが特徴的。「COCOSILK ナイトキャップ（ゴム紐タイプ）」は、ゴム紐が太く脱げにくいという口コミが多いのも魅力的なポイントです◎

お値段もお手頃でサイズやカラーも豊富なので、あまりお金をかけたくない人や自分に合うサイズが分からない人にもおすすめです！

「COCOSILK のナイトキャップ（ゴム紐タイプ）を使いたいけど、ゴム紐がどうしても苦手！」という人は、「COCOSILK ナイトキャップ（リボンタイプ）」がおすすめ！　リボンで調整ができる嬉しい商品です。

COCOSILKでは、他にもシルク100%使用の枕カバーやパジャマ、ヘアゴムなども販売しています。シルクの心地よさを全身で感じたいという人は、同じメーカーですべてそろえてみるのもおすすめです！

サプリメントやコスメ、スキンケアなど、さまざまな商品を販売しているDHC。実はナイトキャップ「シルクナイトキャップ」も販売しています。

先が閉じていない筒状のナイトキャップが特徴的な「シルクナイトキャップ」は、シルク100%を使用してお値段2,420円。カラーは落ち着いた「スモーキーピンク」「ミント」「ライラック」の3色を販売しています。

おでこにゴムの跡が付きにくいようにデザインされているのも嬉しいポイント！　筒状のナイトキャップを探している人やゴムの跡が付きにくい商品を探している人におすすめです◎

日本製にこだわって作られたナイトキャップ「絹屋 おやすみケア シルクナイトキャップ つるつるタイプ」は、お値段4,180円。シルク100%はもちろんのこと、パッケージは牛乳パックの再生紙を使用するなど環境にも配慮しています。

洗濯表示がシールのため簡単に取り外すことができ、ゴムが気になる人は裏返して使用することができるのは嬉しいポイント！

ロングヘア専用ナイトキャップの取り扱いもあるため、髪の長さによって種類を選ぶこともできます。日本製にこだわりがある人や環境に配慮された商品をお求めの人に特におすすめです！

ナイトキャップを使う際の注意点を2点ご紹介します。また、髪の毛の長さ別のナイトキャップのかぶり方や、気になる「前髪をナイトキャップに入れるかどうか」の解説も行うため、ナイトキャップがいまいちうまく使えていないと感じる人は、ぜひご参考にしてみてください。

ナイトキャップは、髪の毛が濡れたまま使用するのはNG！　よく似たアイテムに「タオルキャップ」がありますが、ナイトキャップとタオルキャップは使用するタイミングも目的もまったく異なります。

タオルキャップは、お風呂上がりなど髪の毛が濡れているときにかぶり、水分を吸収させることで乾かす時間を短くしてくれるアイテム。それに対して、ナイトキャップは、髪の毛を乾かしたあとの就寝中にかぶり、髪の毛を摩擦から守ったり、乾燥によるダメージを予防することを目的にしたアイテムです。

ナイトキャップをタオルキャップと同じように髪が濡れた状態で使用してしまうと、濡れて傷つきやすいキューティクルにダメージを与える可能性も...。また、フケや薄毛、抜け毛などの頭皮トラブルのきっかけになる可能性もあります。頭皮が蒸れた状態でも同じトラブルが起きる可能性があるので、「髪の毛は完全に乾かす」「蒸れたら脱ぐ」ことを忘れないようにしましょう。

「朝になるとナイトキャップが脱げている」なんてお悩みの人もいるのでは？　ナイトキャップは、数時間だけでもかぶっていれば、ある程度の髪のダメージを防ぐ効果があるといわれています。しかし、「ベッドに寝転んですぐ脱げる」「きつくて痛い」などの場合は、効果がありません。

ナイトキャップの販売サイトには、サイズごとに推奨する「頭囲」や「髪の長さ」が記載されていることが多いため、自分のサイズを確認したうえで正しいサイズを選び、耳まで入れるように深くかぶることが重要です。

しかし、公式サイトの推奨サイズでもすぐに脱げてしまうほど大きい場合や、きついと感じるほど小さい場合は、ゴムタイプではなくサイズ調整ができる紐やリボン、バンダナタイプを選ぶのもおすすめです。

ナイトキャップは、髪の毛の長さによってかぶり方が異なります。順番にご紹介しましょう。まず、ショートヘアの人は頭の上からすぽっとかぶるだけですが、髪の毛の流れがぐちゃっとならないように気をつけてください。

髪の長さが肩か肩より長めのミディアムヘアの人は、まず頭の半分くらいまでナイトキャップをかぶります。次に、髪の毛を後ろの真ん中で二つに分け、右半分を左側の耳に、左半分を右側の耳にかけるようにナイトキャップに髪の毛を入れましょう。最後に全体を整えてOK。

ロングヘアの場合は、ロングヘア専用の袋・筒状のものを使用する場合とキャップ型で、かぶり方が異なります。袋・筒状タイプの場合は、ナイトキャップをかぶる前に、髪の毛を手でひとまとめにした状態でつかみ、袋か筒の部分につかんだ髪の毛を入れます。そのままナイトキャップをかぶり、髪の生え際にナイトキャップを合わせたら、残りのはみ出ている髪の毛を入れて完成です。

キャップタイプの場合は、先にナイトキャップを頭の半分か少し浅めまでかぶり、後ろで髪の毛を手でまとめてつかみます。そのままつかんだ手ごとナイトキャップに入れ、反対の手でナイトキャップの上から髪の毛をつかみ、入れていた手を引き抜きましょう。あとは、残りの毛をナイトキャップに入れ、全体を整えて完成です。

ナイトキャップを使用する際に気になるのが「前髪を入れるかどうか」ですよね。前髪をナイトキャップに収めるか収めないかは、前髪の長さによって変わります。

前髪が短い人や分け目を作っていない人は、無理にナイトキャップに収めなくても構いません。「前髪もヘアケアをしたいから」と無理に収めてしまうと、変な癖がつくことも。逆に、前髪が長くて分けている人は、いつもの分け目に分けて片側ずつ丁寧に収めると◎

もし、前髪が浮いていることが気になる場合は、前髪が短い人も、ナイトキャップで前髪を押さえてあげることで、前髪の浮きを落ち着かせることができます。

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今回はナイトキャップの使用方法とおすすめの商品をご紹介しました。一朝一夕では終わらないヘアケア。ナイトキャップを使えば、寝ている間もヘアケアができちゃいます♡

「ナイトキャップを使ってみよう」と思った人は、この機会にぜひ普段のヘアケアも見直して、健康的で美しいサラツヤ髪を目指してみてはいかがでしょうか？

以下の記事では、シャンプーやトリートメントなどの基礎アイテムからヘアオイルなどのヘアケアアイテムまでご紹介！　ぜひご参考にしてみてください。

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