独り言広場川勝徳重の新作「痩我慢の説」を読んでトーチ系の漫画もそろそろ一つの曲がり角に来てるなと思った。 作品のマニアックさが傾向と対策に沿ったものになってきてる感じ。 いや、つまらないってわけじゃないんだ。ただ、洗練されきったその巧さは長じるにつれ、きっと弱さになる 11年前、板垣恵介がバガボンドの井上雄彦を評して「彼の扱いがどうもアカデミックになってきてるんだよな」と言ってたが、それから少しして休載に入ったのに似た、袋小路の気配。 でも青騎士やハルタのキンキラキランとした眩しさや、アックスの古色蒼然としたファサードも違うしなあ.....
独り言広場川勝徳重の大山海「奈良へ」論が面白かった 彼の漫画は昔から他人との出会いを一貫して描こうとしているって指摘に唸る。 そうなんだよな、意見が違う他人との衝突、葛藤、まさにそこからストーリーは生まれるもの
かわかつとくしげ(川勝徳重)https://twitter.com/old_schooooool漫画家。『電話・睡眠・音楽 (Tokyo Blues)』https://t.co/rU9myr9c7q 『現代マンガ選集 恐怖と奇想』https://t.co/pc6NOVtOjt 『アントロポセンの犬泥棒』https://t.co/B3kzdcpLHI
※ネタバレを含むクチコミです。