近未来――核テロにより東京は壊滅し、首都は熱海へと遷都される。日本は一度解体されたはずの軍部が再び主導権を掌握、ひっ迫した国勢に乗じ、民間人徴兵に乗り出す!!一介の和菓子職人・青乃盾は社長の謀略により、他の従業員たちと共に徴兵制のサンプルとして軍事訓練に送り込まれてしまう!確実に破滅の道へと歩き出してしまった日本の行く末は…!?そして、この国の惨状を見つめ、静かに立ち上がろうとしている男とは…!?
少年野球チームのない町に育った石浜ブンゴは買い与えてもらったボールをブロック塀に投げ込む毎日。そんな「壁当て」に心血を注ぐブンゴのもとに、少年野球日本代表の野田ユキオが現れて、二人は予期せぬ対決へ…!! のちに中学校で邂逅した二人は、揃って超強豪「静央シニア」へ入団する──!! 甲子園のための甲子園を超える死闘、中学野球で、少年達の情熱が乱れ弾ける──!!
※電子描き下ろしまんがあり。さらば東京ビバ静岡。アラサーのりん子は東京になじめず、実家静岡にUターン。再就職先には静岡生活を満喫する東京男、彼を狙う肉食系20代女子、地元命の上司と等々。静岡県民、東京命の人はもちろん、全国の誰もが爆笑の新ご当地4コマ。
世界が滅ぶ時、一緒に死にたい人はいますか 2019年、3月。静岡、海沿いの街―― 母親を亡くした過去を引きずる、高校一年生の椎良(シイラ)と、彼に片想いをする幼なじみの杏子(アンコ)。いつか大きな地震が来て、この街ごと海に沈んだとしても構わないという少年と、彼と生きていくために、一緒に東京へ行こうという少女。いつまでも続くかと思われた、生ぬるい液体に包まれたような日々。“だけどあの日……椎良はあの人に出会ってしまったんです” ――訪れてしまった運命の出会い、走り出す恋。それは、背後に忍び寄る不穏な事件の気配もまだ遠い、春のできごと―― 『バジーノイズ』で鮮烈連載デビューを果たした俊英・むつき潤が描く、“終末”と“再生”の恋物語、開幕。原案:麓 貴広『この醜く美しき世界』
東京に核テロが起こった近未来、首都・熱海にある饅頭屋が経営危機を回避するために社員全員が軍隊に徴兵されることになった。主人公は饅頭屋の社員の中でも一番ひ弱だと周りから言われているが、実はあるすさまじい能力の持ち主で…という話。特にラスト2巻からの展開がよかった。大御所漫画家の力技を堪能できる(いい意味で)。 「静かなるドン」が1年で6億円も売れたと聞いたのがきっかけで今回初めて新田たつお作品を読みましたが、キャラもコマ割りも分かりやすいし、「なんで饅頭屋w」「いも虫スーツって何w」といちいちツッコミたくなるギャグが面白かったです。他の作品も読んでみたいと思いました。