大学時代に同じゼミだったエミリ。彼女はどうしようもないほど嘘つきで、誰とでも寝る女だった。それでも僕は彼女が好きだった。彼女が僕に語ってくれる言葉に、何か一つでも真実はあったのだろうか? ──これはある一人の青年の、淡い青春回想録。
上っ面を取り繕い生きてきた男子高校生・松浦。 相手の笑顔に隠れた本性を見透かす程度は造作もないが、 そんな彼の前に陽キャグループのツインテール美少女・厳木(きゅうらぎ)という名の難敵が―。 故意か無邪気か、あざとい彼女の一挙手一投足に松浦は…― 「やめろ!好きになってしまう!!!」
『犬を送る』とおなじ作者の方だった!作風の幅が広くて素晴らしい。 あと、このマンガを読み終わると「麦茶 パリ 飲み方」で調べちゃうかもしれない。 恋は盲目というけど、相手のことが好きすぎると、他人から見れば明らかな嘘でもそしてそれが嘘だとなんとなく気づいても、その中にもしかしたらひとつでもあるかもしれない「真実」を信じて突っ走っちゃうのすごくわかるな〜。