兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
▼第1章/戦うさらりーまん ▼第2章/悩めるさらりーまん ▼第3章/怒りのさらり-まん ▼第4章/さらりーまん二階堂 ▼第5章/愛するさらりーまん ▼第6章/さらりーまん有情 ▼第7章/さらりーまん イン パラダイス ●登場人物/矢吹四郎(ドンクサイく無能なサラリーマンだが、会社が終わると超二枚目に変身)、丸山(童顔の42歳。営業二課長)、平沢(サラリ-マン生活80年、今だに現役のヒラ社員)、秋田(すぐパニクってしまう、ちょっと内気な社員)、二階堂(趣味は名刺集め、肩書きはおじぎ研究家、握手研究家等々… 不可解な男)、深町(ちょっカゲのあるシブイ男。しかし飯をこぼす癖あり) ●本巻の特徴/第4章では、本書の中でも一際メーワクなキャラの一人、二階堂にスポットをあてる。彼は世界一小さな名刺や、暗闇でしか読めない夜光塗料で印刷した名刺を集めることに執念を燃やしたり、おじぎ研究家、握手研究家など、不可解な肩書きを持つサラリ-マン。凡人には理解不能の彼の特異な性格と生活を描く。
伏線も綺麗にまとめてるし少年漫画として100点満点のラストだと思う 一番好きなシーンは「まるで神への祈りじゃないか」のとこ