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あらすじ

救急に運び込まれ、死亡が確認された13歳の少年・藤本直樹。遺体には死因に繋がる外傷がないことから、心臓震盪と診断される。技師長の小野寺は死因を詳しく調べるためにCT等を使い、遺体の内部を撮影する死亡時画像診断=Aiの必要性を強く主張する。しかし、激高した少年の両親はAiを断固拒絶して…。
ラジエーションハウス 1巻

診療放射線技師・五十嵐唯織。CTやMRIを撮る腕は超一流だがコミュ障の彼は、憧れの幼馴染・甘春杏が放射線科医として勤める病院に採用される。そこで、彼女を技師として支えようとする唯織だが…!? 視えない病を診つけ出す、画像診断医療コミック開幕!!

ラジエーションハウス 2巻

唯織が病院の庭で出会った少年・健太郎。彼は膝の痛みで甘春総合病院を訪れ、レントゲンを撮っていた。和やかに会話する二人。だが迎えに来た母親は、以前、唯織が乳房を触診しようとした女性・千葉美佐子だった。彼女のカルテを見ていた唯織は健太郎に新たな検査を進めるのだが…!?

ラジエーションハウス 3巻

マンモ検査での乳がん診断が難しいデンスブレストの女性・千葉美佐子。乳がんにより左乳房を全摘していた彼女に、唯織は右乳房の超音波検査を実施するも異常なし。更にMRI検査を提案する唯織だが、マンモと超音波の二つの検査で問題がなかった事で慎重になる杏と検査方針で激しく対立し…!?

ラジエーションハウス 4巻

ミスを繰り返し、周囲の人間の優秀さに自信を失う新人技師・裕乃。彼女は肩の痛みを訴え甘春病院を訪れた坂元美月と、ある曲をきっかけに打ち解けていく。そして、美月の友人達とのバンドの解散ライブに懸ける想いを聞き、自らの過去と重ね合わせた裕乃は、彼女を助けようと決意して…。

ラジエーションハウス 5巻

救急に運び込まれ、死亡が確認された13歳の少年・藤本直樹。遺体には死因に繋がる外傷がないことから、心臓震盪と診断される。技師長の小野寺は死因を詳しく調べるためにCT等を使い、遺体の内部を撮影する死亡時画像診断=Aiの必要性を強く主張する。しかし、激高した少年の両親はAiを断固拒絶して…。

ラジエーションハウス(6)

診療部長である鏑木は、放射線技師の領分を超え読影をした唯織の行動を問題視し、院長に責任の所在を確かめる。数日後、シンポジウムで鏑木が不在の時に急患が運ばれて来る。腸管内出血の徴候があり大腸がんからの出血が疑われる中、鏑木が戻るのを待つ猶予が無い状況に、杏は緊急IVR手術を決行するが…!?

ラジエーションハウス(7)

IVR手術を協力して成功させた事で、唯織の事を信頼し始めた杏。だが、彼が医師免許を持ちながら、放射線技師として働いている事を知り、戸惑いを隠せないでいた。そんな中、杏は幼い少女のMRI検査を担当する。検査中に突然MRIから白煙が吹き出し、杏は室内に閉じ込められてしまう!! 下がり続ける酸素濃度に、杏の命の危機を感じた唯織は…!?

ラジエーションハウス(8)

はじめての一人当直で不安になる裕乃。だが、オンコール担当の軒下からは、絶対に連絡をしてくるなと言われてしまう。そんな中、急患で酔って暴れる患者が! 慣れない裕乃は対応に苦戦するが…!? 一方、医師の奈良のカンファレンスに参加した唯織は、遅刻をした上に、ある女性患者を虫垂炎だとする奈良の診断に疑問を投げかけ、怒らせてしまうのだが…!?

ラジエーションハウス(9)

小学校時代の恩師と話していた杏は、自分を慕っていた少年の思い出を聞く。顔が思い出せない少年の存在にモヤモヤしながらも帰途についた杏。その彼女の前に犬を探す少女が現れる。少女の行動に危なっかしさを感じた杏は、犬を探すのを手伝うことに。そして、河川敷に向かった杏は、犬と一緒にいる唯織を見て、何かを思い出しそうになるのだが……!?

ラジエーションハウス(10)

ボランティアでプロサッカーチームの契約ドクターをしている辻村は、練習を休んでいるチームのベテラン選手・上田を見舞う。上田は原因不明の体調不良が続き、引退を考えていた。上田の引退に納得がいかない辻村は原因を調べ始めるが、甘春病院での再検査でも異常は認められない。しかし新たに検査した脳のMRI画像と過去の検査画像を見比べた唯織はあることに気がつき…!?

ラジエーションハウス 11巻

唯織が甘春総合病院に来て以降、放射線科内の杏と技師達の関係は、少しずつ良い方向へ向かっていた。しかし科長の鏑木は放射線科内で自分の存在感が薄れていることに危機感を抱く。鏑木は医療機器メーカーの営業・武田に唯織を探るよう密命を下すが…。

ラジエーションハウス 12巻

7歳の女の子への、小児心臓CT検査を行うことになった放射線科の面々。しかし我が子への被ばくの心配をする母親に検査を拒否されてしまう。母親からの厳しい言葉を受けたたまきはかつての苦い記憶を思い出す。それは幸せな結婚生活に訪れた一つの悪夢で――。

ラジエーションハウス 13巻

放射線科の技師・小野寺が行きつけの焼き鳥屋「めじろ屋」の店主・黒川祐司は、小野寺の勧めで「ばね指」の検査のため甘春病院へやって来る。指のレントゲンのついでにと軽い気持ちで肺の検査も行った祐司だったが、結果は思いもよらないものだった!?

ラジエーションハウス 14巻

放射線科の悠木の研究が、札幌で行われる国際交流医学学会のオーラルセッションに選ばれた。小野寺の計らいで裕乃が勉強のため、出張扱いで学会に参加することになり、唯織が同行を申し出る。一方、杏も鏑木の勧めで、学会への出張が決まり…!?

ラジエーションハウス 15巻

甘春病院の放射線科を探る週刊誌の記者が現れた。その目的とは…!? 一方、札幌出張で煮え切らない態度の唯織にやきもきしていた杏は、唯織への当て付けのように、辻村との食事をOKしてしまう。傷心の唯織は、ひとり旅に出るが……!?

ラジエーションハウス 16巻

杏とのすれ違いで傷心の唯織はひとり旅に出たが、旅先で出会った人々を通じて、杏と向き合う決意をして、帰京する。一方、甘春総合病院にはヨガインストラクターの遥が不調を訴え来院。職業柄、体型の維持には気を払い、摂生をしているのに腹部の肉が落ちづらいことを悩んでいたが、精密検査の結果、意外な原因が明らかに……!?

ラジエーションハウス 17巻

ある日の甘春総合病院。強まった雨が夜には暴風雨になり、転倒した人などが救急外来に押し寄せていた。その日の放射線科の当直はたまきだったが、勤務延長で残った唯織と共に、数々の検査をこなしていく。しかし手術の必要な患者もいて、病院は大忙しに!! そんな中、たまきは頭痛で来院した市川の様子に疑問を抱くが…!?