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mattintosh note

どこかのエンジニアモドキの備忘録

フィギュア関連の写真はすべて削除されました。しばらく CDN のキャッシュが表示されることがあります
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Godox MS200-Vを買ってみたのでいつものフィギュア撮影

仕事のストレス…というわけではないのですがなんとなく買い物せずにはいられなかったのでストロボを買い足すことにしました。

今回購入したのは Godox MS200-V を 2 台です。Amazon では恐らくリフレクター(Godox AD-R6)が同梱しているものとしていないラインナップがあると思います。もうリフレクターはいっぱい持っているからいらない、というわけでなければリフレクター付きの方がお得です。

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もともと Godox MS300 を 1 台お試しで購入して所持しているのですが色温度の違いから TT600 系とは混ぜられず、どうしても光量が必要なときにたまに使う程度でした。以前は絞りを開けて撮るスタイルだったので MS300 の光量の大きさが逆に扱いづらかったのですが、ここしばらくは絞って撮るスタイルになり TT600 系ではユポを併用していることもあり光量不足に悩まされていました。

Godox MS300 の後継である Godox MS300-V(モデリングランプが COB ライトに進化)が発売されていたのは知っていたのですが 300W は一台持ってるし…というわけで今回は 200W の MS200-V を購入することにしました。これで良ければ 300W の方も LED モデリングランプの方に買い替えましょう。

夜中に頼んでその日に届く!さすが Amazon

https://x.com/mattintosh4_otk/status/1854423969564381647

片方ダイヤルの滑りがあまり良くなかったのですがどうせコマンダーでしか操作しないしまぁいいか、と。ケーブルの接触も微妙に悪かったりもするけど試用してみて問題があれば交換してもらおう。

使い勝手は MS300 と一緒。MS300 は発熱等の問題からモデリングランプを LED 電球に取り替えてあるのですが付いたり消えたりとやや不安定。その点 MS200-V は最初から LED モデリングランプなので気にする必要全くなし。TT600 系だとモデリングランプが無いので部屋の電気つけっぱなしで撮影することが多かったのですが久しぶりに部屋の電気を消して落ち着いて撮影することが出来ました。

気になっていた 300W と 200W を併用して光量のバランスが取れるのかという部分ですが 2/3 段違いなので +0.3 や +0.7 を使うことになりますが併用も問題なさそうです。

https://x.com/mattintosh4_otk/status/1854393605827555388

MS300 に装着している謎メーカーの LED と MS200-V のモデリングランプの比較をしてみます。謎メーカーの LED はどこのやつかわかりませんがコーン型とかトウモロコシ型と呼ばれているタイプです。どれを買ったか覚えてないのでとりあえず類似品。

まずは形状。コーン型の方は横方向の光量が大きいです。結構出っ張るのでソフトボックスなどを被せるときは折らないように気をつける必要があります(発光管にも気を使うのですが)。

左が MS200-V、右が MS300 に装着したコーン LED でモデリングランプの出力 100% 状態です。圧倒的に MS200-V のモデリングランプが明るいです。

コーン LED は長さがあるためかフラッシュの照射範囲よりも広がります。あまり照射範囲の参考にはなりません。MS200-V の方はだいたいフラッシュの照射範囲と合っています。

演色性の比較をしてみました。コーン型 LED は色が酷いことになっていますが MS200-V のモデリングランプはフラッシュと遜色無い演色性です。Twitter でフォロワーさんが測定してくださったところ光量 50% で 5485 K、Ra 94.2 だったみたいです。ありがとうございました。

MS200-V のモデリングランプは明るいのでモデリングランプの状態でライブビューブーストを ON にしておけばフラッシュで撮影してもだいたい同じ露出で撮影出来ているというのが有り難いですね。これぞモデリングランプ…。

とりあえず仕事の合間にソフトボックスをセットして再撮影のために出しっぱなしになっている浅葉依吹ちゃんで一枚。

厳密に比較していはいないですが同じソフトボックスを使っても TT600 系よりも光の広がりがあるように感じます。バッテリーも気にしなくていいですし光量も安定していて助かります。

仕事が片付いたので 2 台セットして何枚か試写。

発色なども問題なさそうですね。

ソフトボックスの光具合なんかを確認するために G9 PRO は三脚にそのままセットしておいて散歩用で使っている GX7MK2 で撮影風景を撮影。

色がちょっとズレているような気がするのでついでにプロファイルを作り直し。

赤がズレているような気がしますがまぁいいでしょう。

久しぶりに GX7MK2 と LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm を使いましたが色再現は置いといて描写はそこまで悪くないですかね。キットレンズなので最初の頃以降は全然期待してなかったのですが。

さてテストが終わったので明日(これを書いてる時点では今日)の撮影用のセッティングを考えることに。最近はあまり白・黒極端な画よりグレーな方(2 枚目の方)が好みだったりもするのですがちょっと雰囲気暗いしなぁ。

撮っては現像してみて撮っては現像してみて 3 時間ほど費やし…。結局 3 灯使って惜しいところまでは来たんだけどなんかこれじゃないんですよねぇ。キーライトが硬い。もうちょっと柔らかさが欲しい。もう少し頑張ろう。

で、ようやくこの日の妥協点に到達しました。さっきよりも柔らかいし逆光の具合もまぁまぁ。白飛ばしやるつもりはあまりなかったのだけど結局白飛ばしになってますが。

同じライティングで他のフィギュアでも確認。

ちょっとサイドライトを調整。

まぁまぁ爽やかな感じの雰囲気が出せたんじゃないでしょうか。しばらくこのライティングで試していきたいと思います。

光量はいつも TT600 にユポ付けて 1/2+0.7 で使っていたところが MS300 や MS200-V だと ISO 一段下げて 1/8 で済むようになってだいぶ余裕が出来ました。今回は F8.0 で撮影してますがあと 3 段くらいは絞れそうです。スピードライト系よりも光が均一に広がるのでソフトボックスを有効に使えている感じもします。

TT600 3 台がお払い箱になってしまったのでちょっと困る。多分たまには使うのですが。

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