ここらへんの続きでゲームカートリッジもCMT経由で吸い出しできるツールを作ってみた。
カートリッジ後挿しというバッ活的な危険極まりない方法です…。
本体の改造
SORD m5の起動順として、カートリッジが未挿入だとテープからのマシン語プログラムを読み込もうとするが、そもそもm5はカートリッジが未挿入だと電源が入らない。
よって、本体を改造(と言うほどでもないが)する必要がある。
基板のシールドを剥がすのが手間だが、カートリッジスロットのピンをショートハンダするだけ。
吸い出し手順
- m5の電源を投入する。画面には何も表示されない。
- 拙作のツールをロード。画面左上に*m5romdumpと表示されればOK。
一応自分の環境ではPCから直接再生した場合、一旦カセットテープに録音した場合のどちらもロードに成功。 - カートリッジ挿入。ハングアップしないことを祈ろう。
- メニューから吸い出したいromを選択。一応カートリッジから16KBのROMも書き出すようにしたが、そんなのあるの?
- 録音するPCなりデータレコーダを録音状態にしたらRETURNキーを押す。
一応データレコーダのリモート端子にも対応している。(はず) - “RECORD END”と表示されたら、PCなりデータレコーダの録音を停止。
こちらもデータレコーダのリモート端子にも対応している。(はず) - データレコーダに録音した場合は、なんとかしてwavファイル化する。
- こちらのツール群のm5wav2cas→cas2binの順でバイナリデータ取り出し。
…こんな感じで適当なバッチファイルを作っておくのが簡単で良いと思う。
m5wav2cas %1 %~n1.cas
cas2bin %~n1.cas %~n1.rom
del %~n1.cas
おしまい
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