高田文夫さんが2024年12月23日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中でM-1グランプリ2024を振り返り。バッテリィズとエバースについて話していました。
(高田文夫)しかし昨日のM-1は出来がよすぎちゃったね。面白かったね。しかしみんな、上手いね。もう呆れるくらい面白いね、みんな。もう言葉もないね。
(松本明子)楽しかったですね。全ての出演者が。
(高田文夫)いや、素晴らしい。バッテリィズ。あんな隠し技があったんだな。いたんだな、ああいう子がまだ、日本に。
(松本明子)髪型もすごいですね。不思議な髪型して
(高田文夫)ふざけ切ってるよ。本物だな、あれは。いい見つけてきたね、本当に……古墳から発掘したような子だもんな。あれ。なんかさ、俺たち、昔から漫才を見てきたけどあれなんだよ、漫才っていうのは。
(松本明子)ああ、そうですか。
バッテリィズこそが正しい漫才
(高田文夫)だから本当にね、寛平ちゃんとジミーちゃん以来。あんだけ本物の天然の……本物が現れたろう? あれが正しい漫才なんだよ。あれを見つけた、掘り起こしたっていうんだから。あれ、野球のバッテリーを組んでたんだろ?
(松本明子)ねえ。ピッチャーとキャッチャーで。
(高田文夫)カーブとかシュートとか、サインわかんねえだろ?
(松本明子)サインとか、覚えられたのかな?って不安になっちゃう。
(高田文夫)覚えられねえだろ? 「まっすぐ」とか言われてもさ、あの髪型じゃ。
(松本明子)憎めない。かわいいんですよね。
(高田文夫)いや、素晴らしいと思ったね。
(松本明子)「細そうすぎる」って言ってました(笑)。
(高田文夫)あと、ほら。桜の木の下で待ち合わせ、何十年後にしましょうって。あれもよかったね。
(松本明子)2月28日に。
(高田文夫)閏年だろう? 2月29日になるかもしれないんだよ?
(松本明子)15年前に約束したと。
エバース・桜の木の下で再会
(高田文夫)じゃあ両方で待って……っていう(笑)。あれは素晴らしいな。わかるよ、ああいうのな。
(松本明子)エバース(笑)。
(高田文夫)エバースっていうの?
(松本明子)「末締めでやろう」って言ってましたけども(笑)。
(高田文夫)2月28日か29日か3月1日かって。それで「なんで食べる店ばっかり縦であるんだ? ワンフロアでいいだろう?」っていう(笑)。あれはなかなか言えないよ。あれもすごい。
(松本明子)面白かったですね。
(高田文夫)まあ令和ロマンは申し分なしだね。あの人たち、テレビにずっと1年、出ないで。ああやってネタ、作ってきたんだろう?
(松本明子)ネタを練って練って。
(高田文夫)堂々としていたもんな。
(松本明子)慶応でしょう?
(高田文夫)どっちも。あれ、金持ってんだよな。右側な。くるまだかケムリだかわかんないけど。エンストした車みたいな。あれ、すごいんだよな。親父が金持ちで。繋がったヒゲの。あれさ、「渡辺」とかっていう名字でさ、遊ぶのは素晴らしいね。
(松本明子)「渡辺になりたい」って(笑)。
(高田文夫)ちょっと言われりゃ「そうだな」と思うけど、気が付かないよ。
(松本明子)出席番号で。
(高田文夫)「斉藤」の「斉」で遊ぼうとは思わないもん。俺たちだって。俺たち、長いこと生きてるけど。俺、いろんな原稿を書いたり、いろいろとやってきたけども。考えたこともなかったもん。俺、普通に原稿、書きなぐっていたもん。いまだに手書きで。それで渡辺まで、気が付かないよ。本当にな、憎たらしいぐらいうまいね。ああいう目の付け所が。
(松本明子)本当ですね。
あの高田文夫先生をうならせたバッテリィズとエバース。バッテリィズを「あれこそ正しい漫才だ」と評した高田先生、さすがです。正統派アホのエースさんが高田先生のツボに入ったんでしょうね! エバースや令和ロマンについてもきっちり評価していた高田先生の感覚、やっぱり最高ですわ。