生成AI(人工知能)を含むAIの動向が毎日さまざまなところで報じられています。2025年はAIエージェント元年とされているように、AIの高度化に合わせて業務を完全に任せられるような世界も身近になりつつあります。ただ、製造業にとっては、こうしたAIの進化が大きな恩恵を受けられる領域として、そのもっと手前の領域があるのではないかと考えています。
続きを閲覧するには、ブラウザの JavaScript の設定を有効にする必要があります。
「製造現場をDX」といっても、データ化されていないものはどうするのか?
MONOistはライブ配信セミナー「MONOist DX Forum 2023 冬〜できるところから始める製造業DX〜」を開催した。本稿では、Industrial Value Chain Initiative(IVI)理事長で法政大学デザイン工学部 教授の西岡靖之氏による基調講演「スマートシンキングが組織を変える!〜ボトムアップなDXの進め方」の内容を紹介する。
なぜ製造現場のAI活用がうまくいかないのか
成果が出ないスマートファクトリーの課題を掘り下げ、より多くの製造業が成果を得られるようにするために、考え方を整理し分かりやすく紹介する本連載。前回から製造現場でつまずくポイントとその対策についてお伝えしていますが、第7回では、製造現場でのAI活用の課題と生かし方について解説します。
スマート工場は“分断”が課題、カギは「データ取得」を前提としたツールの充実
工場のスマート化への取り組みは2020年も広がりを見せているが、成果を生み出せているところはまだまだ少ない状況だ。その中で、先行企業と停滞企業の“分断”が進んでいる。新型コロナウイルス感染症(COVID−19)対応なども含めて2021年もスマート工場化への取り組みは加速する見込みだが、この“分断”を解消するような動きが広がる見込みだ。
AIエージェント元年といわれる2025年、モノづくりにどう使う?
いずれ全ての業務にAIエージェントが組み込まれる時代が来るかもしれません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.