コーヒー粉と水をセットするだけでコーヒーを抽出できる手軽さが魅力のドリップコーヒーメーカー。お手入れが簡単な商品が多く、忙しい朝でも簡単に本格派のドリップ式コーヒーを楽しめます。しかし、デロンギ・象印・バルミューダなど多くのメーカーから販売されているうえ、一度にコーヒーを淹れられる容量・機能・サーバーの種類もさまざまで、どれを選べばいいのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のドリップコーヒーメーカー9商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのドリップコーヒーメーカーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなドリップコーヒーメーカーは「手軽においしいコーヒーを淹れられて、毎日使いたくなる商品」。徹底検証してわかったドリップコーヒーメーカーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
数々のチャンピオンシップ出場を経て、現在ではジャッジを務める。2006年ジャパンバリスタチャンピオンシップサイフォンの部優勝、2013年ジャパンコーヒーイングッドスピリッツチャンピオンシップ準優勝。 主宰するコーヒー教室・コーヒーアカデミー ドンマイスターでの指導のほか、書籍監修・飲料プロデュースなどもこなす。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「手入れが楽で毎日使っても苦にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「大人数でも何度も抽出する手間がなく、給水から抽出までが簡単に行える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「 抽出されたコーヒーの温度がほどよく、2杯目も変わらない温度を保てる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をカップに移した際に飲み頃の温度になる75℃との差分が10℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「自分の好みに合わせた味わいの調節ができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「 待ち時間がほとんどなく抽出が完了する」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を抽出時間が4分以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
9商品を検証し、2025年2月26日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
ドリップコーヒーメーカーの魅力は、自宅で手軽に淹れたてのコーヒーを楽しめること。また、店舗やコンビニで購入するよりもコスパがよいので、頻繁にコーヒーを飲む人にとっては大きなメリットでしょう。
手入れは、全自動コーヒーメーカーと違って豆を挽くためのミルが付属していないため、基本的にドリッパーやサーバーといった少ないパーツの洗浄だけ。毎回手入れの手間がかかりにくいのも魅力の1つといえます。
また、抽出にあたって豆を挽く工程がないため、稼動音が静かなこともメリット。コンビニやオフィスで聞くぶんには気にならない稼動音も自宅ではストレスになる場合があるため、シーンを選ばず使いやすい手軽なコーヒーメーカーを探しているならドリップコーヒーメーカー一択といえるでしょう。
ドリップコーヒーメーカーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
大前提、おいしいコーヒーを楽しむなら、抽出工程に蒸らしが含まれているものを選びましょう。蒸らしを行うことで、コーヒー本来の風味や甘さが引き出され、より深みのある味わいを楽しめます。
実際に検証したところ、雑味や苦味が少なくおいしいコーヒーを入れられたのはすべて通常の抽出工程に蒸らしが組み込まれていました。試飲したバリスタからは「甘味をしっかり堪能でき、チェリーのようにフルーティな風味を楽しめた」「雑味が少なく、なめらかな口当たり」と好印象の声が挙がる結果に。
抽出工程に蒸らしが含まれる商品を選べば、手軽に本格的なコーヒーを楽しむことができます。コーヒーの味わいを最大限に引き出したい方は、蒸らしの有無に注目してみるとよいでしょう。
さらに、抽出工程に独自の工夫が施されたものも、おいしさを引き出すのに効果的です。
例えば、おいしさの検証で高評価となったバルミューダの「BALMUDA The Brew K06A」は「蒸らし・抽出・仕上げ」の各工程で注湯を調節し、最適な湯温での抽出を行う工夫がされているのが特徴。苦味と果実感のあるしっかりとした甘さと酸味のバランスがよい味わいを楽しめましたよ。
抽出工程に工夫があり、おいしいコーヒーが淹れられる商品は約20,000円以上の高価格帯になる傾向があります。
コスパを重視しておいしいコーヒーを楽しめるものを探しているなら、比較的低価格であるティファールの「ティファール コーヒーメーカー メゾン CM4905JP」を検討するとよいでしょう。蒸らしの工程が含まれるアロマモードが搭載されており、コーヒーらしい甘味と果実味のバランスがとれた味わいを楽しめますよ。
ドリップコーヒーメーカーの手入れは、主にパーツの洗浄のみ。どの商品もかかる手間は大きく変わらないものの、なかでもとくに手入れが楽なものがほしいなら、使うたびに分解して洗う必要があるパーツの数が少ないものを選ぶとよいでしょう。
検証の結果、最も洗うパーツが少ない商品はドリッパーとサーバーの2つだけ。一方で、多いものだとサーバー・サーバーのフタ・ロート・ドリッパー・水タンク・シャワーヘッドの6つのパーツを洗う必要がありました。洗うパーツが少なければ、手入れのわずらわしさから使用頻度が下がるといった事態を避けられるといえるでしょう。
検証したなかでも、洗うパーツがドリッパーとサーバーの2つだけで、かつコーヒーのおいしさも両立できていた商品は、HARIOの「V60 V60 コーヒーメーカー EVCM2-5TB」。淹れたコーヒーは濃厚な甘味と風味が広がる、飲みごたえのある味わいを楽しめますよ。
通常のモードで淹れられるコーヒーだけでなく、さらにおいしさにこだわりたい人は濃度や湯温の調節機能が搭載されているかを確認しましょう。これらの機能は、ボタン1つでマシンの抽出レシピを調節できる機能のことで、ハンドドリップのように抽出量やお湯の温度を調節できます。
今回検証したなかで最も味わい調節機能が豊富だったのはEpeiosの「コーヒーメーカー EPCM503」。専用のスマホアプリからモード選択をすることで、濃度の調節だけでなく、お湯の温度をドリップに最適とされている80〜94℃の範囲において、2℃単位で調節を行えました。
これらの機能を搭載していれば、コーヒーの味わいを自分の好みに合わせて調節したり、同じコーヒー粉からでも幅広い味わいを楽しんだりしやすいため、手軽においしさにこだわりたい人にはぴったりといえるでしょう。
淹れたてのコーヒーを朝の忙しい時間に楽しみたい人は、抽出時間が短いものを選ぶのも1つの手。
検証の結果、今回の検証で2杯分のコーヒーの抽出が最も早かった商品は3分30秒。最も抽出が遅かったものは6分8秒と、2分以上も差が出る結果に。5分以内で淹れられる商品がほとんどでしたが、なかでも4分以内で抽出できるものは待ち時間が少なくストレスが少ない印象でした。早ければ早いほど、朝の忙しい時間でも使用しやすいでしょう。
ただし、抽出が早い商品は、コーヒーの味わいにこだわるための工程や蒸らし機能が含まれないものがほとんど。対して抽出に時間がかかる商品は、おいしさの検証において好印象を得る傾向がありました。あくまでコーヒーのおいしさにはこだわりがなく、とにかく早く抽出できるものがほしい人であれば、抽出時間が短いもののなかから検討するのがよいでしょう。
2杯分以上のコーヒーを一度に淹れて、おかわりやシェアをしながらコーヒーを楽しみたい人は、保温プレートがあるものを選びましょう。
一般的に、コーヒーの温度をおいしく感じられる温度は60℃〜70℃程度といわれていますが、サーバーからカップに注ぐ際に温度が下がるため、抽出直後の温度は75℃くらいが好ましいもの。検証したところ、抽出直後の温度はどの商品も75°C前後。しかし、抽出から30分経過後において75℃前後の温度をキープできていたり、抽出直後よりさらに高い温度を記録したのは保温プレートのある商品でした。
一方、保温プレートがないものは30分経過後にどれも60℃台まで下がってしまう結果に。一度に多くの量を淹れるなら、抽出直後の温度を保てるか、さらに高い温度で熱々の状態を楽しめるものを選ぶのが好ましいでしょう。
該当している商品は、ランキングの「保温力が高いものがほしい人向け」でチェックしてくださいね。
保温プレートはどれも30分程度で電源が切れるように設定されたものがほとんど。
抽出から30分後以降にも温かいコーヒーを楽しみたいなら、ステンレス製で保温力の高い素材のサーバーが付属しているものを選ぶとよいでしょう。保温プレートでの保温時よりは保温力に欠けるものの、比較的長い時間温かさを保つための工夫がされていますよ。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||
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コーヒーのおいしさ | 手入れのしやすさ | 使いやすさ | 適切な温度の保ちやすさ | 味わい調節機能の豊富さ | 抽出にかかる時間の短さ | 幅 | 奥行 | 高さ | 本体重量 | 最大抽出容量 | 抽出容量 | 消費電力 | 電源コードの長さ | 操作方法 | 濃度調節機能 | 温度調節機能 | オートオフ機能 | 保温機能 | 蒸らし機能 | 付属品 | フィルタータイプ | サーバータイプ | 浄水器機能 | ドリップストッパー | タイマー機能 | 内部洗浄機能 | コンパクトサイズ | コーヒーカップ2杯分の抽出時間 | 洗うパーツの数 | |||||||
1 | HARIO V60|V60 コーヒーメーカー |EVCM2-5TB | ![]() | 8位 | バランスよくおいしいコーヒーを楽しめる!手軽に使いやすい | 16.5cm | 22.3cm | 31.8cm | 約1.5kg | 600mL | 5杯 | 750W | 1.25m | ボタン式 | ペーパーフィルター40枚、計量スプーン、透過ドリッパー、コーヒーサーバー、ドリッパー受け、取扱説明書 | ペーパー | ガラス | 5分55秒 | 2個 | ||||||||||||||||||
2 | バルミューダ BALMUDA The Brew|K06A | ![]() | 7位 | こだわりのおいしいコーヒーを自宅で楽しみたいならコレ! | 14.0cm | 29.7cm | 37.9cm | 約3.4kg | 360mL | 3杯 | 1450W | 1m | ボタン式 | ドリッパー、サーバー、計量スプーン、ドリッパースタンド、取扱説明書(保証書付)、ペーパーフィルター5枚 | ペーパー | ステンレス | 5分18秒 | 4個 | ||||||||||||||||||
3 | ティファール ティファール|コーヒーメーカー メゾン|CM4905JP | ![]() | コスパ重視の人に!すっきりした味わいの1杯を素早く抽出 | 17.5cm | 21cm | 27cm | 約1.18kg | 600mL | 5杯 | 600W | 1.5m | ボタン式 | 計量スプーン、取扱説明書 | メッシュ、ペーパー | ガラス | 3分30秒 | 2個 | |||||||||||||||||||
3 | Epeios コーヒーメーカー|EPCM503 | ![]() | 6位 | 好みのおいしさを追求したい人に。味わいの調節機能が豊富 | 18.5cm | 19.6cm | 41.3cm | 2.34kg | 720mL | 6杯 | 800W | 1.2m | タッチパネル式 | フィルター、計量スプーン、取扱説明書 | ペーパー | ガラス | 6分08秒 | 6個 | ||||||||||||||||||
5 | 象印マホービン コーヒーメーカー|TD40AM-BA | ![]() | 1位 | コーヒーメーカーをはじめて買うなら。シンプルで使いやすい | 20.5cm | 15.5cm | 23cm | 約1.1kg | 480mL | 4杯 | 650W | 1.3m | スイッチ | 計量スプーン、取扱説明書 | ペーパー | ガラス | 4分3秒 | 4個 | ||||||||||||||||||
6 | デロンギ・ジャパン DeLonghi アクティブ|アクティブシリーズ ドリップコーヒーメーカー|ICM12011J-BK | ![]() | 4位 | おいしさにこだわりがなく、とにかく手軽さ重視の人に | 15.5cm | 28.5cm | 27.5cm | 約1.4kg(ガラスジャグ含む) | 650mL | 5杯 | 750W | 1.8m | ボタン式 | 計量スプーン、取扱説明書 | メッシュ、ペーパー | ガラス | 3分47秒 | 2個 | ||||||||||||||||||
7 | サーモス THERMOS|真空断熱ポット コーヒーメーカー/ECJ-700|ECJ-700 | ![]() | 2位 | 手入れのしにくさは気になるが、大人数で使うならあり | 24.5cm | 15.5cm | 36cm | 約2.1kg(ポット含む) | 550mL | 4.5杯 | 700W | 約1.5m | ボタン式 | 取扱説明書、計量スプーン | ペーパー | ステンレス | 4分20秒 | 5個 | ||||||||||||||||||
8 | タイガー魔法瓶 TIGER|コーヒーメーカー|ADC-N060 | ![]() | 3位 | 簡単に使えて手入れも楽。コーヒーは淡白な味わいに | 約15.4cm | 約27.2cm | 約30.1cm | 約1.9kg | 720mL | 6杯 | 550W | 1.2m | 電源スイッチ | 取扱説明書 | ペーパー | ステンレス | 4分26秒 | 4個 | ||||||||||||||||||
8 | アイリスオーヤマ コーヒーメーカー|CMK-650P-B | ![]() | 5位 | 安さを重視する人ならあり。コーヒーは水っぽい仕上がりに | 13.6cm | 23cm | 25cm | 約0.9kg | 650mL | 5杯 | 600W | 約1.2m | 電源スイッチ | 計量スプーン、取扱説明書 | メッシュ、ペーパー | ガラス | 3分38秒 | 2個 |
最大抽出容量 | 600mL |
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蒸らし機能 |
良い
気になる
コーヒーのおいしさは高評価を獲得。濃厚な甘味と風味が広がるため、かなり飲みごたえがありました。飲み進めると口当たりに少しザラつきを感じますが、甘味に余韻があり、心地よいでしょう。雑味もあまり気にならず、甘味・苦味・果実味がうまく織り交ざって飲み疲れない印象です。
フタが完全に外れる仕様で、手入れのしやすさも好印象。給水タンクが本体と一体化している点は惜しいものの、サーバーの口が広く隅まで洗いやすいうえに、洗うパーツも2個と最小限のため手入れの手間がかからないといえるでしょう。
通常の抽出工程に蒸らしが含まれるので、コーヒー本来の味わいを繊細に感じられます。自宅で手軽に味わい深いコーヒーを淹れたい人は、ぜひ検討してください。
幅 | 16.5cm |
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奥行 | 22.3cm |
高さ | 31.8cm |
本体重量 | 約1.5kg |
抽出容量 | 5杯 |
消費電力 | 750W |
電源コードの長さ | 1.25m |
操作方法 | ボタン式 |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | ペーパーフィルター40枚、計量スプーン、透過ドリッパー、コーヒーサーバー、ドリッパー受け、取扱説明書 |
フィルタータイプ | ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
最大抽出容量 | 360mL |
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蒸らし機能 |
良い
気になる
実際に口に含むと舌触りのザラつきが少なく、雑味はほとんど感じません。鼻に抜けていくフルーティな風味も特徴的。味わいは苦味や若干の渋みもあるものの、果実感のあるしっかりとした甘さと酸味がサポートしており、絶妙なバランスのよさを堪能できました。
使いやすさもおおむね良好。計量スプーンが付属しているうえに、給水タンクには杯数による目盛の記載があり、飲みたい量だけをスムーズに用意できます。しかし、一度に抽出できる量は、最大でコーヒーカップ3杯分(360mL)と今回検証したなかでは少なめで、抽出にかかる時間も5分18秒とスピーディではありません。使用可能なフィルターがペーパーフィルターに限られる点も注意が必要です。
手入れのしやすさでは給水タンクを取り外して洗浄できるうえに自動洗浄機能も搭載している点が好印象。しかし、洗うパーツが4個と多めな点には注意しましょう。また、サーバーの口が狭いので、通常のスポンジを使うと洗いづらいことも難点です。
抽出直後のコーヒーの温度は84.5℃とちょうどよい温かさ。30分後は67.1℃とぬるくなるものの、飲みごろの温かさを保っていたため、おいしく飲める温度をキープできるでしょう。
苦味・甘味・酸味のバランスにすぐれており、おいしさをとことん追求できるおしゃれなコーヒーメーカー。かなり高価格ではあるものの、とにかくおいしいコーヒーを淹れられる商品を探しているなら、チェックしてくださいね。
幅 | 14.0cm |
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奥行 | 29.7cm |
高さ | 37.9cm |
本体重量 | 約3.4kg |
抽出容量 | 3杯 |
消費電力 | 1450W |
電源コードの長さ | 1m |
操作方法 | ボタン式 |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | ドリッパー、サーバー、計量スプーン、ドリッパースタンド、取扱説明書(保証書付)、ペーパーフィルター5枚 |
フィルタータイプ | ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
BALMUDA The Brewをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大抽出容量 | 600mL |
---|---|
蒸らし機能 |
良い
気になる
ティファールの「ティファール コーヒーメーカー メゾン CM4905JP」は、コスパを重視する人におすすめ。おいしいコーヒーを早く淹れられ、手入れまで簡単なことが特徴です。
実際に試飲すると、コーヒーらしい甘味と果実味のバランスがとれた仕上がり。クリーミーな口当たりでざらつきは少なく、雑味もあまり気になりません。ローストナッツとシトラスを思わせる風味で、あっさりとした甘さがありました。飲んだ後の余韻は長く、甘さと一緒に渋みも残りますが、すっきりした味わいが好みなら許容範囲内といえるでしょう。
一度に抽出できる量は最大でコーヒーカップ5杯分(600mL)と多め。付属の計量スプーンや給水タンクに記載された杯数の目盛によって、飲みたい量を簡単に淹れられるので、使いやすいといえます。ペーパーフィルター・メッシュフィルターの両方に対応しているうえに、抽出にかかる時間も3分30秒とスピーディなので、時間がない朝にもサッとおいしいコーヒーを飲めるでしょう。
洗うパーツが2個と少なく、手入れのしやすさも良好。サーバーのフタは外れませんが、口が広いので無理なくスポンジで洗えます。ただし、給水タンクが本体と一体化しているため、慣れるまでは手入れにやや時間がかかるでしょう。
アロマモードを搭載しており、コーヒーの濃度も調整可能。蒸らし機能の有無も選択できるため、自分好みの味わいにカスタマイズしやすいでしょう。約5,000円以下と手頃な価格でおいしいコーヒーが飲めるので、手軽さに惹かれる人はぜひ候補にしてください。
幅 | 17.5cm |
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奥行 | 21cm |
高さ | 27cm |
本体重量 | 約1.18kg |
抽出容量 | 5杯 |
消費電力 | 600W |
電源コードの長さ | 1.5m |
操作方法 | ボタン式 |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | 計量スプーン、取扱説明書 |
フィルタータイプ | メッシュ、ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
最大抽出容量 | 720mL |
---|---|
蒸らし機能 |
良い
気になる
実際に淹れたコーヒーは甘味をしっかり堪能できる仕上がりで、チェリーのような果実の風味がしっかりと広がりました。口当たりはシルキーでなめらかで、雑味は少しあるものの、味わいを損ねるほどではありません。後味には渋みが残りますが、甘味と酸味が絶妙にマッチしていて十分飲みやすい印象でした。
一度に最大コーヒーカップ6杯分(720mL)を抽出できる大容量。計量スプーンや給水タンクに記載された杯数の目盛によって、淹れる量も手軽に調節できるでしょう。しかし、使用可能なフィルターがペーパーフィルターしかないことは気になるポイント。抽出にかかる時間も6分8秒と長く、飲むまでに待ち時間が発生するかもしれません。
手入れは、給水タンクが着脱可能な点はメリット。サーバーのフタを外したときの口も広く、手軽に洗浄できます。ただし、シャワーヘッドやロートを含む、6つのパーツを洗う必要があることは難点でした。
抽出直後のコーヒーの温度は74.0℃と十分な温かさ。保温プレートはあるものの、加熱時間が最大10分のため、抽出から30分後の温度は57.2℃と少し冷めてしまいました。おいしく飲みたい場合は淹れたてを飲み切る必要があるでしょう。とはいえお気に入りの味わいを見つけたいコーヒー好きの人は、ぜひ検討してください。
幅 | 18.5cm |
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奥行 | 19.6cm |
高さ | 41.3cm |
本体重量 | 2.34kg |
抽出容量 | 6杯 |
消費電力 | 800W |
電源コードの長さ | 1.2m |
操作方法 | タッチパネル式 |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | フィルター、計量スプーン、取扱説明書 |
フィルタータイプ | ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
最大抽出容量 | 480mL |
---|---|
蒸らし機能 |
良い
気になる
淹れたてのコーヒーは雑味が少なく、甘味やフルーティさが際立つ味わいに。サラッとした口当たりで、風味や余韻はやや弱いものの、冷めてくるにつれて酸味が増し、味わいのバランスがとれてくる印象です。
サーバーのフタを外したときの口が広いため、スポンジでも洗いやすいことはメリット。しかし、洗うパーツが4個とやや多く、給水タンクは本体と一体化しており取り外しできないため、日々の手入れにはやや手間がかかるでしょう。
幅 | 20.5cm |
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奥行 | 15.5cm |
高さ | 23cm |
本体重量 | 約1.1kg |
抽出容量 | 4杯 |
消費電力 | 650W |
電源コードの長さ | 1.3m |
操作方法 | スイッチ |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | 計量スプーン、取扱説明書 |
フィルタータイプ | ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
最大抽出容量 | 650mL |
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蒸らし機能 |
良い
気になる
しかし、コーヒーは甘味が弱いうえに渋みがあり、味わいのバランスがあまりとれていません。口当たりはなめらかですが、風味や後味も物足りない印象です。コーヒーのおいしさはいまひとつでした。
洗うパーツが2個と少ないため、手入れのしやすさも良好。サーバーのフタは外れませんが、口が広いので普通のスポンジでも難なく洗えます。しかし、給水タンクが本体と一体化しているので、すみずみまで洗いたい人は注意してくださいね。
抽出直後のコーヒーの温度は75.8℃と、おいしく飲める温かさ。保温プレートがあるため、30分後の温度は81.9℃と熱々の状態を保てていました。味わい調節機能が充実していますが、上位には本商品と変わらない価格帯で同様の機能を搭載する商品もあり、有力候補にはなりづらいでしょう。
幅 | 15.5cm |
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奥行 | 28.5cm |
高さ | 27.5cm |
本体重量 | 約1.4kg(ガラスジャグ含む) |
抽出容量 | 5杯 |
消費電力 | 750W |
電源コードの長さ | 1.8m |
操作方法 | ボタン式 |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | 計量スプーン、取扱説明書 |
フィルタータイプ | メッシュ、ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
最大抽出容量 | 550mL |
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蒸らし機能 |
良い
気になる
サーモスの「THERMOS 真空断熱ポット コーヒーメーカー/ECJ-700 ECJ-700」は、大人数でコーヒーを楽しみたい人におすすめ。一度に最大コーヒーカップ4.5杯分(550mL)を抽出できるタイプで、魔法瓶に直接淹れられます。抽出にかかる時間は4分20秒とスピーディ。ペーパーフィルターの用意は必要ですが、計量スプーンが付属し、給水タンクの目盛りを見ながら給水できるので手軽にコーヒーをシェアできますよ。
コーヒーは、ベリー系のフルーティな甘味がしっかりと広がる味わい。口当たりのザラつきや、渋み・雑味が気になるものの、ほかに特出して悪い点はなくスタンダードな仕上がりです。赤ワインやウイスキー樽のような重たい風味で、飲みごたえのある味が好きな人に向いているでしょう。
洗うパーツが5個と多めで、毎日洗浄するとなると面倒に感じる可能性が。給水タンクが本体と一体化していることも難点です。サーバーの口も狭いため、丁寧に洗おうとすると手間がかかるでしょう。
抽出直後のコーヒーの温度は72.0℃とおいしさを堪能できる温かさ。抽出から30分経過すると温度は67.5℃とやや下がりましたが、飲み頃はキープできていました。
コーヒーの濃度調整やお湯の温度調整はできず、好みの味わいは追求できません。蒸らし機能はもともとの抽出工程に含まれていましたが、味わいにこだわりのある人には不向き。おいしさはトップ層に1歩およびませんが、同僚や家族と一緒に使うなら候補になるでしょう。
幅 | 24.5cm |
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奥行 | 15.5cm |
高さ | 36cm |
本体重量 | 約2.1kg(ポット含む) |
抽出容量 | 4.5杯 |
消費電力 | 700W |
電源コードの長さ | 約1.5m |
操作方法 | ボタン式 |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | 取扱説明書、計量スプーン |
フィルタータイプ | ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
サーモス コーヒーメーカー ECJ-700をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大抽出容量 | 720mL |
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蒸らし機能 |
良い
気になる
しかし、コーヒーの味わいは期待できず。雑味が強いためか、コーヒー本来の甘味や風味は楽しめません。フルーティな甘さは感じられますが、淡白で飲みごたえに欠けました。後味にはザラつきや渋みもあり、じっくりと時間をかけて飲むのは難しそうです。
一度に抽出できる量が最大でコーヒーカップ6杯分(720mL)と多いところは強み。マグカップに直接抽出もできるので、1人で使う人にもぴったりです。抽出にかかる待ち時間も4分26秒と少なめ。ペーパーフィルターの用意は必要ですが、手軽にコーヒーを淹れられるでしょう。
濃度調節・蒸らし機能・お湯の温度調節・抽出スピード調整を搭載していません。おいしさにこだわる人には不向きですが、大人数向けのコーヒーを手軽に淹れられる点が魅力に感じるなら候補になるでしょう。
幅 | 約15.4cm |
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奥行 | 約27.2cm |
高さ | 約30.1cm |
本体重量 | 約1.9kg |
抽出容量 | 6杯 |
消費電力 | 550W |
電源コードの長さ | 1.2m |
操作方法 | 電源スイッチ |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | 取扱説明書 |
フィルタータイプ | ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
最大抽出容量 | 650mL |
---|---|
蒸らし機能 |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「コーヒーメーカー CMK-650P-B」は、価格の安さを重視する人に向いています。2,000円前後と手頃な価格。しかし抽出したコーヒーは全体的に味わいの物足りなさを感じました。ザラつきがなくサラサラとした口当たりですが、やや水っぽい仕上がりに。風味や後味が薄く、飲みごたえに欠けました。
ペーパーフィルターだけでなくメッシュフィルターでも抽出できて経済的。抽出できる量は最大でコーヒーカップ5杯分(650mL)と多く、複数人のコーヒーを一度に淹れられます。抽出にかかる時間も3分38秒とかなり短く、淹れているときの待ち時間が気になりにくいでしょう。
抽出直後のコーヒーの温度は71.3℃と十分な温かさ。抽出から30分後の温度も70.8℃とほとんど変わっておらず、2杯目も温かい状態で楽しめるといえます。一方で、濃度調節・蒸らし機能・お湯の温度調節などの機能は非搭載。シンプルな機能性で直感的に使えますが、味わいには改善の余地が見られ、自分でおいしさを追求したい人には不向きです。
幅 | 13.6cm |
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奥行 | 23cm |
高さ | 25cm |
本体重量 | 約0.9kg |
抽出容量 | 5杯 |
消費電力 | 600W |
電源コードの長さ | 約1.2m |
操作方法 | 電源スイッチ |
温度調節機能 | |
オートオフ機能 | |
保温機能 | |
付属品 | 計量スプーン、取扱説明書 |
フィルタータイプ | メッシュ、ペーパー |
浄水器機能 | |
ドリップストッパー | |
タイマー機能 | |
内部洗浄機能 | |
コンパクトサイズ |
マイベストではベストなドリップコーヒーメーカーを「手軽においしいコーヒーを淹れられて、毎日使いたくなる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のドリップコーヒーメーカー9商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:コーヒーのおいしさ
検証②:手入れのしやすさ
検証③:使いやすさ
検証④:適切な温度の保ちやすさ
検証⑤:味わい調節機能の豊富さ検証⑥:抽出にかかる時間の短さ
今回検証した商品
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、抽出したコーヒーをチェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
各商品の使用するコーヒー豆・コーヒーミルを統一し抽出したコーヒーのテイスティングを行い、コーヒーのおいしさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「手入れが楽で毎日使っても苦にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「大人数でも何度も抽出する手間がなく、給水から抽出までが簡単に行える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「 抽出されたコーヒーの温度がほどよく、2杯目も変わらない温度を保てる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をカップに移した際に飲み頃の温度になる75℃との差分が10℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.抽出したてのコーヒーの温度と、抽出から30分後のコーヒーの温度を計測
2.75℃-計測した温度を計算
3.差分を評価する
カップに移した際に飲み頃になる75℃を最高スコアとし、75℃との差分が少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「自分の好みに合わせた味わいの調節ができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「 待ち時間がほとんどなく抽出が完了する」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を抽出時間が4分以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
抽出ボタンを押したタイミングで計測を始め、抽出が完全に完了したタイミングで計測を完了し抽出時間を測定しました。
抽出時間が3分以下のものは最高スコアとし、抽出時間が短いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ドリップコーヒーメーカーに合わせて、おいしいコーヒー粉も選びましょう。
ちなみに、すでに挽いてあれば手軽にコーヒーを楽しめますが、本格的な味にこだわるならドリップ直前にミルで豆を挽くのもおすすめ。コーヒーミルは以下のコンテンツで紹介しているので、使いやすいものを選んでください。
1位: HARIO|V60|V60 コーヒーメーカー |EVCM2-5TB
2位: バルミューダ|BALMUDA The Brew|K06A
3位: ティファール|ティファール|コーヒーメーカー メゾン|CM4905JP
3位: Epeios|コーヒーメーカー|EPCM503
5位: 象印マホービン|コーヒーメーカー|TD40AM-BA
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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