【徹底比較】スカウト機能のある転職サイトのおすすめ人気ランキング【2024年】

転職エージェント機能が付帯しており、応募書類の作成や面接対策など本格的に転職活動をスタートするときにサポートが受けられます。「久しぶりの転職活動で不安がある...」という人でも安心感をもって利用できるでしょう。

求人数は26万件ほどと豊富であるものの、「50代 活躍中」で絞り込んだ求人は約1,200件。「リクナビNEXT」よりは少なめですが、それでも今回検証したサイトの平均並みの件数だったので、利用して損はないでしょう。また、派遣・アルバイト・パート・契約社員などの非正規雇用の求人が1.2万件ほどと平均を大きく上回っています。

使いやすさも十分で、検索条件・サポート機能のどちらも豊富。空いた時間で簡単に求人を探せるうえ、書類作成・スケジュール管理がしやすいでしょう。転職人気企業の掲載実績も豊富で、さまざまな業界の有名企業の求人を掲載していた実績があります

掲載されている求人の年収帯が高めですが、20代向けの求人数も豊富だったのが魅力。およそ20.3万件の求人のなかで、年収300〜500万円の求人は約5.6万件と、今回検証した全サービスの平均より4万件ほど多い件数です。

一方、ハイクラスに特化しているからか、未経験歓迎のようなハイクラス向きではない検索条件がなく、求人は探しにくいことがわかりました。しかし「ポテンシャル採用」という検索条件はあるので、未経験の業種・職種に挑戦したい人でも登録しておいて損はないでしょう。

転職人気企業の掲載実績は、調査した144社のうち74社の掲載実績があり高めの評価に。書類の自動入力・メッセージ管理・スケジュール管理などのサポート機能が豊富なので、転職活動を効率よく進められるのも魅力です。

平均年収ほどの20代が利用すると募集条件が見合っていない求人もありますが、ハイクラス層にはおすすめできる転職サイトといえます。

そのほか、非正規雇用の求人数も約2万件と豊富。スキルや経験に自信がない50代向けの求人も見つかる可能性が高いといえます。転職人気企業144社のうち90社の求人を掲載していた実績があり、さまざまな業界の有名企業と取引がある点も魅力です。

検索条件も豊富で、フリーワード検索ができるのはもちろん、募集の特徴・働き方の特徴・企業規模など細かな条件で求人を探せます。自分の希望条件に合った求人を見つけやすいでしょう。

主要なサポート機能としては、書類の自動入力機能以外はあるので転職活動の負担を軽減できるのもうれしい点です。仕事や家事で忙しく転職活動の時間が取りづらい人でも利用しやすいといえます。

大手人材会社のリクルートが運営する、データベース型ヘッドハンティングサービスの「リクルートダイレクトスカウト」は、年収600〜800万円程度の人におすすめのヘッドハンティング会社です。

求人数はおよそ36万件と今回調査したなかでトップクラスでしたが、年収1,000万円以上の求人は割合が少ないとわかりました。条件別に求人数を見てみると、年収800万円を超える求人が約12万件と十分な一方、総数に対しての割合は32%ほどと低め。年収1,000万円以上の求人は約13%しかなく、数は十分な一方で割合は低いという結果になりました。

現在の年収が800万円を超えるようなハイクラスの人の場合、条件に合わないスカウトが送られてくる可能性もあることには注意しましょう。一方年収が800万円以下の人には申し分ないなので、登録しておいて損はないといえます。

マイナビが運営する「マイナビ転職」は、転職したい50代の人が複数利用するうちの1つとして申し分ない転職サイトです。50代向けの求人数は平均並みだったものの、ストレスなく利用できるのが魅力。

企業情報の発信に力を入れているのが特徴です。企業のブログや動画での企業紹介があり、転職サイト側の手が入っていない生の情報をチェックできます。社員のインタビューや社内イベントの情報が掲載されているので、社風を知るのにおすすめです。

総合型の転職サイトですが、基本的に若手向けの募集が多いことから20・30代向けの求人がメイン。「50代 活躍中」の求人が約1,500件で、今回調査したサイトの平均と同程度でした。50代向けの求人が多いとはいえないのでほかの転職サイトと併用するとよいでしょう。

使いやすさは優秀で、検索条件が豊富であるため休日数や勤務時間などの細かな条件で求人を探せるうえ条件の保存が可能です。サポート機能も主要なものをすべて押さえており、専用アプリもあるので効率よく転職活動を進められるでしょう。

パーソルが運営する「dodaX」は、エグゼクティブ向けの求人に特化したハイクラス向けの転職サイトです。求人のほとんどが年収700万円を超えており、年収1,000万円以上の求人も豊富。役員クラスのエグゼクティブ層にはおすすめですが、スキルのない50代の利用は厳しいでしょう。

「50代 活躍中」の求人が約900件と少なく、そもそも求人のほとんどが年収700万円以上であるため、最低でも年収700万円でなければ内定の可能性が低いといえます。転職人気企業144社のうち67社の求人を掲載していた実績がありますが、スキル・経験に自信のない50代には不向きです。

使いやすさも難ありで、検索条件がハイクラスに特化しているうえ、細かな条件で絞って求人を探せません。また、スケジュール管理機能がないため、書類の提出期日や面接日程を自分で管理する必要があるでしょう。

年収が平均より低めだったり、管理職経験がなかったりする人はスカウトがほとんど来ないことも。利用して損はないものの、ほかの転職サイトと併用するのがおすすめです。

ハイクラス転職では最も有名といっても過言ではない「ビズリーチ」は、ヘッドハンティング会社を使いたい人はまず登録しておくべきサイトです。求人数が豊富で約29万件の求人を保有。データベース型であるため、さまざまなヘッドハンターに自分の経歴を見てもらえる可能性があるのもうれしいところです。登録しておいて損はありません。

高収入求人の数を調査したところ、総数に対して6割以上が年収800万円以上の求人と、ハイクラス層が利用するのに申し分ない結果に。さらに、およそ30%が年収1,000万以上の求人で、高収入求人の数はもちろんのこと、割合も高いサービスでした。高収入な人にもマッチした求人が見つかるでしょう。

ハイクラス向けの転職サービスのなかでは珍しく、直接応募も可能。好条件のスカウトを見てみたいという、転職意思が強くない人でもぜひ使ってください。

エン・ジャパンが運営する「エン転職」は、首都圏や大阪・札幌などの都市部を中心に求人を掲載している転職サイトです。公開求人数の検証では、公開求人数が14万件ほどと平均以上あるうえ、第二新卒歓迎・未経験歓迎といった若手向けの求人がどちらも多くあるので若手の転職なら選択肢となります。

人気企業99社のうち27社の掲載があったほか、人気企業以外にも東京都庁の求人のようなほかのサイトにはあまり掲載されていない企業の求人を掲載。幅広い求人を取り扱っているといえます。

また、使いやすさがトップクラスで、検索条件は調査した20項目中19項目を設定できるうえ、書類の自動作成・メール管理・スケジュール機能があることで転職活動の負担を減らせる可能性が高いでしょう。首都圏でキャリアチェンジを目的にする人は、求人の豊富なサイトと併用してみてくださいね。

転職人気企業の掲載実績の検証では、掲載実績があるのは32社と少ないものの、サイバーエージェント・ソニー・楽天などIT業界の有名企業の求人を掲載していた実績があります。掲載されている求人数は、年収300〜500万円の求人が約1.3万件と平均的で、そのほかの条件別の求人も平均程度かそれ以下でした。

検索条件の保存ができず検索のしやすさはまずまずの評価に。とはいえ基本的な条件に加えて企業の特徴や働き方の特徴などのこだわり条件があります。選考企業の管理ができないものので、転職活動の進めやすさも伸び悩みました。

求人数は上位のサイトと比べると少ないものの、強みのある業界がはっきりしているのはうれしい点。IT業界やゲーム業界に転職したい人におすすめな転職サイトです。

「Green」は「IT転職はGreen」というキャッチコピーのとおり、IT・Web業界特化型の転職サイトです。エンジニアに特化しているわけではないものの、IT企業の求人を中心に掲載しているので、IT・Webエンジニアの転職でも有用といえるでしょう。

求人の豊富さの検証では、エンジニア向けの求人が約1.7万件と十分な量を掲載しており高評価。半数以上の求人がエンジニア向けの求人であるとわかりました。また、フロントエンドエンジニア・サーバーサイドエンジニアなどの領域別の求人数も豊富です。

転職人気企業の掲載の検証では、サイバーエージェント・サイボウズ・メルカリ・LINEヤフーなど42社のうち26社の掲載実績があり高めの評価に。大手・ベンチャーを問わず、IT・Web業界の求人であれば幅広く掲載している可能性が高いといえます。

サイトの使いやすさの検証では、書類の自動入力・メッセージ管理など主要なサポート機能があった一方、検索条件が少ないことで減点に。勤務地や年収では検索できますが、完全週休2日・退社時間などのこだわり条件がないので、希望に合う求人を見つけるのには不便です。

未経験者向けの求人は7,000件ほどと今回検証した全サイトの平均より多い点は魅力です。エンジニア特化型なことから、未経験の人から実務経験やスキルがある程度ある人まで利用できる転職サイトといえます。

「type転職」は、IT業界に強みがある転職サイトです。エンジニア向けの情報誌を発行しているキャリアデザインセンターが運営しているからか、IT企業の掲載が豊富でソニー・楽天・LINEヤフーなど大手IT企業の求人を掲載しています。

求人の数は2,400件程度と多くないのは難点ですが、転職人気企業99社のうち27社の求人を掲載。主要な機能や検索条件を網羅しているので、使いやすさも申し分ないでしょう。

都市部かつIT企業の求人は豊富で、大手から中小・ベンチャー企業まで幅広く取り扱っています。志望業界がマッチしているなら利用してほしい転職サイトです。

はたらいくは、リクルートが運営する地方の求人に特化した転職サイトです。企業の良いところと厳しいところをどちらも掲載している「せきらら求人」が特徴的。転職サイトに掲載されている求人は、基本的に良い面しか書かれていないケースが多いため、業務の厳しい点まで知れるのはうれしいポイントです。

「50代」という検索条件があり、求人のなかに50代を含んでいる求人を探せます。50代の求人数は約80件で、スキルや経験に自信がない50代の希望に合う求人が多めです。地方の地元企業に特化しているので、有名企業の掲載実績はほとんどありません。

検索のしやすさの検証では、職種や勤務地などの基本条件で検索できてこだわり条件もあったことで高評価。しかし、複数の条件を設定できない点に注意しましょう。サポート機能は主要なものがすべてあるので、書類作成やスケジュール管理などの負担を軽減できます。

都市部の転職には不向きですが、地方での転職を選択肢に入れている人にはおすすめの転職サイトです。