探偵事務所・興信所のおすすめ人気ランキング【2024年】

自宅周辺の地域にある探偵事務所を選ぶのがおすすめです。自宅から近いと通うための時間や交通費を抑えられる点がメリット。対面相談や打ち合わせなどで何度か訪問することを考えると、距離を考慮して選択するのがよいでしょう。

候補をピックアップする際は地名を一緒に検索したり、拠点もあわせてチェックしたりして、住んでいる都道府県に事務所があるか確認してみてください。

また、調査地域と事務所が必ずしも近くである必要はありません。探偵は土地勘のある場所ばかりを調査しているわけではないので、依頼者の利便性や事務所の信頼性を優先したほうがよいでしょう。

事務所の公式サイトに探偵業標識が掲載されているかを必ず確認してください。届出を提出したことを証明する書類で、従業員6人以上の営業所は掲示を義務付けられています（参照：警視庁）。届出を行わず探偵業を営むと違法行為にあたるので、公式サイトに探偵業標識が掲載されていない事務所は避けましょう（参照：警察庁）。

標識は事務所の公式サイトにある拠点一覧や会社概要などから確認できます。営業所が都道府県をまたいで複数ある場合は、各都道府県の公安に届出を提出していなければいけません（参照：e-Gov）。候補となる営業所が届出を出しているかチェックしてください。

また、直近3年以内に行政処分を受けた探偵事務所は、管轄エリアにおける警察の公式サイトに名前が公表されます（参照：大阪府警察）。トラブルを避けるためにも、これらの探偵事務所はできる限り避けるのがよいでしょう。

大まかでもよいので、調査にかかる料金を電話で教えてくれる事務所がベターです。金額を教えてくれないところだと見積もりで予算を超えてしまい、対面相談をしても無駄足になる可能性があります。金額を教えてくれず、「とりあえず事務所に来て」というスタンスの事務所には注意してください。

電話相談の際はヒアリングの丁寧さにも注目しましょう。電話で状況を把握してもらえると対面相談でも話が進みやすいうえ、依頼に対する誠実さも伺えますよ。

電話相談では、調査対象者や依頼者の年齢、調査対象者との関係性、依頼に至った経緯などをよく質問されます。スムーズに回答できるよう、事前に情報を整理しておくのがおすすめです。

また、詳しい話も聞かないうちにパートナーの不貞行為を断定してくるところは避けましょう。不安を煽って契約を獲得することが目的の可能性もあります。誠実な対応とはいえないので「絶対浮気してますね」「間違いなく黒です」などといわれても鵜呑みにしないようにしましょう。

調査報告書の内容が、調停や訴訟での証拠として有効か確認しましょう。せっかくお金を払って依頼しても、証拠として無効なら依頼費用が水の泡になりかねません。慰謝料の請求を考えている人や離婚調停の可能性がある人は、必ず調査報告書のサンプルをチェックしてください。

よい調査報告書は「いつ・誰が・どこで・何をしていたか」が時系列でわかり、画像があるうえ、暗いところでもハッキリと写っているものです。反対に、紙1枚の簡易的な報告書、文章や口頭のみでの共有などは、証拠としての使用は難しいでしょう。

提案された調査員の人数が、妥当であるかしっかりと確認しましょう。探偵の料金は、動員する調査員の人数によって変化します。調査員が少なすぎると調査が成功する可能性が下がりますが、反対に多すぎると余分に費用がかかるので注意してください。

たとえば、浮気調査なら2〜3人が適切です。2〜3人であれば違和感を持つ必要はありませんが、ただの浮気調査で5人以上の動員は不自然です。説明なく5人以上を提示された場合は、念のため理由や役割を確認したほうがよいでしょう。

ただし、出入り口の多い場所を見張るときなど、状況によっては人数が必要な場合もあります。最終的には人数よりもきちんと説明してくれるかどうかが重要。誠実に答える気のない場合は契約せず、ほかの事務所への依頼を検討したほうがよいでしょう。

依頼費用が予算内に納まるかを必ず確認しましょう。対面相談では、状況に応じた調査プランと見積もり料金を提示してくれます。もしそれ以外にも料金が発生することを知らず契約を結ぶと、結果として予算オーバーに繋がることも。

着手金や基本料・報告書の作成料・調査の深夜割増・即日調査の追加料金・調査時の経費などは含まれているか、もしくは発生するかを必ず確認してください。もし別で必要な場合は、過去の事例から金額を想定したり、事前にオプションごとの料金を確認したりして、合計金額を大まかに把握したうえで契約に進みましょう。

また、なかには調査成功時に報酬を支払う成果報酬プランもあります。成功の定義が曖昧だと納得いかないまま報酬を支払うことに繋がるうえ、報酬額も探偵事務所によって金額が異なります。選択する際は、契約内容や他社との比較を行い、トラブルが発生しないように注意してください。

調査当日に状況をタイムリーに報告してくれるかどうかも重要です。中間報告のみだと連絡を待つだけですが、リアルタイムの報告があれば動きを把握できるので不安を減らせます。大きな動きがあったとき、もしくはまったく動きがなかったときでも臨機応変に対応可能です。

たとえば、浮気調査でターゲットの仕事帰りに尾行してもらうとします。夜22時頃から会社の人と飲み始めて、浮気相手に会う様子がまったくないなら、調査を切り上げて別日に再トライするという選択肢も発生しますよね。

状況を報告してくれない探偵事務所だと、飲み終わるまで尾行を続けて、ムダに料金がかかってしまうかもしれません。また、同様に新幹線に乗る場合など、大きく追加料金がかかる場合に連絡があるかは事前に確認しておいたほうがよいでしょう。