コーヒーなどの飲み物の温度をキープし、長時間楽しめる保温・保冷マグカップ。温かい飲み物は冷めにくく、冷たい飲み物はぬるくなりにくいため、オフィスワークやアウトドアシーンでも活躍します。Francfranc(フランフラン)・サーモス・スノーピークなどのメーカーから販売されているほか、フタ付きやステンレス素材のもの、真空断熱構造で温度を維持できるものや電子レンジ対応のものまで多種多様。さらに、おしゃれなデザインも増えており、どれを選ぶか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の保温・保冷マグカップ12商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの保温・保冷マグカップをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな保温・保冷マグカップは「飲み物の温度をキープでき、手軽で日常的に使える商品」。徹底検証してわかった保温・保冷マグカップの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
レコールバンタン講師・ベルギービールプロフェッショナル。エディトリアルデザイナーを経て、食器輸入販売、テーブルコーディネイトなどを行い、現在ビールメーカー、食品メーカーなどの販促レシピ企画開発、スタイリング、編集、執筆などを行う。
入社後3年半、調理家電・調理雑貨・健康食品・サプリ・ドリンクなど、人々の食生活に関わるコンテンツの制作を担当している。2021年にヘルスケア担当として健康グッズ・寝具など400商品以上を検証し、現在はキッチンチームに所属。これまでのヘルスケアでの経験を活かして「健康を支える"食"に関わることだからこそ、よりこだわりのある選択肢を」という思いでコンテンツ制作に取り組んでいる。週末は幅広いジャンルの飲食店を巡り、美味しいお店を探すのが趣味。
マイベストでは「飲みごろの状態から少し温度が下がっているものの温かさを感じられる状態をキープできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を3時間後の熱湯の温度下降が30℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「冷たい飲み物としておいしく飲める状態をキープできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を3時間後の冷水の温度上昇が8℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「洗いにくいと感じる人が多少いるものの、洗う手間が少ないので日常的に使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「飲み物が漏れていることに気づくが、そこまで気にならずストレスには感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をコップの飲み口についた水滴の量が0.5g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「うっかり倒しても周囲が汚れる心配がない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
12商品を検証し、2025年2月4日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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保温・保冷マグカップとは、保温・保冷機能を備えたマグカップのこと。飲み物の適温を長く維持できるよう工夫されており、季節を問わず1年中役立ちます。フタ付きの商品が多く、長時間置いていてもほこりやゴミが入りにくい点も魅力です。
とくに真空断熱構造・2層構造・ステンレス製・フタ付きの保温・保冷マグカップは一般的なマグカップよりも冷めにくく、保温力・保冷力が高いといえます。飲み物が冷めたり氷が溶けて薄くなったりするのを遅らせ、おいしい状態を長く楽しめるでしょう。
また、素材はステンレス製が主流です。軽量で持ち運びやすく落としても割れにくいため、アウトドアシーンでも活躍します。しかし、基本的に電子レンジ非対応な点はネック。また、通常のマグカップよりも見た目のバリエーションが少なく、デザインにこだわりたい人には物足りない可能性があります。
なお、フタのない商品も、フタ代わりになるマグカップカバーを使えば保温効果を得られるでしょう。以下のコンテンツではマグカップの蓋・カバーのおすすめを紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね。
保温・保冷マグカップを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
冷めにくいマグカップがよいなら、フタ付きかつステンレス製がおすすめです。保温力を検証した結果、70±0.2℃のお湯を入れて3時間後も40℃以上をキープできたのは、フタ付きかつステンレス製の商品のみでした。フタ付きで空気に触れにくいことに加え、ステンレスは熱伝導率が低いため、中の温度も変化しにくいと考えられます。
なお、ステンレス以外の素材には、主にガラスと陶器の2つがあります。ガラスは中身が見やすくデザイン性が高い点、陶器は電子レンジやオーブンに対応している点がメリット。陶器は汚れ・色・ニオイがつきにくいので、コーヒーや紅茶を入れやすいことも魅力です。しかし、どちらも保温力に欠ける点には留意しましょう。
ガラス製の保温・保冷マグカップは保温力や保冷力ではステンレス製に劣りますが、飲み物本来の味や香りを損なわず、繊細な風味を楽しめる点が特徴です。とくにハーブティーや中国茶などにおすすめですよ。
基本的にステンレス製の商品は電子レンジ非対応です。ガラスや陶器であれば電子レンジ対応なので、飲み物をすぐに温め直せます。熱々の状態にしたい人は、ガラスや陶器を候補に入れてよいでしょう。
冷たい飲み物を飲む機会が多い人にも、フタ付きの商品が向いています。保冷力を検証した結果、5±0.2℃の水を入れて3時間経っても8℃以下をキープできたのはすべてフタ付きの商品でした。
今回検証したなかで保温力・保冷力のどちらも優れていたのはFrancfrancの「フタ付き ステンレスサーモマグ」、GrandTiesの「プレミアムマグカップ」です。冷たい飲み物をおいしい状態で長く楽しめますよ。
作業中に使うなら、密閉力の高いフタ付きの保温・保冷マグカップを選びましょう。万が一倒しても中の飲み物が漏れたり大量にこぼれたりしないので、デスクや周囲が大きく汚れることを避けられます。
密閉力の高いフタとは、通気口や隙間など水分の出口がないもの・パッキンがついているものです。フタがあっても通気口のような穴が空いているものや飲み口にフタがないもの、パッキンのないものは倒すと中身がこぼれる恐れがあるので注意。
飲み物のこぼしにくさを検証したところ、密閉性が高いフタ付きのものはまったくこぼれませんでした。勉強中やテレワークなどで使いたい人はチェックしてくださいね。
フタ付きタイプは倒したときにこぼれにくい点はメリットですが、香りを感じにくくリフレッシュしにくい点はネック。一方、フタなしやフタを外して飲むタイプは香りまで楽しめるため、香りを楽しみたいリラックスタイムに使うなら検討の余地がありますよ。
毎日でも手入れしやすいように、口径が広いものを選びましょう。口径が7.8cmほどあると、底までしっかり手を入れて洗えますよ。なお、手が大きめなら8.3cm以上が目安です。
フタ付きで口径の広い商品なら、フタなしより手入れするパーツは多いものの、保温力・保冷力と洗いやすさを兼ね備えており、日常的に使いやすいのでおすすめですよ。
なお、洗う手間をできるだけ減らしたいなら、洗うパーツが少ないフタなしの商品も検討の余地あり。しかし、保温性・保冷性はフタ付きに比べて劣る点には留意しておきましょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
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保温力の高さ | 保冷力の高さ | 手入れのしやすさ | 飲み物のこぼしにくさ | 倒したときのこぼれにくさ | 幅 | 奥行 | 高さ | フタ付き | フタ別売り | 口径 | 密閉性が高いフタ | 保温力(メーカー記載) | 保冷力(メーカー記載) | 容量 | 本体素材 | 食洗機使用 | 電子レンジ使用 | |||||||
1 | GrandTies プレミアムマグカップ | ![]() | 2位 | 迷ったらまずはコレ!ホットもアイスもおいしい温度で飲める | 9.9cm | 9.9cm | 13.0cm | 8.1cm | 4時間以上 | 8時間以上 | 460mL | ステンレススチール | ||||||||||||
2 | Francfranc フタ付き ステンレスサーモマグ | ![]() | デザインにこだわりたい人に!保温・保冷力が高くおしゃれ | 9.0cm | 11.5cm | 11.8cm | 7.6cm | 42℃以上(3時間) | 13℃以下(3時間) | 320mL | ステンレススチール | |||||||||||||
3 | ニトリ ステンレスマグカップ | ![]() | シンプルデザイン&こぼれにくい。保温性も高くコスパ良好 | 13.0cm | 9.3cm | 10.3cm | 8.0cm | 41℃以下 | 13℃以下 | 320mL | ステンレス | |||||||||||||
4 | BRUNO BRUNO|蓋付きステンレスマグ short|BHK262 | ![]() | 倒れてもこぼれにくくカラーもおしゃれ。保温力の高さも魅力 | 13.0cm | 9.0cm | 10.3cm | 8.0cm | 71℃以上(1時間)、33℃以上(6時間) | 7℃以下(1時間)、15℃以下(6時間) | 320mL | ステンレススチール | |||||||||||||
5 | 和平フレイズ FORTEC|オフィスマグ|RH-1288 | ![]() | 5位 | コーヒーを日常的に飲む人に。ホットでもアイスでも楽しめる | 12.2cm | 9.0cm | 11.0cm | 7.6cm | 65℃以上(1時間) | 9℃以下(1時間) | 280mL | ステンレス | ||||||||||||
6 | サブヒロモリ ネストコ 温めなおせるステンレスサーモマグカップ | ![]() | 長時間かけて少しずつ飲みたい人に。便利な電子レンジ対応 | 11.5cm | 8.5cm | 11.3cm | 7.6cm | 74℃以上(1時間) | 6℃以下(1時間) | インナーカップ使用時380mL、本体使用時400mL | ステンレススチール | |||||||||||||
7 | STANLEY クラシック真空マグ | ![]() | 夏のアウトドアシーンで使いたい人に。保冷力の高さが魅力 | 12.0cm | 8.6cm | 10.8cm | 8.5cm | 37℃以上(6時間) | 13℃以下(6時間) | 350mL | ステンレススチール | |||||||||||||
8 | サーモス THERMOS|真空断熱マグカップ |JDG-352C | ![]() | 3位 | オフィスでアイスドリンクを飲みたい人に。保冷力が高め | 11.0cm | 8.0cm | 10.0cm | 7.4cm | 67℃以上(1時間) | 8℃以下(1時間) | 350mL | ステンレス | ||||||||||||
9 | スノーピーク snow peak|ステンレス真空マグ|MG-214 | ![]() | 軽量でアウトドアでの使用に向いているが、保温力は低め | 8.8cm | 8.7cm | 9.5cm | 8.4cm | 不明 | 不明 | 450mL | ステンレス | |||||||||||||
10 | サーモス THERMOS|真空断熱マグカップ|JDZ-350 | ![]() | 4位 | 飲み物本来の味を楽しめるが、フタがなく保温力が低い | 12.0cm | 9.0cm | 9.5cm | 7.6cm | 不明 | 8℃以下(1時間) | 350mL | ステンレススチール |
フタ付き | |
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容量 | 460mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
GrandTiesの「プレミアムマグカップ」は、迷ったらとりあえず候補に入れてほしい保温マグカップ。フタがついているので保温・保冷力が高く、飲んでいる最中に中身がこぼれる心配もありません。容量は460mLとコーヒーショップのMサイズが余裕で入るサイズなので、長時間作業のお供にぴったりです。
保温力の高さはかなり満足できるレベル。70.2℃のお湯を入れてから室温で3時間放置したところ、中身の温度は27.3℃しか下がりませんでした。入れたばかりと比べれば少し冷めているものの、十分温かさを感じられます。保冷力もトップクラスで、冷たさをしっかりとキープ。冷水を入れて3時間放置したあとの中身の温度は、7.1℃しか上昇しませんでした。
ステンレス製で洗いやすく、口径が8.1cmと広いため手を入れて洗いやすいことは利点。一方で、洗うパーツは3つと多めで、フタからパッキンを外して洗う手間もかかるため、家事を極力減らしたい人は注意が必要です。
とはいえ、すぐれた保温・保冷力でこぼれにくいうえ19色ものカラーバリエーションがあるのも魅力のひとつ。その日の気分に合わせて、アイス・ホットどちらの飲み物も楽しみたい人は、真っ先にチェックしてください。
幅 | 9.9cm |
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奥行 | 9.9cm |
高さ | 13.0cm |
フタ付き | |
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容量 | 320mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
保温力はトップクラス。70.1℃のお湯を入れてから室温で3時間放置しても、中身の温度は25.3℃しか下がりませんでした。映画やドラマを観ながら、じっくりとコーヒーを飲みたいときにもぴったりです。冷水を入れて3時間放置したあとの中身の温度は6.4℃しか上昇しておらず、保冷力も申し分ありません。
実際に飲む動作をしても飲み口から0.1gしかこぼれず、フタをして倒しても中身は少ししか漏れませんでした。精密機器の近くなどでは使わないほうが無難ですが、落ち着いて飲めば周囲を濡らすことはほとんどないでしょう。
しかし、手入れのしやすさはあと1歩およばず。洗うパーツが3つと多めで、フタについたパッキンを着脱する手間もかかります。口径が7.6cmと狭く、手を入れて洗いにくいことも気になりました。
とはいえ、保温・保冷力にすぐれているうえにデザイン性も高く、おしゃれな雰囲気に浸れるマグカップ。眺めるだけでも気分があがるため、ギフトとしても喜ばれるでしょう。
幅 | 9.0cm |
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奥行 | 11.5cm |
高さ | 11.8cm |
フタ付き | |
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容量 | 320mL |
本体素材 | ステンレス |
食洗機使用 |
良い
気になる
ニトリの「ステンレスマグカップ」は、こぼれにくいシンプルなデザインのマグカップを安価で購入したい人におすすめ。1,000円台と手頃な価格ながら、保温力が高い点が魅力です。
検証では、70.1℃のお湯を入れてから3時間が経過しても27.7℃しか下がりませんでした。白湯や紅茶など、温かい飲み物をじっくり味わいたい人にもぴったりです。保冷力も十分で、冷水を入れてから3時間経過しても8.6℃の温度上昇にとどまりました。
密閉性の高いフタがついており、フタをしたまま倒しても中身がまったく漏れませんでした。飲む動作をしたときに飲み口から漏れた水滴もごくわずか。うっかり倒しても周囲を汚す心配がないので、オフィスで使いやすいでしょう。
一方、ほかの上位商品同様に手入れは楽とはいえず。ステンレス製で洗いやすいものの、洗うパーツが3つと多めで、フタからパッキンを外す手間もかかります。ただし、口径は8.0cmと広めで、手を入れてしっかりと洗えることはメリット。気軽に買えるものを探している場合は有力候補になるでしょう。
幅 | 13.0cm |
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奥行 | 9.3cm |
高さ | 10.3cm |
フタ付き | |
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容量 | 320mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
お湯を入れてから3時間が経過しても、中身の温度は28℃しか下がらず、しっかりと温かさを感じられました。毎日ホットドリンクを堪能したい人には、ぴったりの保温性でしょう。冷水を入れた場合も、3時間後の水温は8.6℃しか上昇しなかったので冷たいドリンクも飲み頃をキープできますよ。
密閉性の高いフタ付きで、倒しても中身がこぼれなかったため、持ち運びに便利。実際に飲む動作を繰り返しても飲み口から垂れることがなく、書類やパソコンを置いたデスク周りでも使いやすいでしょう。
しかし、洗うパーツが3つと多いうえフタのパッキンを外す必要もあり、毎日洗うのは大変でしょう。ただし、口径は8.0cmと広めで、手を入れて洗いやすい点はメリット。お気に入りのカラーで気分をあげながら温かい飲み物を味わいたい人は、ぜひ候補に入れてください。
幅 | 13.0cm |
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奥行 | 9.0cm |
高さ | 10.3cm |
フタ付き | |
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容量 | 280mL |
本体素材 | ステンレス |
食洗機使用 |
良い
気になる
70.2℃のお湯を入れてから3時間が経過しても、中身の温度は27.8℃しか下がりませんでした。入れたばかりと比べれば温度が低いものの、口に含みやすい温かさを維持できた結果に。冷水を入れてから3時間後の中身の温度は7.4℃しか上昇せず、冷たいままおいしく飲めそうです。
飲む動作を繰り返しても、飲み口から水滴が漏れることはありませんでした。倒すと少々中身が漏れましたが、フタを閉じていればドバッとこぼれることはないでしょう。
一方、ステンレス製で汚れが落としやすいものの、洗うパーツが3つと多い点には不満が残ります。さらに、口径が7.6cmと狭いため手を入れて洗いにくく、フタについたパッキンを外す手間もかかるため、食器洗いに手間をかけたくない人には不向きといえます。
とはいえ、自宅で本格的なホットコーヒーもアイスコーヒーも楽しみたい人は検討してもよいでしょう。
幅 | 12.2cm |
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奥行 | 9.0cm |
高さ | 11.0cm |
フタ付き | |
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容量 | インナーカップ使用時380mL、本体使用時400mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
とはいえ温め直す必要もないほど保温力は優秀。お湯を入れてから3時間後の中身の温度は70.2℃から26.6℃しか下がらず、冷水を入れても3時間後の水温は7.1℃しかあがりませんでした。ホット・アイスどちらも適温で楽しめるでしょう。
飲む動作を繰り返しても中身はほとんどこぼれませんでした。フタには2種類の飲み口があるので、気分や中身に合わせて飲む量を変えられることもメリットです。一方、倒したときにこぼれやすい点はネック。フタがついているものの倒れると中身がドバッと漏れやすいため、持ち運びには注意が必要です。
カップの口径が7.6cmと狭くて手を入れにくいうえに、洗うパーツも4つ以上あるため手入れには手間がかかります。インナーカップが便利なので、機能性を最優先する人は選択肢に入れましょう。
幅 | 11.5cm |
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奥行 | 8.5cm |
高さ | 11.3cm |
フタ付き | |
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容量 | 350mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
冷水を入れてから3時間が経過しても中身の温度は7.9℃しか上昇しなかったので、おいしい温度で飲み続けられます。また、お湯の温度は70.2℃から3時間後には32℃低下し、ぬるくなってはいるものの温かさは十分保てていました。
飲み口が広めで、飲む動作を繰り返してもまったく水滴が垂れなかったため、周囲を汚す心配が少ないことがメリットです。コーヒードリッパーを直接マグの上に置いて抽出できるため、サーバーを使わずにそのまま飲めて洗い物を減らせます。一方、フタの密閉性は十分とはいえない結果に。倒すと勢いよく中身が漏れたため、慎重に持ち運ぶようにしてください。
洗うパーツは3つとやや多いものの、手入れは比較的簡単。ステンレス製で汚れにくく、口径が8.5cmと広いため誰でも簡単に手洗いできます。夏場のキャンプやバーベキューで冷たいドリンクを楽しみたい人は、選択肢に入れてもよいでしょう。
幅 | 12.0cm |
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奥行 | 8.6cm |
高さ | 10.8cm |
フタ付き | |
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容量 | 350mL |
本体素材 | ステンレス |
食洗機使用 |
良い
気になる
冷水を入れてから3時間が経過しても水温は7.5℃しかあがりませんでした。暑い季節にも冷たいドリンクを飲みたい人に適しています。保温力はトップ層に1歩およばないものの、不満を感じるほどではありません。3時間放置したお湯の温度は70.2℃から33.6℃下がっていましたが、ほのかな温かさは残っていました。
手入れするパーツは本体とフタの2つのみですが、口径が7.4cmと狭めでカップのなかに手を入れにくい点は惜しいところ。また、フタは上にのせるだけのタイプで密閉力に欠け、倒すと漏れたため持ち歩きは控えたほうがよさそうです。いつも決まった場所で冷たい飲み物を楽しみたい人は、選択肢に入れるとよいでしょう。
幅 | 11.0cm |
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奥行 | 8.0cm |
高さ | 10.0cm |
フタ付き | |
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容量 | 450mL |
本体素材 | ステンレス |
食洗機使用 |
良い
気になる
フタが別売りなのでフタなしで検証したところ、お湯の温度は3時間で43℃も下がったため、保温力は期待できないでしょう。なお、フタ付きであれば26.9℃しか下がらなかったため、保温力を重視するなら別途購入することをおすすめします。一方、冷水は3時間経っても8.3℃の上昇に抑えられていたので、冷たい飲み物を楽しみたいときには重宝するでしょう。
飲む動作では水滴がまったく垂れなかったものの、フタがないため倒すと一気に中身がこぼれ出ます。口径が8.4cmと広くて誰でも洗いやすく、ステンレス製で汚れを落としやすいので手入れは簡単。とはいえ、キャンプや車中泊など屋外に持ち出して使いたい人もフタを別途買っておくことがおすすめです。
幅 | 8.8cm |
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奥行 | 8.7cm |
高さ | 9.5cm |
フタ付き | |
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容量 | 350mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
サーモスの「THERMOS 真空断熱マグカップ JDZ-350」は、飲み物本来の味が楽しめる保温マグカップ。セラミックコーティングがほどこされて金属臭が少なめです。しかし、フタがついておらず、保温力は期待できません。3時間放置したお湯の温度は42.7℃も下がったので、すぐに飲み物を飲まないとかなりぬるくなることは難点です。
保冷力はおおむね良好で、冷水を入れてから3時間後の中身の温度は8.4℃しか上昇しませんでした。温かさは長くキープできませんが、冷たいドリンクをメインに味わいを堪能したい場合は候補になり得るでしょう。
底が広いので倒れにくい構造ではあるものの、フタがないため倒したときに中身がこぼれるのを防げないことは気がかり。飲む動作で水滴がこぼれることはほぼありませんが、仕事の資料やスマホなどをデスクに置くことはひかえたほうがよいでしょう。
コップの内側がセラミック製で汚れがつきにくいうえ、洗い物はカップだけと簡単に手入れができます。ただし、口径が7.6cmとやや狭めで、手を入れて洗うのは難しい点には注意が必要です。
幅 | 12.0cm |
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奥行 | 9.0cm |
高さ | 9.5cm |
フタ付き | |
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容量 | 280mL |
本体素材 | 耐熱ガラス |
食洗機使用 |
良い
気になる
河淳の「Dom ダブルウォールマグカップ」は、ガラス製でおしゃれなデザインに惹かれるならおすすめ。ほかのマグカップとは一風変わった生活感の薄い見た目で、中身もわかりやすいことが特徴です。しかし、フタが付属しておらず、保温・保冷力はいまひとつでした。
70.2℃のお湯を3時間放置したところ、温度は44.2℃も下がったので、少し置いておくだけでもぬるくなりやすいでしょう。冷水は3時間経過すると15.1℃も水温があがってしまい、常温より若干冷たく感じられるだけでひんやりとはいえない冷たさでした。
飲む動作で飲み口から水滴がこぼれることはなかったものの、フタがないため倒すと中身が一気にこぼれるリスクも気になります。
一方、洗うパーツはカップのみとシンプルで、汚れがわかりやすい点はメリット。ただし、口径が7.6cmと狭く、手を入れて洗うことは難しいため、洗いやすさを重視する人は注意が必要です。機能性は上位層におよびませんが、デザイン性を重視するなら選択肢になるでしょう。
幅 | 11.7cm |
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奥行 | 8.8cm |
高さ | 9.5cm |
フタ付き | |
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容量 | 230mL |
本体素材 | ステンレススチール |
食洗機使用 |
良い
気になる
保冷力も期待できず。冷水を入れてから3時間放置すると中身の温度は17.1℃も上昇したため、ひんやりとは感じられない印象です。飲む動作で飲み口からこぼれる心配はほぼないものの、フタをできないためうっかり倒せば中身が一気にこぼれ出します。
口径が7.0cmと狭めで洗いにくいものの、手入れが必要なパーツはカップのみ。ステンレス製なので汚れも落としやすいでしょう。ほのかに温かい白湯を飲みたいなら検討してもよいでしょう。
幅 | 11.7cm |
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奥行 | 8.5cm |
高さ | 8.2cm |
マイベストではベストな保温・保冷マグカップを「飲み物の温度をキープでき、手軽で日常的に使える商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の保温・保冷マグカップ12商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:保温力の高さ
検証②:保冷力の高さ
検証③:手入れのしやすさ
検証④:飲み物のこぼしにくさ
検証⑤:倒したときのこぼれにくさ
今回検証した商品
マイベストでは「飲みごろの状態から少し温度が下がっているものの温かさを感じられる状態をキープできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を3時間後の熱湯の温度下降が30℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.70℃の熱湯を各商品に200mL入れ、温度を計測・・・①
2.1時間経過ごとに計3時間温度を計測・・・②
3.①-②を計算し、数値を記録する
3時間後の温度下降が20℃以下は最高スコアとし、温度下降が少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
今回の検証結果はマイベストで実際に測定した数値であり、メーカー公表値などとは異なります。
マイベストでは「冷たい飲み物としておいしく飲める状態をキープできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を3時間後の冷水の温度上昇が8℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.5℃の冷水を各商品に200mL入れ、温度を計測・・・①
2.1時間経過ごとに計3時間温度を計測・・・②
3.①-②を計算し、数値を記録する
3時間後の温度上昇が2℃以下は最高スコアとし、温度上昇が少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
今回の検証結果はマイベストで実際に測定した数値であり、メーカー公表値などとは異なります。
マイベストでは「洗いにくいと感じる人が多少いるものの、洗う手間が少ないので日常的に使える
」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「飲み物が漏れていることに気づくが、そこまで気にならずストレスには感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をコップの飲み口についた水滴の量が0.5g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.キッチンペーパーを2枚用意・・・①
2.キッチンペーパー1枚を3つ折りにし、マグカップの下に敷く
3.マグカップに200mLのアイスコーヒーを入れ、15回飲む動作をする
4.3の動作の後、マグカップの飲み口をキッチンペーパーで拭き取る・・・②
5.2で敷いたキッチンペーパーにマグカップの底面についた水滴を染み込ませる・・・③
5.②-①と③-①を計算し、重量の変化を記録する
キッチンペーパーの重さの増加が0gの場合を最高スコアとし、キッチンペーパーへ付着した水滴の量が少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「うっかり倒しても周囲が汚れる心配がない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ステンレスなどの金属製のマグカップに茶渋がついた場合は、重曹を使用して手入れしましょう。重曹をスポンジにつけてこすることで、汚れを落とせます。
セラミックやプラスチック素材の場合は、漂白剤の使用がおすすめです。500mLの水に対して小さじ約1杯分を基準に、マグカップの容量に合わせて希釈してください。1時間ほど浸けたあとによく洗って完了です。なお、パッキンはニオイや汚れがつきやすいので、定期的に洗うようにしましょう。
保温・保冷マグカップのほかにも、フタ付きマグカップやカップウォーマーなど便利なアイテムがあります。以下のコンテンツもあわせてチェックしてください。
アウトドアなどで外に持ち運んで使いたい人は、かさばりにくいスタッキングマグや軽量で耐久性の高いチタンマグが便利です。以下のコンテンツも参考にしてくださいね。
1位: GrandTies|プレミアムマグカップ
2位: Francfranc|フタ付き ステンレスサーモマグ
3位: ニトリ|ステンレスマグカップ
4位: BRUNO|BRUNO|蓋付きステンレスマグ short|BHK262
5位: 和平フレイズ|FORTEC|オフィスマグ|RH-1288
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
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就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他