簡易追い焚き機のおすすめ人気ランキング【追い焚き機能の後付けに｜2025年】

簡易追い焚き機はセットしてから入浴するまでに時間がかかるものが多いため、湯沸かし時間が早いものがおすすめです。湯沸かし時間を商品説明に明記しているものを選べば、お風呂の準備を進めやすいでしょう。

4時間前後で湯沸かしできる商品なら、夕方から準備して夕食後に入浴が可能です。家族数人でも、スムーズに入浴できますよ。しかし、10Lの水の温度を10分間で約10℃上昇させる商品もあれば、水温を25〜38℃まで上昇させるのに夏場は1～3時間、真冬は8時間以上かかる商品もありさまざまです。

湯沸かし時間の記載がないなら、出力（W）や機能もあわせてチェックしましょう。出力は900～1500W前後が標準です。W数が大きいほどパワフルに温められますが、低出力でも循環機能付きでより早く沸かせる商品もあります。湯沸かし時間を明記した商品は少ないため、口コミも参考に使用感をチェックしてください。

簡易追い焚き機には、次の2つのタイプがあります。予算やセーフティ機能の違いに注目して、自分に合うものを選びましょう。

湯沸かしにかかる費用を節約したい人は、1回あたりの電気代に注目してください。ガス給湯器を使っている場合、簡易追い焚き機の電気代がガス代より安ければ、光熱費を節約できます。機能の影響もあり簡易追い焚き機は消費電力から電気代を算出するのは難しいため、商品説明欄や取扱い説明書の記載を参考にしましょう。

ガス給湯器で水量200Lのお風呂を湯沸かしする場合、ガス代80～220円、水道代48円前後の費用がかかるのが一般的です。1回の湯沸かしにかかる電気代が100円前後なら、節約効果を実感しやすいでしょう。なかには、沸かすのと1日の保温にかかる電気代が約96円の商品もありますよ。

毎日入浴したい人は、クリーンフィルター付きのものがおすすめです。汚れをろ過・浄化してお湯の取り替えが不要になり、水道代を節約できます。継続して保温する電気代はかかるものの、湯沸かしと1週間の継続保温で電気代が約100円の商品もあります。家計の節約を目指すなら、ぜひチェックしてください。

手間をかけずに入浴したい人は、温度調整やタイマーなどの便利な機能にも注目しましょう。機能がシンプルすぎるとタイミングをみて電源オフが必要だったり適温ではなかったりして、手間がかかりがちです。機能が豊富だと価格は高くなりやすいものの、家事の不満が減るぶん生活しやすくなりますよ。

湯沸かし完了アラームや自動で電源が切れる機能付きなら、待ち時間をゆっくり過ごせて便利です。お湯が熱くなりすぎることもありません。湯温にこだわりがある人は、複数の温度設定ができる商品をチェック。熱湯・ぬる湯の切り替えが可能なら、大人から子どもまで快適にお風呂に入れるでしょう。

家族の入浴時間がバラバラで追い焚きが大変なら、保温機能付きを選ぶのも手です。数十分おきに加熱して長時間一定温度をキープでき、いつでも温かいお風呂には入れます。しかし、長時間浴槽に入れたままにすると本体に汚れが付着しやすいので、抗菌・消臭機能付きやパーツを分解して掃除しやすいものを選びましょう。

なお、湯温の低下を防ぎたい場合は、風呂湯保温器を使うのも選択肢のひとつです。追い焚きの回数も抑えられて、光熱費の節約にも役立ちますよ。風呂湯保温器は以下のコンテンツで紹介しているため、あわせて参考にしてください。

コンセントから浴室まで届くよう、電源コードが十分に長いものを選ぶことも大切です。感電のリスクから浴室内では延長コードが使えず、コードが短すぎると浴槽内に設置できない可能性があります。

一戸建て用・マンション用のユニットバスの浴室サイズは、幅120×奥行き160cmが目安です（参照：リショップナビ）。場合によっては1.5mでも十分ですが、ギリギリ届かないケースもあるので、余裕をもって3m以上の商品を選ぶとよいでしょう。

また、軽量で浴槽への設置・回収がしやすいかも重要なポイントです。本体が重すぎると浴槽への出し入れが負担になり、結局使わなくなる可能性があります。

簡易追い焚き機の重量は自立タイプで1.5～3kg、投げ込みヒーターで1kg以下が標準です。3kg前後の商品なら1.5Lのペットボトル2本に相当するため、大きな負担にはならないでしょう。軽さを重視する人は、投げ込みヒーターも検討してください。