雨の日の登山に欠かせない「ザックカバー」。レインカバーとも呼ばれており、天候の変わりやすい山の中では特に活躍します。しかし、ワークマン・モンベル・ミレー・グレゴリーなど多くのメーカーから販売されており、防水性や耐久性、ザックへのフィット感はさまざま。どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のザックカバー13商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのザックカバーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなザックカバーは「雨をしっかり防ぎ、使用時・収納時共にストレスがない商品」。徹底検証してわかったザックカバーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ。「今一番良い山で、一番楽しい山の遊びをしよう!」をモットーに、国内外、季節を問わず山の旅を案内する。プライベートでも、登山、トレッキング、自然観察、クライミング、スノーハイク、バックカントリースキーなど、その時々に合った自然の中でのアクティビティを楽しむ。また、以前写真関係の仕事に就いていた経験を活かし、山での写真撮影や雑誌などにルポタージュの執筆も行う。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
防水性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間の大雨でも浸水しにくいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ザックにフィットする商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ザックに隙間なくフィットし、強風が吹いてもバタつかないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐久性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「多少雑に扱っても長持ちしやすく、まだまだ使い続けられる耐久性の商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「50Lのザックに使えるカバーでも手のひらサイズに収まり、携帯しやすい機能を有するもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに13商品を検証し、ランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
結論、登山をするならザックカバーは必要です。山の天気は不安定で突然の雨に見舞われることも少なくないため、携帯しておくといざというシーンで役立ちます。
雨天時にザックカバーがなければ、ザック本体が濡れるだけでなく、中の荷物まで濡れるリスクがあります。電子機器はもちろんですが、低体温症を防ぐ防寒着まで濡れてしまうと、もしものときに命にかかわるリスクも。また、カバーがないと水分を吸収してザックが重くなる場合もあるため、登山をする際には常備しておきたいアイテムです。
また、ザックカバーは登山やアウトドアだけでなく、日常生活でも役立ちます。大雨の中、自転車通勤・通学をしている人や、徒歩で通勤・通学することがある人にもおすすめです。中の荷物が濡れるリスクを防ぐことはもちろん、ザックが濡れて翌日までに乾かないという事態も防げます。
しかし、100%濡れるのを防げるわけではないので要注意。カバーは背中側までは完全に覆えないので、絶対に濡らしたくない荷物は荷物をスタッフバッグ(防水の袋)にパッキングしましょう。
荷物の水濡れは、スタッフバッグ(防水の収納袋)を使えばかなり防げます。ザックカバーをしても完全な防水は実現できないうえ、スタッフバッグで荷物を小分けにすると、パッキングがしやすくなるのでおすすめです。
しかし、ザックカバーをしないとザック自体が水を吸って重くなったり、汚れたりするデメリットも。ザックカバーとスタッフバッグの両方を活用すると効果的ですよ。
ザックカバーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
ザックカバーを選ぶうえで、耐水性と耐久性は外せないポイントです。実際の使用シーンを想定して、適した性能を持つザックカバーを選ぶようにしましょう。
耐水圧は5,000mm以上を基準に選ぶのがおすすめです。耐水圧が5,000mmあれば、大雨に見舞われない限り浸水するリスクは低いといえます。ザックカバーを選ぶときの最低ラインとして、まずは5,000mmを基準に選びましょう。
大雨の中でも登山するシーンを想定するなら、10,000mm以上が目安。20,000mmあれば、嵐にも耐えられます。
また、水抜き穴の有無もチェック。水抜き穴がないと、隙間からカバーの中に入った雨水が溜まり、リュックが濡れてしまいます。自然に雨水が排出されるよう、水抜き穴があるものを選びましょう。低価格な商品は水抜き穴がない傾向があったため、特に本格的な登山で使うなら、アウトドアブランドの商品がおすすめですよ。
劣化による頻繁な買い替えを避けたいなら、リップストップ加工や、シリコン加工がされた商品を選ぶのがおすすめです。
リップストップ加工とは、生地に格子状の補強を入れた織り方のこと。生地が引き裂き・摩擦に強くなります。
また、シリコン加工は加水分解が起きにくく、長期間使用しやすいのが魅力です。ポリウレタン加工がされた製品もありますが、シリコン加工に比べ加水分解により劣化しやすいので注意しましょう。
一概にはいえませんが、ナイロン素材は摩擦に強く、耐久面で優れている傾向があります。耐久性にこだわる人は、ナイロン素材のものがおすすめですよ。
ザックカバーのサイズは、ザック本体のサイズと同じ容量を選ぶのが基本です。
カバーがザックよりも大きいと、カバー内に余分な空間ができるため、フィット感が損なわれたり、雨水が溜まりやすくなったりします。一方、カバーが小さすぎてもザックに装着しづらくなるので要注意。
ザックの大きさは、ハイキング用なら20~30L、日帰り登山用なら30~40L程度が一般的。ザックを購入する際、ザックの商品ページで適合するザックカバーが紹介されている場合は、同じブランドのカバーで揃えるのもひとつの手といえます。
また、ザックによって形状が異なるので、必ずザック本体のサイズと形状をチェックしましょう。ザックの形状は縦型が多い傾向がありますが、なかには丸型に近い商品もあります。ザックが縦型なら縦長のザックカバー、丸に近いなら丸型のザックカバーがおすすめです。
下記のコンテンツでは、登山用リュックの紹介もしているのであわせてチェックしてみてください。
より快適に登山を楽しむためには、ザックにカバーがフィットしているかどうかが重要なポイント。カバーがザックにフィットすれば、強風でカバーがズレたりバタついたりすることを防げます。
登山用ザックにはウエストベルトがついてるタイプが一般的なので、カバーがウエストベルトに干渉しないタイプが理想的。ウエストベルト用の穴があるか、楕円形でウエストベルトに干渉しないものがおすすめです。
ザックへのフィット感の検証では、モンベル・オスプレー・ノースフェイスなどの有名ブランドの商品が優れていました。これらのブランドはフィット感が高いことに加え、ザック本体に固定できるベルトが付属しているので、突風でカバーが飛ばされるリスクが低い点もメリットです。
なお、登山では荷物の量によってザックの大きさも変化します。モンベルのザックカバーはサイズ調節が可能で、荷物の量に応じてフィット感を調整できた点も高評価のポイントでした。
登山では、できる限り荷物を軽くしておきたいもの。ザックカバーは雨に備え常時携帯するものなので、荷物にならないコンパクトなサイズのものを選ぶのがおすすめです。
持ち運びやすさの検証では、どの商品も40〜100g程度と軽量で高評価。また、たたむと手のひらサイズに収まり、ザックの中でかさばることなく収納ができました。
しかし、コンパクトだとザックの中に入れた際に探しづらいのが難点。ルーブやフックつきのものは、ザック内ポケットやベルトなどにつけておけるので、突然の雨でもスムーズに取り出せて便利です。
なお、収納袋をなくさないよう、収納袋一体型のものがおすすめ。ザックカバー本体に収納袋がついているので、袋をなくすリスクを軽減できます。
雨の日の夜は特に視界が悪くなるので、ドライバーに気づいてもらいやすくするのが重要。特に子どもの通学用として検討しているなら、反射材つきのザックカバーがおすすめですよ。
なお、普段用として雨の日の通勤・通学で使用するなら、レインポンチョや自転車用レインウェアもおすすめです。リュックの上から着用できるレインウェアもありますよ。以下のコンテンツでご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
防水性 | ザックへのフィット感 | 耐久性の高さ | 持ち運びやすさ | 素材 | 固定方法 | デニール数 | 対応容量(最小) | 対応容量(最大) | 重量(実測値) | 水抜き穴付き | リップストップ加工 | 反射材付き | |||||||
1 | モンベル ジャストフィット パックカバー 35L|1128520 | ![]() | 6位 | 登山用ならコレ!高い防水性とフィット感でザックを守る | ナイロン | ドローコード、ストラップ、ベルト | 40D | 35L | 35L | 123.0g | |||||||||
2 | ゴールドウイン THE NORTH FACE|スタンダードレインカバー30L|NM92357 | ![]() | 3位 | 反射材つきで通勤通学にも!高い防水力とフィット感が魅力 | ナイロン | ドローコード、ストラップ、ベルト | 70D | 20L | 30L | 88.1g | |||||||||
2 | ロストアロー ULレインカバー|OS58023001 | ![]() | 10位 | 自転車通勤&通学の人に。高耐水圧なうえ持ち運びやすい | ナイロン | ドローコード、バックル | 40D | 30L | 50L | 102.4g | |||||||||
4 | GREGORY レインカバー30-50 | ![]() | 9位 | グレゴリーのザックを使う人に。デザイン性と防水性が魅力 | ポリエステル | ドローコード | 不明 | 30L | 50L | 111.9g | |||||||||
5 | カリマーインターナショナル karrimor|raincover 25-40|501106 | ![]() | 8位 | 反射板つきで、自転車通勤・通学で活躍。防水性も上々 | ナイロン | ストラップ、ドローコード、ベルト | 不明 | 25L | 40L | 105.4g | |||||||||
6 | ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン MILLET|レインカバーL(30~50L) | ![]() | 7位 | ミレーのザックを愛用中の人に。持ち運びやすさが高評価 | ポリエステル | ストラップ | 75D | 30L | 50L | 96.6g | |||||||||
7 | Unigear リュックカバー | ![]() | 2位 | 防水性と持ち運びやすさは高評価。お試し用なら選択肢に | ナイロン | ドローコード、ストラップ、ベルト | 70D | 15L | 80L | 99.7g | |||||||||
8 | BEACO リュックカバー | ![]() | 1位 | 持ち運びやすいが、ザックにフィットしづらいのがネック | ポリエステル | クロスバックル、ゴムバンド | 不明 | 25L | 35L | 82.8g | |||||||||
9 | Sunny リュックレインカバー|SNY01179 | ![]() | 5位 | 軽量コンパクトだが、フィット感が低くズレる可能性大 | ナイロン | ゴムバンド | 不明 | S:18L | S:25L | 45.2g | |||||||||
10 | Pruvansay リュックカバー | ![]() | 持ち運びやすいが、縫製が粗く耐久性に懸念あり | ナイロン | クロスバックル、ゴムバンド | 300D | 25L | 35L | 69.0g |
対応容量(最小) | 35L |
---|---|
対応容量(最大) | 35L |
重量(実測値) | 123.0g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
モンベルの「ジャストフィット パックカバー」は、登山用のザックカバーがほしいすべての人におすすめです。検証したところすべての項目で高評価を獲得しており、誰もが使いやすい商品といえます。
耐水圧は17,009mmを誇り、防水性はトップクラス。大雨にも十分に耐え得る数値です。さらに、シームテープが施されており縫い目からの浸水もブロックします。溜まった水は水抜き穴からスムーズに排出可能です。
突き刺し強度は1.83Nと特別高いわけではないものの、リップストップ加工が施されており、引き裂けにくいつくり。また、経年劣化しにくいシリコン加工のため、長年愛用しても雨をしっかりブロックできるでしょう。
収納袋にループがあるためザックに取りつけでき、持ち運びにも困りません。30Lサイズに換算した重量は103gと目立って軽くはないものの、移動の負担になるほどではないでしょう。袋が本体と一体型で、紛失のリスクが低いのもメリットです。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 20L |
---|---|
対応容量(最大) | 30L |
重量(実測値) | 88.1g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
THE NORTH FACEの「スタンダードレインカバー」は、登山者や自転車通勤・通学をする人にぴったり。ボトム部分に反射材つきのループを装備しており、夜道での使いやすさに配慮しています。時間帯を選ばず使えるうえ、検証したすべての項目で高評価を獲得しました。
ザックへのフィット感も文句なし。ゴム製のドローコードは20cm以上調整がきくため、さまざまなザックにしっかりとフィットさせられます。さらに、開口部が楕円形かつウエストベルト用の穴があるのも評価を伸ばしたポイント。ベルトに干渉することなく取りつけられて、フィット感の向上に役立ちます。
持ち運びやすさも高評価を獲得。収納袋にフックを搭載しており、ザックに取りつけが可能です。また、カバーと一体型の収納袋なので、紛失する心配がないのも魅力。特別軽いわけではありませんが、持っていくのが億劫になる重さではありません。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 30L |
---|---|
対応容量(最大) | 50L |
重量(実測値) | 102.4g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
ロストアローの「ULレインカバー OS58023001」は、自転車で通勤通学をする人や、登山をする人にぴったりです。高性能登山用パックを製造するオスプレーの商品で、軽量かつ外れにくいことがポイント。反射材つきなので夜間の視認性がよく、安全性に配慮できます。
防水性はトップクラスの高評価を獲得。耐水圧は20,007mmを誇り、大雨の目安となる10,000mmを大きく上回りました。縫製部分にはシームテープが施され、浸水をブロックします。万が一中に水が溜まってもすぐに排出できるよう、水抜き穴が設けられているのも高ポイントです。
固定ベルトを搭載しており、ザックとカバーをしっかりフィットさせられるのも魅力。ゴム紐なので、ザックのサイズや形状に合わせてしっかり固定でき、強風にも耐えられるでしょう。開口部も調節が可能で、取りつけもスムーズです。
突き刺し強度は3.26Nと優秀で、耐久性も高め。引き裂け防止のリップストップ加工も施されており、アウトドアシーンにぴったりです。さらに、ダブルステッチ仕上げで縫製も丁寧。普段用から登山まで長く愛用できそうですね。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 30L |
---|---|
対応容量(最大) | 50L |
重量(実測値) | 111.9g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
カバーと一体になった収納袋がついており、持ち運びやすさも申し分ありません。そのうえ軽量なので、常にザックに忍ばせても負担にならないでしょう。
耐久性も良好です。突き刺し強度は1.68Nと平均的なレベルですが、引き裂け防止のリップストップ加工も施されているため、枝や木が多い場所を歩いても破れる心配は少ないといえます。長く愛用できるのはうれしいですね。
ザックとカバーのフィット感も悪くありません。開口部が楕円形で、ウエストベルト用の穴も設けられています。ウエストベルトに干渉しづらく、しっかりとフィットさせられるでしょう。しかし、固定ベルトの数がやや少ないのは惜しい点。荷物の量やザックの形状によってはフィット感が物足りない可能性があるので、強風時はズレていないかこまめにチェックしたほうがよさそうです。
反射材つきのため、登山で使う人はもちろん自転車での通勤通学をしている人にもおすすめ。3サイズ展開しているので、使用しているザックの容量を確認したうえで購入してくださいね。
素材 | ポリエステル |
---|
対応容量(最小) | 25L |
---|---|
対応容量(最大) | 40L |
重量(実測値) | 105.4g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
karrimorの「raincover 25-40」は、同メーカーのザック愛用者や登山者、自転車通勤・通学の人の選択肢になる商品です。カバーと一体型の収納袋があるうえ軽量で、持ち運びやすいのが利点。いつも使用しているザックに入れておけば、万が一の雨に備えられます。
防水性も高評価で、耐水圧は3,997mmを記録しました。大雨には耐えられない数値ですが、小雨なら十分。縫い目にはシームテープが施されているうえ、水抜き穴も完備しています。
突き刺し強度は3.01Nを備え、耐久性も悪くありません。引き裂けのリスクを軽減するリップストップ加工が施されており、アウトドアでも使いやすいつくりです。数シーズン長く愛用できるでしょう。
ザックカバーに求める性能をおおむねクリアしており、登山や自転車通勤・通学時で活躍する商品です。反射材つきで、夜間の視認性が高い点もメリット。3種類のカラーとサイズが展開されているので、ぴったりなものを選んでくださいね。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 30L |
---|---|
対応容量(最大) | 50L |
重量(実測値) | 96.6g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
MILLETの「レインカバー」は、同メーカーのザックを愛用中の人は選択肢のひとつになります。
耐水圧は2,998mmを記録し防水性も良好な結果に。大雨には耐えられませんが、小雨からなら守れるレベルです。万が一浸水しても、水抜き穴からスムーズに排出可能。また、固定ベルトがあり、ザックとカバーをフィットさせやすいのも利点です。ゴム紐で調整がきくので、強風でもカバーのばたつきは少ないでしょう。
素材 | ポリエステル |
---|
対応容量(最小) | 15L |
---|---|
対応容量(最大) | 80L |
重量(実測値) | 99.7g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
Unigearの「リュックカバー」は、防水性と携帯性を両立しているのが魅力。耐水圧は8,005mmを記録し、防水性は高評価を獲得しました。強い雨からもザックを守れるのが利点です。底部に水抜き穴があるため、万が一浸水してもスムーズに排出できますよ。
突き刺し強度が3.87Nとかなり穴が空きにくい数値。目が詰まった打ち込みのよい生地の感触がありました。しかし、ベルトのつけ根の縫合が甘いうえ、糸切れ・縫い目の広がりがあるのはネック。縫製いやや雑な点がみられるため、扱い方によっては破損する可能性があります。
長く愛用したい人にはあまり向きませんが、ワンシーズンなど短期間の使用なら購入の余地は十分あるでしょう。高い防水性を備えつつも価格は手頃で、気軽に購入できますよ。カラーとサイズはそれぞれ5種類から選べるので、お気に入りのザックにぴったりなものを選んでくださいね。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 25L |
---|---|
対応容量(最大) | 35L |
重量(実測値) | 82.8g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
しかし、ザックへのフィット感がいまひとつ。開口部がウエストベルトに干渉しやすいため取りつけにくく、背負い心地にも影響しそうです。固定ベルトが2つあり、背面ベルトの調整幅が約37cmと広い点は魅力ですが、全体的に見てフィットしやすいとはいえません。
突き刺し強度が1.13Nと高いとはいえず、耐久性もいまひとつ。引き裂けリスクを軽減するリップストック加工も施されていないので、登山などアウトドアでの使用にはあまりおすすめできません。
コンパクトで持ち運びやすいことは魅力ですが、ほかの項目で上位商品に劣ります。小さいものはランドセルに使えるSサイズ、大きいものは80Lのザックに使えるXXLサイズとサイズ展開が幅広いので、大きさが合えば選択肢のひとつになりそうです。
素材 | ポリエステル |
---|
対応容量(最小) | S:18L |
---|---|
対応容量(最大) | S:25L |
重量(実測値) | 45.2g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
Sunnyの「リュックレインカバー」は、41gと軽量かつコンパクトで持ち運びやすいものの、ザックにフィットさせるための機能が不十分。ゴムバンドが1つもないため、風が強い日はすぐにズレてしまう可能性があります。サイズ調整もできず、荷物の多さによってはフィット感が物足りないでしょう。
耐久性の検証では、突き刺し強度が1.33Nと低く評価が伸び悩みました。さらに、引き裂けを防止するリップストップ加工も施されていません。枝など先が尖ったものが刺さると裂ける可能性が高く、何シーズンも愛用するのは難しいといえます。
サイズが小さいこともあり、軽量なのも魅力。収納袋はありませんが、折りたためばコンパクトになり持ち運びには困りません。通勤通学時の安心材料としてザックに入れておきたい人にはよいですが、フィット感が低く大雨や嵐には対応できない可能性も。耐久性も低いため、登山用を探している人にも不向きでしょう。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 25L |
---|---|
対応容量(最大) | 35L |
重量(実測値) | 69.0g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | 30L |
---|---|
対応容量(最大) | 40L |
重量(実測値) | 56.2g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
一方、耐水圧は2,998mmを記録し防水性は良好。小雨程度なら、荷物が濡れる心配は少ないといえます。雨があたる部分に縫い目がなく、縫製部分から浸水するリスクはほとんどなさそうです。
47gと軽量で持ち運びやすいのもメリット。さらに持ち運びに便利な収納袋がついているので、旅行にも持っていきやすいでしょう。カラー違いの2枚セットでお得に購入できますが、何シーズンも使用したい人には不向き。耐久性を考えるとアウトドアシーンで使うのも避けたほうが無難です。
素材 | ポリエステル |
---|
対応容量(最小) | 35L |
---|---|
対応容量(最大) | 35L |
重量(実測値) | 43.0g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
持ち運びやすさもいまひとつです。収納袋がついておらず、ザックへの取りつけは不可。30Lサイズに換算した際の重量は36gで、非常に軽量といえます。
一方、防水性は高く耐水圧は8,005mmを記録。少し強めの雨でも十分に耐えられそうです。雨があたる部分に縫い目はなく、縫製部分からの浸水の心配もないといえます。35L・45L・55~60Lの3サイズ展開で、ザックの大きさに合わせやすいのもメリットですが、フィット感や耐久性の面で懸念が残ります。本格的な登山には不向きです。
素材 | ナイロン |
---|
対応容量(最小) | S:15L/M:25L/L:35L/XL:50L/XXL:65L |
---|---|
対応容量(最大) | S:25L/M:35L/L:50L/XL:65L/XXL:90L |
重量(実測値) | 64.5g |
水抜き穴付き | |
リップストップ加工 |
良い
気になる
肝心の防水性もいまひとつ。耐水圧が1,999mmと低く、雨がやや強い日は生地から浸水するリスクがあります。水抜き穴がなく、中に溜まった水を排出できないのも難点です。
フィット感の検証では、開口部のゴムがきつく評価を落としました。また、開口部が真円でウエストベルトに干渉しやすいため、うまく取りつけられない可能性があります。一方、固定バックルが2か所に設けられているのはメリット。
素材 | ポリエステル、PU |
---|
mybestではベストなザックカバーを「雨をしっかり防ぎ、使用時・収納時ともにストレスがない商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のザックカバー13商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:防水性
検証②:ザックへのフィット感
検証③:耐久性の高さ
検証④:持ち運びやすさ
今回検証した商品
防水性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間の大雨でも浸水しにくいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
外部専門機関でJIS L 1092 B法(高圧法)で耐水圧を計測
試料はザックカバー本体から縫い目・接着・プリント部分を避けて切り出し確保
ザックにフィットする商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ザックに隙間なくフィットし、強風が吹いてもバタつかないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
耐久性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「多少雑に扱っても長持ちしやすく、まだまだ使い続けられる耐久性の商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
耐久性が高いシリコン加工のものを加点
明らかな縫製のミス・不具合があるものを減点
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「50Lのザックに使えるカバーでも手のひらサイズに収まり、携帯しやすい機能を有するもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
30Lのザックに適合するものを計測
大きなザックにも適合するものは、30Lジャストのサイズに補正して評価
収納袋の有無や、収納袋のフック等を加点評価
1位: モンベル|ジャストフィット パックカバー 35L|1128520
2位: ゴールドウイン|THE NORTH FACE|スタンダードレインカバー30L|NM92357
2位: ロストアロー|ULレインカバー|OS58023001
4位: GREGORY|レインカバー30-50
5位: カリマーインターナショナル|karrimor|raincover 25-40|501106
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他